「年を重ねても快適に。インダストリアル×古道具×家庭を味わう柔軟な住まい」 by Room118さん

「年を重ねても快適に。インダストリアル×古道具×家庭を味わう柔軟な住まい」 by Room118さん

RoomClipに登録された新しいユーザーさんの中から、毎回お一人をピックアップしてご紹介する本連載。今回は、インダストリアル&古道具で、個性あふれる趣を味わうインテリアづくりをされているRoom118さんと、そのお宅をご紹介していきます。随所にあるこだわりの数々が、一時たりともワクワクを忘れさせない、魅力があふれ出すお住まいを拝見していきましょう。

今回ご紹介するのはこの方です!

30代夫婦と3歳の娘、0歳の息子の4人家族です。 4LDK、専有面積92.84平米の築20年超えマンションを購入し、リノベーションしました。

いつまでも機能的に、家族と育つ暮らしの空間

内装×インテリアで織り成す豊かな味わい

北海道にご家族4人で暮らすRoom118さんのお住まいは、4LDKから2LDKへとリノベーションされた中古マンションです。玄関から、お掃除ロボットに連れられるように、無垢床の合わせの変化を眺めながら進んでいくと、明るく広々とした雰囲気のある空間にたどり着きます。モルタルやレンガといった無骨な質感と、趣のある古道具のコラボレーションで、飽きを感じさせない素敵なLDKです。ひとつひとつ個性と表情をもった古道具とメリハリのある質感が空間に変化と動きを与え、活気あるご家族の暮らしをより一層盛り上げていました。

インテリアの背景にあるのは、『シンプルにインダストリアルを意識した内装』と『古道具好き』というRoom118さんこだわりの収集品たちです。家づくりにあたってのこだわりと、これまで培ってきたこだわりが融合することで、他には決してない唯一無二の雰囲気と魅力あふれる、ミックステイストが生み出されています。

だからこそ、キッチンひとつとってもカッコいいの塊です。背面のウォールラックで存在感を放つ、鹿の角はまるでアートのようですね。こうして、日常に意外性を織り交ぜながら、サラッとカッコよく見せてしまう……それがRoom118さんのつくり出すインテリアの凄さかもしれません。

これまでとこれから、両方活かすセンスと間取り

リビングはテーブルを置かない、のびのびスタイルです。まだ小さなお子さんも、好きに遊びまわれそう。天井から吊るされたドライフラワーや窓際に並ぶ観葉植物、草花を室内でたくさん楽しまれているのも、瑞々しく活気ある暮らしを感じさせる大きなファクターです。また、観葉植物の下に注目すると、レトロなトランクたちを発見できます。これもきっと、Room118さんの収集品の一部に違いありません。インテリアの中に取り入れることで、宝物を活かし愛でる……オシャレで粋だなと感じます。

そして、Room118さん宅を語るうえでもうひとつ重要なのが、機能的な間取りです。例えば、仕切ることでリビングは将来的に『もうひと部屋』をつくることができる仕様。このひと部屋は、変化していくライフスタイルを見据え、4LDKから2LDKへリノベーションされた際、あえてつくらなかった夫婦の寝室になる予定だそうです。今は、小さなお子さんを含めご家族4人で寝室をひとつにし、少しずつお子さんの心と体の成長にゆだね部屋を分けていく……柔軟で家族みんなに優しい計画ですね。

日々に寄り添う、お気に入りのものたち

リビングとキッチンの間には、ワークスペースもあります。パンチングボードの壁も、チャコールグレーだと無骨でありつつもシック。アンティークなフレームはもちろん、デスク周りのハウスキープグッズまでもが、この壁を背景にすることでアートのような佇まいになります。

ちなみに、この壁の後ろ側には、Room118さんご家族の暮らしを支える、4.5畳程度の頼もしいファミリークローゼットがあるんです。充実の収納スペースは、『好き』を存分に散りばめたインテリアを楽しむ倉庫であり、魅せる空間から無駄をそぎ落とす強い味方ではないしょうか。

こちらは、ユーティリティの収納の一部です。薬品やコスメなど、水回りにはつきものな生活感たちも、レトロなブリキ缶の雰囲気を楽しみつつ、スッキリとまとめるとオシャレですね。こうして、Room118さんは出会ったお気に入りのものを、うまく日々に活かしています。

雑貨屋などで、ついひと目惚れするものの中には、見る人によって『それどう使うの?それどうするの?』という印象を与えるものもあるでしょう。でも、そんなものほど、『ほら!こう使えた!』という時の喜びもひとしお。インダストリアルと古道具を楽しむRoom118さんの暮らしづくりには、そうした喜びを感じるためのヒントも盛りだくさんです。ぜひ、快適で個性的なスタイリングと併せて、これからもチェックしてみてください。

Room118さん邸の間取り図

Room118さん宅は、2LDKの間取りです。将来的に、リビングの一部をカーテンで仕切ることで、3LDKとすることもできるのが特徴。ライフスタイルの変化に対応できる機能と、これからも増えるであろう古道具と相性の良いインダストリアルな内装、全体を通して柔軟に家族に寄り添い、共に育つお住まいとなっています。

Room118さんへの5つの質問

RoomClip mag編集部
RoomClip mag編集部

お部屋のインテリアテーマやこだわっていることを教えてください

Room118さん

内装はインダストリアルで、インテリアは和物の古道具が多いです。昔から、古道具屋や蚤の市に出向いては、何に使うかわからない雑貨を集めるのが好きです。その収集品たちをいかにうまく、生活の中に取り入れるかにこだわっています。

RoomClip mag編集部
RoomClip mag編集部

インテリア関連の好きなブランドやショップを教えてください

Room118さん

ベッドやテーブル、絨毯など大型のインテリアはほとんど、ニトリやIKEA、無印良品などで購入しています。雑貨に関しては、車で行ける範囲にいくつかお気に入りの古道具屋があり、そこで気に入ったものを買っています。

RoomClip mag編集部
RoomClip mag編集部

インテリア関連で最近買ってよかったものがあれば教えてください

Room118さん

Cutipolのカトラリーです。次世代住宅ポイントで交換しました。主に妻が喜んでいます。

RoomClip mag編集部
RoomClip mag編集部

インテリア以外でこだわっているモノやコトを教えてください

Room118さん

リノベーションをするにあたり『年齢を重ねても機能的に使える』ことを一番に考えた結果、夫婦の寝室は不要という判断になりました。今は、将来子供部屋になるであろう部屋で家族4人で寝ており、将来的にはその部屋を親が使う予定です。リビングを広めにとり、カーテンで仕切れば寝室をもうひとつ増やせるようになっているので、子供が『お父さんと寝るの嫌だ』と言いはじめたら、そこで寝る予定です。

RoomClip mag編集部
RoomClip mag編集部

RoomClipでやってみたいことや期待していることがあれば教えてください

Room118さん

この度はご覧いただきありがとうございます。リノベーション記録として残していただけだったので、このような記事にしていただきとても嬉しいです。今、まだ片付いていない子供部屋のデザインを考えているのですが、なかなかオシャレな部屋が思い浮かばないため、RoomClipの投稿を参考にしたいと思います。

Room118さんのお部屋ギャラリー

クリックすると大きいサイズでみることができます。


Room118さんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!

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