
RoomClipユーザーの素敵なキッチンを紹介する「憧れのキッチン」連載。
今回は、すっきりとモダンなナチュラルスタイルの暮らしづくりをされているpuurinさん宅の、あたたかさとカッコ良さが溶け合うキッチンをご紹介します。

2年前に3LDKの分譲マンションを購入しました。30代夫婦、5歳と3歳の2人の子どもと4人家族です。我が家の趣味はキャンプで、収納場所はその道具で圧迫されがち。なので家とキャンプ兼用可能なものを選び、なるべくものを増やさないように意識してます。本当に好きなものだけに囲まれて暮らすのが理想です!
さっぱりと爽やかなインダストリアル調
puurinさん宅のキッチンは整頓が行き届いていて、インテリア性も抜群です。そのため見通しの良い対面スタイルでありつつも、ダイニングやリビングといった周囲の空間に生活感を落とし込むことなく、美しく溶け合っているのが印象的。キッチンもしっかりと『見せる』空間としてコーディネートされているように思うのですが、テーマや特にこだわっていることがあれば、ぜひ教えてください!

「夫婦共に、インダストリアル調の雰囲気が好きです。キッチンに限らずですが、ブラック×グレー×ウッドでまとめることを意識しています。統一感が出るように、キッチン背面のカベツケは、他の家具と木材の色味を合わせました。 」
団らんを盛り上げる、対面スタイル

なるほど、キッチンと周囲の空間の統一感を大切に、好みのインダストリアル調でまとめられているんですね。ストーン調の風合いやステンレスの凛とした質感だけでなく、木や照明でぬくもりを演出しているのも、puurinさん宅のキッチンの素敵なところだと感じました。カッコ良いけど、カッコ良すぎず優しくて、親しみやすさもある雰囲気づくり、とても絶妙です。
そんな良い雰囲気は、家事の間も会話が続く対面スタイルとも好相性。カウンターがフラットなので、家事参加のコミュニケーションも取りやすそうです♪そしてここからは、puurinさん宅のキッチンの魅力をさらに深堀りしていきます。とっておきの見どころを3つご紹介していただいたので、さっそく拝見していきましょう。
キーワード1 効率的な見せる収納ができるカベツケ


「パっと見でも目を惹くカベツケは、見せる収納が効率的にできるのが良いなと思いました。コーヒー器具やマグカップのような、毎日使うものやよく使うものを並べています。下にあるカップボードとのバランスを考えて3段にしました。」
キーワード2 家とキャンプ、兼用できる道具が活躍中



「カベツケに並べるものは、定期的に気分で変えています。中には、キャンプで使うケトルやコーヒーミルも。収納スペースには限りがあるので、家での生活とキャンプの両方で使える道具を選ぶようにしています。写真には写っていませんが、ステンレスのシェラカップやお皿も活躍中です。」
キーワード3 ステンレス×ブラック基調でコーディネート



「カベツケ下のカップボードは、ステンレス天板であるところが特に気に入っています。生活しているとどうしても傷はつくのですが、それも味として楽しんでいます。キッチンで使えるキャンプ用品もステンレスでそろえ、冷蔵庫やトースター、電気圧力鍋、グラインダーなどの家電とダクトレール、ライトはブラックで統一しました。」
キッチンをもっと素敵にするためのアドバイスがあれば教えてください





「今回の引越しを機に、思い切って断捨離をしました。断捨離が習慣化したことで、必要なものと好きなものだけで生活できるようになり、毎日の暮らしがより快適になったように思います。例えば、キッチン道具や器なども、以前は直感だけで選ぶことがあったのですが、今はデザイン以外にも機能的なものや、お手入れをすれば長く使い続けていけるものを選ぶことが増えました。こうしたこだわりの一つ一つが、自分好みのキッチンに繋がったと感じています。」
まとめ: 日常と趣味とインテリア性を兼ねれば……

puurinさんのキッチンづくりは、非常にスマートでした。特に、アイコンとなっているカベツケは、インテリアとしての価値を高めつつ収納を兼ねる優れもの。そこに並ぶものたちが、日常使いと趣味を両立しているのも見事です。無理に飾らずとも、こうすれば個性をより自然な形で演出できるのだなと学ばせていただきました。
キッチンは比較的長く過ごす場所だから、好きな要素を詰め込みたいと考える方は多いかと思います。ただ中には、『取り入れたいものが多すぎてまとまらない』とお悩みの方もいるのではないでしょうか?そんなときはぜひ、上手な引き算と兼用のテクニックでキッチンを洗練する、puurinさんのアイデアを参考にしてみてください。
puurinさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!