現代では、着る機会が減りつつある着物。ご自宅の箪笥に眠ったままということもあるのではないでしょうか。今回は、そんな着物をリメイクすることで生活の中で楽しんでいらっしゃるユーザーさんたちの実例をご紹介したいと思います。その美しい柄をどのように活用されているのか、見ていきましょう。
インテリア雑貨として
最初に、着物を使ってインテリア雑貨を作られているユーザーさんたちの実例を見ていきましょう。着物の一部を、思い出として残したいときなどにおすすめの方法ですよ。
上品なファブリックパネルに
こちらの実例では、着物と帯締めを使ってファブリックパネルを作られています。上品な色合いと柄が、和の空間にぴったりのインテリア雑貨となっていますね。ダイソーの発泡スチロールに両面テープで貼られているだけとのことで、すぐにでも真似したくなってしまうアイディアです。
壁のアクセントになる刺繡枠
着物に染みなどが目立つときには、このようにキレイな部分だけを切り抜いて飾るというのも一つの手です。刺繍枠を使ったことでナチュラル感がアップし、幅広いインテリアスタイルに合わせやすそうな壁飾りとなっていますね。柄の配置が絶妙で、ユーザーさんのセンスに感心させられてしまいます。
着物柄のぬいぐるみ
こちらのユーザーさんは、娘さんのお着物を使って可愛らしいうさぎのぬいぐるみを作られました。水仙や毬といった春らしいディスプレイに着物の柄がマッチして、より明るい雰囲気が生まれているのが素敵ですね。うさぎのぬいぐるみが、グルーガンだけを使って作られているというのにも驚かされます。
日々の生活にさりげなく
次に、着物をリメイクして生活の中にさりげなく取り入れられている実例をご紹介したいと思います。日々の暮らしをより丁寧に送りたくなる、そんな着物の使い方は必見です。
存在感抜群のクッションに
アンティークの着物を使ってクッションを作られたユーザーさん。その豪華な色柄によって、お部屋がぱっと華やぐような、存在感抜群のクッションとなっていますね。ソファがシンプルだからこそ、よりクッションが映えているのもGOODです。
和に合うクロスとして
桐ダンスを飾り棚として使用されている実例です。その棚の天板に、クロス代わりに敷かれているのが、お着物なのだそう。落ち着きある深い緑は、和の空間にぴったりで、棚の上の器をより引き立ててくれていますね。着物は、テーブルセンターなどにリメイクして使うのもおすすめです。
エレガントな暖簾に
古い夏用の着物で作られたという暖簾は、とても涼やか。白と黒という組み合わせの着物はモダンで、こちらの実例のように洋風のドアと組み合わせてもおしゃれです。現代のインテリアの中にあえて和の要素を取り入れると、より深みのある趣のある空間を作ることができますよ。
着物をインテリアのメインに
最後に、着物がインテリアのメインとなるような使い方をされている実例をピックアップしてみました。お部屋の印象をがらりと変えてくれるリメイクアイディア、見ていきましょう。
椅子の生地として
IKEAのダイニングチェアを着物生地でリメイクされた実例です。そのアンティーク感のある見た目は、ユーザーさんのこだわりが感じられる雑貨などが飾られたインテリアにベストマッチ。ベルベッドを合わせたことで、無国籍な魅力が生まれているのにも注目です。
エレガントなパーテーション
着物をリメイクされて作られたというパーテーションは、そのエレガントさにうっとりとしてしまいますね。伝統的な繊細なデザインが空間を格上げしてくれること間違いなしです。また、柄が全面に入っていないため派手すぎず、家のさまざまな場所で活躍させられそうなのも◎です。
ふすまに着物と帯を
ふすまの張り替えに着物と帯を活用されたユーザーさん。壁紙とは一味違う、重厚感のある印象は着物を使っているからこそですね。実際に着るときのように、着物と帯の組み合わせを考えながらリメイクするというのも楽しそうです。
着物の柄を活かして
せっかく持っている着物をインテリアに活用したい、でも切ったりするのはもったいない……そんな方は、こちらのユーザーさんのように、着物をカラーコピーしてインテリアに取り入れてみてはいかがでしょうか。いくつもの着物の柄を合わせた障子はとにかく美しく、圧倒されるような魅力がありますね。
着物は、そのリメイク方法によって現代のインテリアにもマッチさせることが十分に可能です。ぜひ、伝統的な美を生活に取り入れて、より洗練されたお部屋の中で毎日を送ってみてはいかがでしょうか。
RoomClipには、ユーザーさんが投稿した「着物 リメイク」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!