

RoomClipユーザーの素敵なキッチンを紹介する「憧れのキッチン」連載。
今回は、晴れ晴れと穏やかなナチュラルスタイルで暮らしを彩るpi-popaさんに、キッチンづくりのこだわりや工夫をお伺いしました。
心と体が自然と向く、癒しの場
pi-popaさん宅のキッチンは、絵になるナチュラルな空間です。家具も家電も、道具や小物も、なんだか全てがお互いの良さを高め合っているようで、相性抜群。バランスが良いってこういうことだなと感じます。では、どうすればキッチンをそんなバランスの良い空間にしていけるのでしょう……。まずは、その辺りのベースとなるpi-popaさんなりのキッチンへのこだわりや大切にしていることを教えていただきました。

「好きなものに囲まれた、毎日の料理が楽しくなる空間を目指しました。子どもが4人いるため、日々の生活は追われがちです。そんな中で、キッチンは私の癒しの場。理由がなくても行きたくなる……そんな空間にしています。お昼の陽が当たってるとき、夜のライトを点けたとき、それぞれで違った雰囲気になるのも好きなところ。ダイニングから見えるこの景色もお気に入りです。」
いろんな角度から楽しめる、オープンな対面スタイル

素敵な思いが詰まった空間なんですね♪そんな場所は、間取り図を拝見すれば様々な角度から眺められる場所であることにも気が付きます。玄関から入ってすぐ、リビングでくつろぎながら、ダイニングで食卓を囲みながら……きっとどこから見ても、いつだって良いところが見つかるのではないでしょうか?だからこそ、自然と体も心も向いてしまうのかもしれません。まさしく、癒しの場です。
そしてここからはさらに詳しく、pi-popaさんにとってのとっておきポイントをご紹介いただきました。こだわりであり、工夫であり、理想や憧れの表れでもある見どころたちです。さっそくチェックしていきましょう!
キーワード1 理想通りの色に出会えた壁紙



「我が家は建売です。そのため、もともとは何もないシンプルな空間でした。入居してすぐに張り替えた、グレーに白が混ざった織物調の壁紙は、色味が理想通りでとても気に入っているもののひとつです。」
キーワード2 キッチンの顔とも呼べる、こだわりのカップボード



「希望のサイズ、形を伝えて一からつくっていただいたカップボードです。(大工さんの義弟さんがつくってくれました。)シンプルなキッチンを激変させてくれたこちらは、キッチンの中でも一番のお気に入りです。あまり物を持ち過ぎないように心がけていることもあって、全てをカップボードとキッチン収納に収められています。
カップボードの右端はスライドレールになっていて、保育園、幼稚園の毎日の準備品を置いてます。ながら作業で、自分たちで支度する子どもたちを見守れる位置にあるので重宝しています。ちなみに飾り棚はDIYしました。」
キーワード3 まとまりを増した全体のバランス



「実は、最近キッチンの腰壁を白からグレーに張り替えたんです。それにより、キッチン全体にまとまりが出たように思います。リビング側から見るキッチンの佇まいも、より好みになりました。」
キッチンをもっと素敵にするためのアドバイスがあれば教えてください


「お部屋の数だけインテリアに違いがあるように、自分のプライベート空間を自分の好きで溢れさせて、癒しの場にしていけたらいいなと思います。とは言え、家族で暮らしていると、家族の意見や好みを取り入れたり、譲り合ったりも大切ですよね。家族みんなが居心地のいい空間にしていけたら……そう思って私も家族に相談しながらお部屋づくりを楽しんでいます。」
まとめ: 心地良い、柔軟に表情を変える色

pi-popaさんのキッチンづくりは、アイデアとこだわりがいっぱいでしたね♪中でも、昼と夜の表情の変化は絶妙。これを叶えているのは照明のあるなしはもちろんですが、恐らくグレーのニュアンスです。明るいときにはその明るさに従い爽やかに、日が暮れるにつれて少しずつトーンを落ち着かせ深くシックに移ろっていることが写真からも伝わってきます。
そして、家族の暮らしに対してもきちんと柔軟であるのがpi-popaさんのキッチンの素敵なところ。朝の支度や片付けをしながら、お子さんたちの様子を見守れるカタチ……最高です。キッチンの後ろには浴室や洗濯室がある動線も魅力的。きっと、いってきます、ただいま、おかえり、日々の活気が自然と集まります。ぜひ、今回お伺いしたキッチンづくりのアイデアやアドバイスを、心地良く瑞々しい毎日を目指すヒントにしてみてください。
pi-popaさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!