部屋の中でも大きな面積を占めることの多いラグ。頻繁に取り替えられるものではないので選ぶときは失敗のないようにしたいものですが、そもそもどうやって選んだら良いかわからないということはありませんか?そこで今回は、インテリアにぴったりのラグで理想のお部屋を実現させている実例を、スタイル別にご紹介します。
ラグ for ナチュラルスタイル
優しくあたたかな色合いのナチュラルスタイルは、住む人の年代を問わずに人気のスタイルです。幅広いテイストのものを合わせやすいのですが、それゆえどんなラグにしたら良いか決め手がなく迷ってしまうことも。まずはユーザーさんがどんなラグをどのようにコーディネートしているか、実例を見ていきましょう。
基本は床のトーンに合わせたスクエア型
床のトーンに合った明るいグレーのラグ。毛足が長くふわふわとしたデザインが、フレンチナチュラルな柔らかい印象のリビングにとてもよく似合っています。部屋の形に沿うスクエア型は部屋をすっきりとまとめて見せてくれるので、インテリアを引き締める効果も。
丸い形は可愛いイメージを作る
優しい色合いのアイボリーは、ナチュラルスタイルの定番カラー。丸いラグの曲線はインテリアに動きを与え、可愛らしいイメージを作ります。プフやブランケットについたポンポンなど、ラグ以外のインテリアにも丸い形を取り入れているので、部屋全体に統一感がありますね。
差し色に使うにはポイントを絞って
ラグをインテリアの差し色にする使い方もあります。アースカラーが多く使われるナチュラルスタイルには、空の色や木々の緑を連想させるような優しいブルーやグリーンが好相性。1つ前のpicと同じ円形のラグでも、よりカジュアルな印象が強まります。差し色なので、ソファ前のみなど敷く範囲を限定するのがベターです。
柄ものラグは色味を抑えて
床や家具の木材が同じトーンの色合いでまとめられている中で、コラベル柄のラグがパッと目を引きますね。柄もののラグはそれだけでインパクトがあるので、ナチュラルスタイルに合わせるにはこのように色味を抑えて。ローテーブル周りに敷くことで床座スペースができ、家族のくつろぎタイムにぴったりの場所が生まれます。
ラグ for モノトーンスタイル
色相が限定されたモノトーンスタイルでは、ラグの色も自ずと絞られてきます。ポイントはホワイト〜ブラックまでのそれぞれの色の分量と明暗のバランスです。色使いがシンプルなので、ラグの形を冒険してみるのも面白いですよ。
グレーをメインに明暗の駆け引きを
こちらはグレーをメインにしたモノトーンスタイルのお部屋です。ソファのグレーとラグのホワイトを中心に、部屋全体の明暗のバランスが見事。ベニワレン柄のラインがグレーなのでホワイトのラグが浮いた感じにならず、またそのラインがインテリアを引き締めてくれています。
ブラックのラインで洗練された印象に
同じモノトーンインテリアでも、ホワイトとブラックでメリハリをつけたスタイルではラグもテイストを合わせて。こちらのベニワレン風ラグは、ブラックのラインがとてもスタイリッシュです。クッションカバーやポスターフレームなどと合わせたライン使いで、洗練された印象のリビングを作り上げています。
デザインラグにも挑戦して
色味を抑えたモノトーンスタイルだからこそ、クセのあるデザインラグを使ったコーディネートも可能です。色合いは床のトーンに合わせると、形の面白さを存分に楽しむことができます。デザインラグがあるだけで、空間全体がまるでアートのように。
ラグ for ミックススタイル
1つのスタイルにとらわれず、複数のスタイルを融合させたミックススタイル。さまざまなテイストのものが混在するスタイルだから、主張の強いラグも取り入れやすくなります。自分の好き!をとことん表現するなら、ラグのデザインや触れた時のテクスチャにもこだわって。
鮮やかなラグを主役に
鮮やかな色のラグが目を引く、ミックススタイルのリビング。ブラウンを基調とした家具に明るい朱赤が映えます。柄にダークカラーが使われているのでメインの色が鮮やかでも浮いた感じがせず、他の家具にも馴染んでいますね。
カラフルラグはトーンを抑えて
色のトーンに気をつければ、カラフルなラグも取り入れやすくなります。こちらのラグはダークトーンの色合いがポイント。大きさもあり、赤や青、黄色などさまざまな色が使われていますが、他の家具より明るさを抑えているので、柄ものでも落ち着いて見えます。
抜群の存在感で、インテリアのまとめ役に
濃い色合いのボリュームラグは存在感抜群。個性の強いアフリカンなアイテムが点在するリビングも、その存在感で見事にまとめあげてくれます。長い毛足は素足で踏み込んだ時の感触の良さをイメージさせ、リラックステイストを演出するのにぴったりです。
気になるラグがあったら、ユーザーさんのpicを参考に、自宅に敷いたらどんな風になるか?をよくイメージしてみてください。店頭では実際に触って、素材感や肌触りなどもよく確かめて。お部屋のスタイルにぴったりのラグがあれば、表現したいイメージもバッチリ決まること間違いなしですよ。
RoomClipには、インテリア上級者が投稿した「ラグ」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!