たくさんのアイテムで、いろんなお家をすっきりさせてきた、山善さんのおうちすっきりプロジェクト。今回は、整理収納アドバイザーの資格もお持ちの山善 大村さんが、一緒に「おうちすっきり」を考えて押入れやクローゼットの見直しを実施しました。
今回の記事では、実際に行った整理収納の様子やコツを、ステップごとにご紹介します。今、収納や片付けでお悩みの方も必見ですよ!
山善さんがご自宅を訪問して、整理収納アドバイス!
物が散らかっていて悩んでるけど、どうしていいかわからない……。そんなお困りごと解決の後押しをするため、「整理収納の仕方を知ってほしい!」という山善 大村さんの気持ちから立ち上がった、本企画。実際に、2人のユーザーさんのお悩み解決に向けて始動しました!
STEP1:ヒアリングと現状チェック
まずは、ご自宅訪問前に、お電話やwebアンケートでお悩みごとやライフスタイルについてじっくり伺いました。今回、訪問したユーザーさんはこのお二人です!
pomupomuさん
■ お悩み
押し入れに、どう収納したらいいかわからないというpomupomuさん。常日頃から押入れ収納グッズをチェックしているものの、どう使うのがベストなのか分からないのがお悩みだったそう。
「とにかく物を詰め込んでいる状態なので、置き場所をはっきりさせたい!見た目にもスッキリわかりやすくしたい!」とのこと。
sansankikiさん
今年どうにかしたい場所です。
山善・スッキリ収納に応募してサイズが合った収納用品にして使いやすくしたいです。
■ お悩み
約2畳ほどのウォークインクローゼットに、洋服、子どもの作品や取扱説明書などの書類、キャンプ用品、季節の家電や装飾など様々な種類のモノを収納していたsansankikiさん。
「引越し前の古い収納用品を見直して、デッドスペースをなくしたい」とのこと。
STEP2:モノを整理:全部出し&要・不要の見直し
次に、押し入れやクローゼットに収納しているモノをすべて出します!持っているものを改めて見つめ直して、必要なモノと不要なモノに分けていきます。
pomupomuさん
■ 収納していたモノ
・家族みんなが使う寝具
・子どものアイテム(工作材料・ぬいぐるみ)
・あまり使わないおもちゃ など
sansankikiさん
■ 収納していたモノ
・衣類
・アウトドア用品
・子どもの作品
・取扱説明書などの書類
・DIY木材
・季節の家電や装飾
・バッグ類
・思い出のアイテム など
「この時点で捨てるのに迷うモノは、急いで捨てなくても大丈夫です!そういうモノは、後で判断できるように、とりあえず入れておく仮のボックスをつくると便利ですよ。例えば半年間触らなかったら捨てる、と自分でルールをつくるとすっきり捨てやすくなります。
全出しする際には、収納空間の採寸を必ず行います。ついでにホコリやゴミも掃除もしちゃいましょう。」
STEP3:モノを仮置きする
要らないモノが減った状態で、まずはモノを仮置きします。
収納アイテムをいきなり買うのはNGです!残った必要なモノを、どこに置くと使いやすくなるか、使う人や使う頻度などをヒントに考えて配置していきましょう。新しい収納アイテムをまず買いそろえる前に、手持ちの道具や紙袋、段ボールなどで代用してみると、本当に新しいアイテムが必要かどうかより明確に分かるそうです。
『収納=モノを使いやすい状態にする』とイメージするのがコツだそうですよ!
