「大切なものたちが心地よく調和する、幸せなミックスインテリア」 by ayaさん

「大切なものたちが心地よく調和する、幸せなミックスインテリア」 by ayaさん

RoomClipに登録された新しいユーザーさんの中から、毎回お一人をピックアップしてご紹介する本連載。今回は、カフェのようにゆったりと寛げて、雑貨店のように目と心をワクワク満たしてくれるインテリアづくりをされているayaさんとそのお宅をご紹介していきます。

今回ご紹介するのはこの方です!

私と夫、小学生の息子に幼稚園児の娘の家族4人、築14年の戸建てに住んでいます。もともとインテリアや雑貨が大好きでしたが、子供が生まれてから10年ほどは、子育てに手一杯。インテリアを楽しむ余裕があまりなくなっていました。娘が幼稚園に入園し、やっと少し自由な時間ができたので、大好きなインテリアにまた向き合いたいなぁ……と思いRoomClipをはじめました。

宝物が映える空間を目指して

ヴィンテージ&ミックステイストを楽しむ1階

埼玉県にご家族4人で暮らすayaさん宅は、2LDKの2階建てです。玄関扉を開くとまず、そっとグリーンと雑貨で飾った清潔感のある空間が迎えてくれます。そのまま奥へお邪魔していくと、開放的で落ち着いたLDKが待っていました。シンプルでありつつも、白と濃い木目のコントラストでメリハリを利かせた内装、そこに散りばめられたヴィンテージともモダンともとれる個性豊かな家具たちがしっかりと目と心をとらえて離しません。カラーバランスやレイアウト、あらゆる面での力加減が絶妙なインテリアコーディネートにayaさんのセンスの高さを感じます。

色々なテイストが好きだとayaさんは語ります。だから、あえてインテリアづくりの方向性は絞らず気の向くまま、でも集めてきた『宝物』と呼べるものたちがお互いに輝きを高め合う調和を大切にコーディネートをされているそうです。それは、自分らしさを楽しむ究極のミックスインテリアの在り方かもしれません。そして、そんなインテリアづくりなら、試行錯誤したり何かを手づくりしたりする時間も楽しいものではないでしょうか。ayaさんも、つくる経過が大好きだと話してくれました。ちなみにこちらの写真のソファを飾る素敵なクッション、手づくりです。はかなくなったデニムをリメイクし、色合わせをしながら初めてのパッチワークに挑まれたのだそう。初作品とは思えない完成度の高さ……、『好きこそものの上手なれ』とはまさにこのことですね。

充実した眺めの中で作業ができるキッチン

宝物が映えるインテリア全体を眺めながら家事ができるキッチンは、ayaさんイチオシのスポットです。カウンターから中を拝見しようと踏み込むと、リビング側からは見えなかったこちらのコーナーに視線を奪われます。そこは、カラフルな『お茶コーナー』でした。お気に入りのティーセットやカップ、お湯を常備する猫型のポット、何を飲もうかな♪どれを使おうかな……迷う時間はほんの一瞬かもしれません、でもその一瞬が毎日の小さな幸せの種になるような気がしました。

そして、キッチンだけでなくLDK全体のアイキャッチにもなっている気になる存在が、背面を占めるヴィンテージのユニットシェルフ。ひとめ惚れして『買わなければ一生後悔する!』と手に入れたそうなのですが、リビングに置くことを想定してデザインされたものらしく、背面収納としては少し頼りないのだとか。ただ、家具そのものへの愛着と並べるアイテムへの愛着を前にすれば、小さな不便もまた個性と愛せるのではないでしょうか。

キッチンまわりの収納は、奥にある1畳ほどのパントリーがきちんとカバーしてくれているので安心です。たくさんの調理家電やゴミ箱など、不可欠だけれど生活感が隠し切れないあれこれを包みこんでくれるこの場所は、整ったLDKの縁の下の力持ち。見せたいもの、見せる角度、オフするもの……ayaさんのコーディネートのバランスも絶妙ですが、間取りを活かした見せ方も巧みでした。

ニュートラルに大人可愛いを表現する2階

ayaさん、1階はビンテージ&ミックステイストでつくり込まれていますが、ダイニング後ろの階段をのぼった2階では、また異なる雰囲気に引き込んでくれます。2階インテリアでイメージされているのは『クリーン&ニュートラルな大人可愛さ』。オフホワイトを基調とした内装に、優しい木目、アクセントには甘さを抑えめにしてくれるライトグレーが選ばれています。

