RoomClipユーザーの素敵なキッチンを紹介する「憧れのキッチン」連載。
今回はお話をお伺いしたのは、西海岸のサーファーズハウスを思わせる、味わいと遊び心たっぷりのインテリアづくりをされているperoさんです。キッチンづくりのこだわりや工夫の数々を教えていただきました。
大人がワクワク遊べる、西海岸風スタイル
peroさん宅は、青空に良く映える白い外観と鮮やかなヤシの木のグリーン、そこが日本であることを一瞬で忘れさせてくれます。インテリアもそんなトキメク非日常感を裏切らない、遊びの利いた西海岸風スタイル。木の質感と擦れた風合いのカラフルで醸し出されたヴィンテージ感が、大人にも残るやんちゃな心をくすぐります。キッチンもまた、そんな素敵な空間のなかに違和感なく溶け込んでしました。まずは、こうあるための工夫など、キッチン完成までのストーリーを教えてください。
「我が家はカリフォルニア西海岸をイメージしています。そのため、キッチンも家の雰囲気やスタイルに合うように手掛けました。家を建てる前から、ヴィンテージ感があって、爽やかで、ヤシの木や西海岸風の雑貨がよく似合うキッチンに憧れていたんです。それを叶えながら、大人がワクワク遊べる空間をコンセプトにしています。」
全体の気配を感じ取れる、住まいの中心
なるほど、全体との調和を大切にスタイリングされているんですね。間取り図を拝見すると、キッチンはフロアのあらゆる空間と動線や視界で繋がる場所であることが分かります。まさに住まいの中心地点。その場所がインテリアとしても浮足立たずしっかりと芯を通しているから、peroさん宅には遊び心や個性があふれているけれど、心地良い落ち着きも携えています。
ここからはそうした絶妙なスタイリングセンスに迫りつつ、毎日を輝かせるワクワクの源を探っていきましょう。『スッキリ使えるキッチンに必要なものを知りたい、派手すぎず個性ある空間づくりをしたい』と考える方にも役立つヒントもたくさん登場します♪
キーワード1 ふんだんに使った木材が醸し出すヴィンテージ感
「我が家のキッチンの大きな特徴は、木材をたくさん使用しているところだと思います。天井はレッドシダー、カウンターはホワイトに塗装した古材、ダイニングテーブルは同じく古材をカラフルに塗装したものです。全体としてヴィンテージ感にこだわりました。そして、ヤシの木を合わせることで、より爽やかさを演出しています。このキッチンに立つと、今でもワクワクが止まりません。」
キーワード2 心地良いゆとりとスッキリ感のある、充実した空間使い
「作業スペースを広くとったことで料理の際、動きにも心にも『ゆとり』ができました。自然と作業が楽しくなります。収納スペースの充実も両立できたので、キッチンをスッキリ保ちやすいのも嬉しいところ。パントリーのルーバー扉は特に気に入っているポイントです。」
キーワード3 全体と繋がるからこそ、大切にした調和
「キッチンに立つと、リビングや階段まで全てが一望できる間取りになっています。だからこそスタイリングではキッチンだけが浮かないよう、ものの配置や家全体の雰囲気との調和を大切に考えています。」
キッチンをもっと素敵にするためのアドバイスがあれば教えてください
「キッチンに自分らしさを出すには、家の外観やイメージした家の雰囲気に合わせていく工夫も大切だと感じています。キッチンだけにとらわれず、全体の中のひとつであることを踏まえておくと、家のコンセプトやスタイルとブレない素敵なカタチをイメージしやすいのではないでしょうか。」
まとめ: 止まらないワクワク=雰囲気×機能美
どんなに長く、毎日繰り返し使っても『ワクワクが止まらない』、素敵です。使うほどに味を増すヴィンテージ感はきっと飽きを覚えさせません。つながりの良い動線とゆとりある動作性は、ストレスレスです。そして、理想の雰囲気を無理なく保てる充実の収納で押さえた機能美……peroさんのキッチンは、このようにあらゆる角度から『心地よさ』を支えているから遊びを楽しむ余裕があります。嬉しいこと楽しいこと、気持ちのいいことがずっとループしていくんですね。
キッチンは暮らしに不可欠な場所です。だからこそ、そこでワクワクできたらきっと毎日がうんと活き活き輝きます。自然と暮らし全体も活気づくのではないでしょうか?ぜひ、今回教えていただいたアイデアやアドバイスを参考に、そんな暮らしの基地になるようなキッチンづくりを目指してみてください。
peroさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!