pomupomuさんの押入れ(モノを仮置きした状態)
アイロンをここに置きたいという要望で、今までは置いてなかったアイロンを置くスペースも出来ました。
元々物は多くなかったのですが、それでも全部出してみるといらないものやここに必要ないものがたくさんありました。定期的な見直しと物の定位置を決めることが大事だとお話を聞きながら感じました。
sansankikiさんのクローゼット(モノを仮置きした状態)
STEP4:ぴったりの収納アイテムを選んで収納
ヒアリング内容、一緒に実施した整理と仮置き作業、採寸をもとに「新しい収納空間プラン」を大村さんが提案してくれました。
山善さんのアイテムで解決したり、既存のアイテムを活用したり、他のところで買ったりDIYしたり、みなさんのライフスタイルや予算に合わせた収納アイテムを選んでいきましょう。
pomupomuさんの収納プラン
テーマ:「子どもも使いやすい、すっきり押入れ」
・アイテムの色味を抑えて、すっきり感を出す
・毎日出し入れされる布団は、一番使いやすい中段に
・子どもも使うので、下段ゾーンに子どものアイテムを集約する
・高くて使いづらい上段に、オフシーズンのアイテムを集める
sansankikiさんの収納プラン
テーマ:「デッドスペース解消!私の服と趣味空間」
・まずは日常使うご夫婦の衣類をすっきり使いやすく
・大好きなDIYを楽しみやすい、専用ゾーン化
・重くてかさばるアウトドアグッズをストレスフリーに収納
・上棚を利用して、季節のアイテムをすっきり管理
STEP5:定点観測と見直し
収納までできて終わり、ではなく、これからがスタートです!
持ち物が変わったり、暮らしに変化が起こったり、なんか使いにくいかもと感じたり、変化していくものとして付き合っていくと良いですよ。
pomupomuさん
押入れ全体
とってもスッキリしたpomupomuさんの押し入れ。
子どもも手が届く下段は、左のインボックスにはおもちゃを、右のランドリーバスケットには子どものぬいぐるみを収納。インボックスには、キャスターをつけて取り出しやすくしています。
布団は山善さんにアドバイス頂き、大きなものから置くことで見た目にもスッキリとしました✨
山善さんの収納用品でまとめることで色も統一感が出て、開けてもスッキリな押入れに変化しました( ˊᵕˋ* )♩
押入れ中段〜上段
上段/枕棚は、手の届きにくいスペースなので使用頻度の少ない季節ものの寝具などを収納。中段は、毎日使用する寝具を崩れにくいようにしまう順番を整理されています。モノの場所や使用ルールを決めて、すっきりを保てるようになりました!
中段は毎日使うお布団をサイズを考え見た目にも綺麗に見えるように重ねていきました。
その隣の収納ケースにはアイロンセット・タオル・敷パットなどを収納。ケースの上の隙間にアイロン台を置きました。
■ 山善さんの収納アイテム
sansankikiさん
クローゼット手前・中段
使用頻度の高い衣類は、収納ボックスに収納してクローゼットの手前に配置。不透明タイプの収納ボックスなので、中身が見えないのもすっきりポイントですね!
統一がありスッキリです!
クローゼット奥・上段
たくさんあった物を、カテゴリごとにグルーピングして、ひとつひとつボックスに収納。すべてのボックスに、何が入っているかのラベルがついています。誰が見ても「どこに入っているか」がわかりやすいですね!
■ 山善さんの収納アイテム
「RoomClipは整理収納をキープしていくにも、とても相性の良いプラットホームです。『誰かと共有できるほどキレイにする』『誰かと共有できるから続けられる』そんな効果も、あるんじゃないでしょうか。」
これからも、「おうちすっきり!」のきっかけに
「一番大事なのは、皆さんが『どんな暮らしをしたい』『新しい収納ができたら、どんな効果があると嬉しい』などとイメージをされることです。
整理収納と言っているのは、整理をしてから収納、する方が長続きすると考えているからです。
いきなり収納アイテムは買わないでくださいね。失敗します。
まずは、お化粧ポーチの中、鞄の中、引き出しの中、どこか狭い範囲で試して実行してみてください!
これからも、『おうちすっきり』のきっかけとなれる取り組みを、RoomClipの中でいろいろ実施してまいります。楽しみにしていてくださいね!」