主寝室では、R下がりの開口が幾重かになっているのが印象的です。向こうに見えるカーテンの先はウォークインクローゼット、真ん中にベッドスペース、手前には読書スペースと、R下がりをくぐるたびに世界が切り替わります。

ayaさんは『インテリアを楽しめているのは、好きにさせてくれる家族あってのこと』と話してくれました。だから、家族が暮らしやすい収納づくりも大事にされています。イメージ通りのインテリアにはめ込みつつ、複雑化させないように使いやすく!と。ayaさんのインテリアが魅力的なのは、コーディネートの巧みさだけでなく、自然とお互いを思いやる素敵なご家族の暮らす家ならではの温もりもあるからなんですね。ぜひ、家族の笑顔やコツコツ集めたお気に入り、そんなたくさんの宝物のひとつひとつを輝かせるayaさんの暮らしづくり、これからも参考にしてみてください。

ayaさん邸の間取り図

ayaさん宅は2階建て2LDKの間取りです。1階と2階でインテリアのスタイルを大きく切り替えているのが特徴。キッチンや水回りなど、細かい部分もエリアが変わるごとに少しずつ違うテイストを楽しませてくれます。

ayaさんへの5つの質問

RoomClip mag編集部
RoomClip mag編集部

お部屋のインテリアテーマやこだわっていることを教えてください

ayaさん

テーマは特にないのですが、しいて言うなら『インテリアを楽しむ』でしょうか。数は多くないですが、コツコツと集めてきたお気に入りの家具や雑貨が宝物です。その宝物たちが仲良く調和し、互いに引き立て合えるような空間にしていくのが理想です。具体的にはテイスト・素材感・色・古いものと新しいもの・クラフト感のあるものと工業的なものなどの分量やバランスに注意しています。……といってもまだまだ理想には程遠く、試行錯誤中。

また、私はインテリアをつくる過程が特に好きなので、家を建てる際は部屋の内装は敢えてつくり込まず、できるだけシンプルに色も白で統一しました。ほぼほぼ真っ白で何もない箱のような状態のからスタートし、お気に入りを少しずつ増やし、レイアウトやディスプレイを変えたり、時にはDIYしたりしながら家づくりを楽しんでいます。他の家族がインテリアに興味がないのを良いことにやりたい放題な私ですが『家族の暮らしやすさも大切に!』と肝に銘じて収納スペースをより使いやすく改善すべく奮闘中です。

RoomClip mag編集部
RoomClip mag編集部

インテリア関連の好きなブランドやショップを教えてください

ayaさん

ネットでよくチェックするのはnonsenseやantenna、北欧、暮らしの道具店など。ヴィンテージ家具屋さんのfusion Interiorsも大好きです。実際によく足を運ぶのはACTUSやarenotです。最近は家の近くのアフリカ雑貨屋さんのマンゴロベも気に入っています。今年はコロナ渦のため行けてませんが、ハンドメイドマーケットでのお買い物も大好きです。

RoomClip mag編集部
RoomClip mag編集部

インテリア関連で最近買ってよかったものがあれば教えてください

ayaさん

北欧、暮らしの道具店オリジナルのブランケットです。可愛いし、ふんわり軽くてアクリル100%なので汚れても自宅で洗える気軽さが気に入っています。

RoomClip mag編集部
RoomClip mag編集部

インテリア以外でこだわっているモノやコトを教えてください

ayaさん

家族みんなでいただく週末のおやつタイムを大切にしています。最近はフラペチーノ風のドリンクにはまっています。コロナ禍の前はよくスターバックスを利用していましたが、今はフレーバーシロップを何種類か揃え、氷や生クリーム、フルーツやコーヒーを組み合わせながら自宅で色々つくっています。 特に家族に好評なのは、コーヒー+ホワイトモカシロップ+ホイップクリーム+キャラメルソースの組み合わせと、バナナ+バニラシロップ+ホイップクリーム+メープルシロップの組み合わせ。かなりの高カロリードリンクなので、週末限定のお楽しみです。

RoomClip mag編集部
RoomClip mag編集部

RoomClipでやってみたいことや期待していることがあれば教えてください

ayaさん

RoomClipをはじめてから毎日、皆様の素敵なインテリアや暮らしの工夫、様々な感性に触れてたくさんの刺激をもらっています。コメントを通じての交流もとても楽しく、励みになっています。住みはじめて14年の我が家ですが、まだまだ手付かずのコーナーがたくさんあります。というかそんなコーナーだらけです。これからもっともっと部屋づくり・庭づくりを楽しんでいこうと張り切っています。今後も引き続きお世話になります。よろしくお願いします。

ayaさんのお部屋ギャラリー

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ayaさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!

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