本当に必要なものだけを持ち、空間に余裕がある心地いい暮らしを実践するミニマリスト。いつも整ったお部屋作りには、収納にも工夫がつまっていました。そこで今回は、ミニマリストさんのお部屋で見つけた収納のコツをご紹介します。収納グッズの使い方や収納棚の取り入れ方、収納のルールなどをチェックしたいと思います。
収納グッズを見直す
ミニマルな収納を実践するためには、収納グッズの見直しが大切です。必要なものをスマートに収納するためには、サイズや見た目のフィットさが重要になりそうです。また、シンプルで機能的なグッズを取り入れれば、使い勝手も格上げされますよ。
シンプルでかさばらないハンガー
衣類と衣類の間に余裕があり、管理しやすそうなayaさんの衣類収納。必要なアイテムを厳選するのはもちろんですが、ハンガー選びも気を付けたいポイントです。ayaさんが選んだのは、無印良品のアルミハンガーです。シンプルでかさばらないので、見た目もすっきりします。幅をとらない分、空間にも余白がうまれますね。
かさばるものはEVAケースにまとめる
個包装の調味料や食材など、かさばって迷子になりがちな小物を、無印良品のEVAケースで収納している2catsさん。クリアな素材なので中身が見えて、どこに何があるか一目瞭然です。うすい収納アイテムなので、隙間などに保管できるのも便利ですよね。食べ忘れて賞味期限が切れてしまうというロスも防げそうです。
紙類は便利なクリアホルダーで保管
紙類はなるべく減らしたいものの1つですが、どうしても手元に残さなければならない書類などもありますよね。そこでTommycoさんは、B5サイズのクリアホルダーでコンパクトにまとめていました。開くとA4サイズになるので、見やすさも確保されるんだとか。そろえて使えばコンパクトにまとめることができます。
物を減らしたら収納アイテムも見直し
joker27さんは、洗面台下の収納のコツを教えてくださいました。使い切る断捨離を実践して、物を少なく保っているそうです。そして、物が少なくなったところで、収納の見直しもしたんだとか。物が収まる量だけのケースを使って、余白をキープされていましたよ。テイストを合わせていて、見た目もすっきりです。
収納量をコントロール
ミニマリストの皆さんに共通していることは、「収納の余裕」です。収納スペースに対して、100%で物を入れないので、出し入れしやすく、欲しいものがすぐに手にとれます。持つべきものを見直して、余裕を持たせることを意識することで、快適な収納がかないます。
余裕があってもそれ以上ふやさない
リモコン置き場として、テレビ台の引き出しを活用しているno94さん。たくさん収納したくなるスペースですが、入れているのはリモコン2つのみ。重ならず埋もれないこのミニマルさがポイントになりそうです。普段使う機会が多いものこそ、このような余白のある収納で快適さをアップしたいですね。
スペースを決めて上限をもたせる
Kaoさんは、文房具の収納アイデアを紹介してくださいました。引き出しの中に仕切りを作り、ラベリングをして、個別で指定席を作るようにしているんだとか。家族がいると極限まで減らすのは難しいというKaoさん。しかし、このように専用スペースを作っておけば、ここに入るだけに抑えることができるそうです。
「収納ボックスを使わない」をルールに
取捨選択したキッチンツールのみを収納しているmujitanさん。引き出したときに、どこに何があるかを一瞬で見渡せる収納を実践されていました。収納ボックスを使わなくても収納できるくらい、物を減らしているからこそ余裕が持てているんだそうですよ。出し入れがしやすいと、家事もミニマルで快適になりそうです。
収納家具のバランスを保つ
最後は、お部屋の中でも存在感が出てしまいがちな、収納家具の取り入れ方をご紹介します。収納家具があるとつい物も増えてしまいがちですが、必要な場所には使い、必要以上に設置しないというバランスが大事になりそうです。収納家具を使う場合は、サイズやデザインなどにこだわって選びたいですね。
シンデレラフィットを目安に
asokosamaさんのクローゼットは、出ているものが少なくミニマルさが際立ちます。これは、スペースにぴったり収まった衣装ケースの存在も大きいですよね。収納スペースとして容量を持たせつつもフィット感があるので、空いたスペースのすっきり感が際立ちます。見せたくないものをしっかり隠せるのも効果的です。
見た目を統一してあえて棚を設置する方法も
ミニマルなお部屋を作るためには、収納家具は少なくするというイメージがありますよね。でも、暮らしやすさがアップするなら、ポイント的に使うことも大切です。chamihomeさんのようにお部屋のイメージに合う色味とサイズをチョイスすれば、違和感なく収まります。家族構成や環境に合わせて都度見直すのも大切です。
大きな収納棚は最小限に保つ
Tomoさんのキッチンでは、収納スペースを最小限に抑えて、物理的に物が増えない工夫を実践されていました。吊戸棚やパントリーは持たず、収納はカップボードのみに限定しているんだとか。ここに収まるだけの物で暮らす意識を持てるので、増えすぎず解放感のあるキッチンがキープできそうですね。
本当に必要なものを最適な方法で収納するというルールが身に付くと、自然に物が増えずに心地いい暮らしができそうです。物の見直しをしたら、ぜひ収納の仕方にも注目して、管理しやすい環境を整えてみてはいかがでしょうか。
RoomClipには、ユーザーさんが投稿した「ミニマリスト 収納」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!