普通の文庫本などに比べて、サイズの大きな大型本。図書館などでは縦が31㎝以上あるものを大型本と呼ぶことが多く、そこに分類されるものには「画集や写真集」「図鑑」「絵本」などがあります。今回は、そんな大型本をインテリアとして楽しんでいる実例をご紹介していきます。
本棚に収納しながらインテリアとして見せる
普通の本棚だと収納しにくい大型本ですが、本棚のタイプやサイズによって、もしくは本の並べ方によってはインテリアとして楽しみつつ、収納することができます。RoomClipユーザーさんの本棚を見せてもらいましょう。
絵本棚は大きさ関係なし!
表紙を見せながら収納できる段差のついた絵本棚は、天板がないため大きなサイズでも問題なく置くことができます。絵本以外の大型本でも、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。絵本の表紙はアート性が高いので、インテリアとしてもGOODですね。
見えやすく取り出しやすく
こちらの本棚は、仕切り板が斜めになっていることに注目!大型本は斜めに収納することで表紙が見えやすくなるため、飾るように収納できます。また、どこに何があるかが分かりやすく、取り出しやすさも抜群。自宅の本棚でも、ブックエンドなどで工夫して真似してみたくなるアイディアです。
横置きで無造作感を出す
海外の画集などの大型本は、タイトルが横向きに書かれているため、このように重ねて置いても絵になりますね。サイズなどもそろえずに無造作感を出すことで、味のある収納になっています。重ねる本を多くしすぎなければ、取り出しにくさもないですよ。
表紙を見せて壁面にディスプレイ
次に、大型本の表紙を見せてディスプレイしている実例をご紹介していきます。雑貨と一緒にディスプレイしていたり、ディスプレイそのものがアートだったり、見ていて楽しめますよ。
ウォールシェルフに並べる
ウォールシェルフに、ロバート・サブダの大型しかけ絵本を並べたこちらのユーザーさん。あえて開いて飾ることで、面白味がアップしていますね。下の棚に置かれた北欧の雑貨との相性もよく、ファンタジーな雰囲気のコーナーとなっています。
小さなイーゼルを使って
小さなイーゼルを使って、棚で本をディスプレイしている実例です。大型本も棚の一番上であれば、高さを気にすることなく飾ることができますね。イーゼルを使っているため、よりアートな印象が強くなっているのもポイント。余白を残した美しく見える並べ方も参考にしたいです。
雑貨とともに飾る
画集などをただ並べるだけでなく、本同士を重ねたり雑貨や植物を一緒に飾ったりすると、このとおり、よりインテリア性がアップしますね。季節によって入れ替えられているとのことで、このときは夏らしいブルー系の大型本がいくつも置かれています。爽やかで素敵です!
絵本の木は楽しさいっぱい
ユーザーさんのご主人が作ったという絵本の木。枝に雑貨や本を置けるようになっています。こちらも季節によってディスプレイを楽しんでいるとのことで、このときはハロウィンバージョン。お子さんの想像力を伸ばしてくれそうな、素敵なアイディアです。
台の上に置くだけで絵になる大型本
最後に、台の上にそのまま置いておくディスプレイ方法を見ていきましょう。インテリアとして絵になるだけでなく、重い大型本をわざわざ取り出すことなく、そのまま読むことができるというのもいいですね。
アートとともに
アートともにディスプレイされた写真集。こうして重ねて置いてあるだけでおしゃれですね。写真集や画集などは、ゲストを通すダイニングやリビングにこのように置いておくと、待たせている間の時間つぶしとして読んでもらったり、会話のきっかけにしたりと活用できますよ。
おすすめの本を並べる
ユーザーさんの家の中にあるという本の部屋。まるで図書室のようで、本好きにはたまらない空間です。そして、本棚の天板には「今月のおすすめ本」が並べられているのだそう。普段なかなか読もうと思わない図鑑なども、このように置かれていれば目を通す気になりますね。
飛び出す絵本をディスプレイ
上に向かって立体的に立ち上がるタイプの飛び出す絵本は、台の上に置いてお気に入りのページを開いておくだけで、センスのいいインテリア雑貨になります。気分によってページを変えれば、ちょっとした模様替え気分も楽しめますね。こちらもロバート・サブダのしかけ絵本。あざやかな色合いのお城の絵は、まさに芸術です。
ご自宅で、しまったままになっている大型本がもしあるようでしたら、これを機に棚から出してディスプレイしてみてはいかがでしょうか。知的な印象も与えてくれる本は、きっとインテリアのアクセントになってくれますよ。
RoomClipには、インテリア上級者が投稿した「画集 図鑑」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!