「自然体×ナチュラル、ありのままでいることを大切にしたキッチン」 by reeさん

「自然体×ナチュラル、ありのままでいることを大切にしたキッチン」 by reeさん

RoomClipユーザーの素敵なキッチンを紹介する「憧れのキッチン」連載。

今回ご紹介するのは、さくっと歯切れのいいナチュラルなスタイリングをされているreeさん宅のキッチンです。特別じゃない、普段を心地良く整える工夫やこだわりに迫ります。

2児の子育てと仕事の両立を目指して、暮らしを日々見直しています。掃除も料理も大して得意ではないのですが、RoomClipを参考にさせていただくようになってから、少しずつできることが増えてきました。

その瞬間の自分に正直でいいキッチン

reeさん宅のキッチンは木のぬくもりとヘリンボーンのアクセントクロスで魅せる、明るくシンプルな空間です。そこには日々、ご家族が過ごす気配を確かに感じることができます。そしてその気配からは、バランスの良い暮らしぶりも垣間見えてくるよう。インテリア性だけにこだわらず機能性も大切にしている雰囲気、好きなものや好きなテイストを適度に取り入れている様子、なにより自然体であることがその理由かもしれません。そこでまずは、その予感を確かめるべくキッチンづくりで大切にしていることやこだわりをお伺いしてみました。

reeさん

「正直申しますと料理もそんなに得意ではないし、参考になるか不安なキッチンです。私は『自分に正直なキッチンでいい』という思いを忘れないようにしています。ある時は花であふれかえり、ある時はすっきり。余裕のない時は散らかりっぱなしで、思い立ったら納得のゆくまで掃除して、気が向いたら収納を整理する。『ありのままでいいや!』と半ば開き直って、自分の気持ちにぴったりはまった時に写真を撮って記録しています。」

今の自分を映す場所

正直でいい、ありのままでいい、素敵な考え方だなと感じます。情報の多い昨今、憧れが独り歩きして自分のキャパを超えてしまうことだってあるのではないでしょうか?でも、そこではたと『それはどうなの』と立ち止まるのは少しだけ勇気もいります。だから、立ち止まり自分と向き合った先を見せてくれるreeさんのキッチンは素敵です。

そんなキッチンは、間取り図を拝見すると非常に見通しが良いことも分かります。リビングから、ダイニングから、よく見えるオープンな対面スタイル。そこに、気分の浮き沈みも今の好みも全て映し出されたなら……家族にも自然と伝わり言葉にせずともいいコミュニケーションがとれるかもしれません。ここからは3つのキーワードをもとに、さらに詳しくreeさんのキッチンづくりの魅力を紐解きます。

キーワード1 料理初心者でも使いやすい、掃除が楽なシステムキッチン

reeさん

「料理は初心者だし、子どももまだ小さいので『どうしたらよいかわからない』と、家を建てる際にキッチンについて担当さんに相談しました。そこで勧めてもらったのが、トクラスのシステムキッチンです。掃除しやすいつくりを活かせるように、できるだけ物を置かないようにして使っています。出入りのしやすさを考えて、大人ふたりが余裕で通れる通路幅にしてもらいました。家族で立っても窮屈さがなくて、心地よく使えています。」

キーワード2 枠にはまらず、好きなものしたいことに素直でいる

reeさん

「お花や観葉植物、庭の植物を飾ったり、料理の時は外すお気に入りのリングをちょっと見えるように飾ったり、その時その時の気分に正直なアレンジをしています。よく使う道具を思い切って好みに寄せたり、すぐ飽きてしまっても『続かなかった』なんて悔やまず『ブームが過ぎただけ!』と前向きに捉えたり……次はどうしようかと楽しむようにしています。」

キーワード3 虹も見つかる、ステンドグラス風の窓

reeさん

「一箇所だけある窓に、ステンドグラス風のシートを貼り付けました。日によって、また時間帯によって、様々な光を楽しめます。子どもたちも『虹、見つけた!』と喜びます。」

キッチンをもっと素敵にするためのアドバイスがあれば教えてください

reeさん

「なんかしっくりこないなあ……と悩みながら、かつて皆さんの投稿をたくさん眺めました。もちろん今でも参考にさせてもらってます。ただ最近は、まとまらなくたって、自信がなくたって、自分や誰かにとっての素敵が詰まったキッチンなんだと思えるようになりました。私はお料理が苦手なので調理場らしいフォトは全然ありません。でも、それで良いと思ってる人もいるんだと、私の日々を見て安心してもらえたら幸いです。」

まとめ: できる時できること、したい時したいことを

reeさんのお話を伺うと、改めてキッチンづくりに正解はないと確信します。料理が好きな人、苦手な人、お菓子づくりは好きだけど食事づくりはそうでもない人。たまにしかつくらないけどものすごくこだわる人もいれば、これから自炊をはじめようと思い立った人……好みや癖だけでなくそれぞれの事情によってもベストなカタチは変わるから。

そして、ベストなカタチを見つけてそれを持続させるには『自分の今に正直』であること、自由さを見失わないことがとても大切なんだとも今回気が付きました。片づけたい、そう感じた時が片づけ時です。飾りたい、そう感じた時が飾り時で、作りたいと思った時が料理のし時……reeさんのように素直でいることを忘れなければ、きっとそのタイミングも逃しません。ぜひ、教えていただいた考え方やこだわりを、のびのびと暮らしを楽しめるキッチンをつくっていく参考にしてみてください。


reeさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!

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