「海外×男前×カフェ風、解像度高く理想を叶えるキッチンづくり」 by m.ietokurashiさん

「海外×男前×カフェ風、解像度高く理想を叶えるキッチンづくり」 by m.ietokurashiさん

RoomClipユーザーの素敵なキッチンを紹介する「憧れのキッチン」連載。

今回は、洒落た大人の遊びを利かせた男前なインテリアづくりをされているm.ietokurashiさんのこだわりが詰まった、海外×カフェ風キッチンをご紹介します。デザインやコーディネートの工夫やアイデアを、たっぷりとお伺いすることができました♪

築5年の平屋に、夫と娘と3人で暮らしています。男前なインテリアが昔から好きで、家を建てるときは『こうしたい!』というこだわりが強かったです。運良く素敵な工務店さんに出会え、初めて家に入ったとき自然と『うわぁ!』と声に出して感動したのを今も覚えています。ものはなるべく持たずに、シンプルに過ごしやすく、それでいておしゃれな空間にしていけるよう心がけています。

ブルックリン風で男前なカフェ空間

さっそく拝見させていただいたm.ietokurashiさん宅のダイニング&キッチンは『かっこいい……』この一言に尽きる、完成度の高い男前な空間です。カジュアルなカフェ感や、表情豊かな木の質感が、男前な色やテイストの圧倒的な印象を上手い具合に中和しているのも素敵なところ。かっこよくて居心地がいい、ずっとそこに居たくなる、いつまでも眺めていられる♪そんな魅力がこれでもか!と詰まっています。そこでまずは、キッチンづくりのテーマやこだわりから教えていただきました。

m.ietokurashiさん

「ニューヨークのブルックリン風なスタイルをイメージした、男前なカフェ風のキッチンにしました。昔から海外のカフェインテリアが好きで、家を建てるときは『絶対ブルックリンスタイルにしたい!』と思っていたんです。工務店との打ち合わせには、自分が思い浮かべる完成図のラフ画を持参。事前にイメージを共有することで、なるべく自分の理想に近い形になるよう相談しました。カフェっぽくオシャレな雰囲気になるようにと、自分たちで付けた飾り棚もポイントです。」

デザインと雰囲気を魅せる対面キッチン

理想を具体的に伝える工夫をされたんですね。それは、自分が思い描く理想と、つくり手が形にする現実との間に生まれる『ギャップ』を最小限に抑える最高の手段のように感じます。そしてだからこそ、自分らしさの解像度の高い空間が実現したのではないでしょうか。

そうして憧れを現実として叶えたキッチンは、こだわりのデザインや好みの雰囲気を存分に味わえる対面スタイル。インテリアとしても際立つ存在感で、LDK全体のカフェ感を洗練させているのが印象的です。ここからは『海外風・男前・カフェ風』といった、m.ietokurashiさんのキッチンに欠かせないキーワードを押さえていく秘訣を詳しく紐解きます。

キーワード1 海外のおしゃれカフェを思わせるデザイン

m.ietokurashiさん

「海外のおしゃれなカフェを想像させるようなキッチンにしたいと思い、壁紙はコンクリ調にし、背面にタイルでアクセントをつけてメリハリを出しました。小物などにもこだわり、ディスプレイはカフェ感が出るものを意識的にチョイスしています。」

キーワード2 黒いサブウェイタイルで、都会的かつハンサムに

m.ietokurashiさん

「カフェ風のキッチンとひと口に言っても、中には白やグレージュ系の明るく優しいナチュラルカラーを好む方もいらっしゃると思います。でも私はあえて、ダークな黒いサブウェイタイルを採用。ニューヨークにありそうな、都会的でハンサムなインテリアを目指しました。」

キーワード3 スタイリッシュな黒でそろえた家電たち

m.ietokurashiさん

「キッチンに置く家電(冷蔵庫、電子レンジ、ケトル、炊飯器など)は、なるべくインテリアやデザインで表現した世界観を壊さないよう、機能性よりもデザインを重視して選びました。そのすべてを黒で統一しているのもこだわりです。生活感の希薄化にも繋がっていると思います。」

キッチンをもっと素敵にするためのアドバイスがあれば教えてください

m.ietokurashiさん

「自分の好きなものを詰め込んでいけば、自ずと『らしさ』というのは表れると思います。何となく買ったものよりも、こだわったものの方がやはり大切にしますし、愛着も湧くものではないでしょうか。それらを長く使えば使うほど、キッチンも小物も自分の色に変化していきます。そうしたことが積み重なって自分らしさは育ち、洗練されていくと私は感じています。」

まとめ: 限りなく理想通りの現実を手に入れる方法

m.ietokurashiさんのキッチンには、思いとこだわりがギュッと凝縮されています。はじまりは理想を明確に絵にしていくところから。それをより具体的に関わる相手に伝え、意見を聞きながらブラッシュアップしていく……そうしてじっくりと理想と現実の距離を詰めていくのがとっておきの空間を手に入れるコツなのかもしれません。

どんなテイストが好みなのか、どんな色がしっくりくるのか、ピンとくる家電や道具はどんなものなのか、基準は人それぞれです。だからこそひとつひとつと丁寧に向き合い、調和する良いところが見つかれば、きっとそれが自分らしさのスタートラインになります。ぜひ、今回教えていただいたキッチンづくりの物語やアイデア、アドバイスを参考に、自分と家族ならではの理想を叶えるスタートラインをまず、見つけてみてください。


m.ietokurashiさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!

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