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長い割にどうでもいい話です

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明日から7月ですね。 7月は何を隠そう嫁さんの誕生日がありまして、3年ほど前のエピソードを思い出したので書いておきます。 妻の誕生日にさりげなく、花束とバースデーケーキを届ける出来る男。 ではない私は当日に焦って仕事に出かけてからケーキ屋へ電話、しようと思ったら携帯を不携帯していたので公衆電話から嫁さんに電話し本人にケーキを注文させてしまう出来ない男(-_-;) まずい、このままでは嫁さんのドラ○もんより丸い握り拳を食らってしまう! そこで仕事中に見かけた花屋さんを思いだし、失墜しきった名誉を取り戻さんと飛び込む。 ガラスのドアを開けると、無数の花の中からやたら汚いダミ声ででっかいピアスに花屋の店名が入ったエプロンを身にまとうラーメン屋、いや花屋の店主。 終わった...他を探す時間はない今、このラーメン屋と心中するしかない。 UG「今日嫁さんの誕生日なんで、ひまわりと青い花で花束をお願いします(T_T)」 またダミ声で小さく返事をしたラーメン屋は、繊細な手付きで素晴らしいアレンジメントを繰り出すのでした☆ そしてしばらくして、この花屋さんにはテナント募集の張り紙がされラーメン屋さんはこのアレンジメントを残し去っていったのでした。 ラーメン屋さんありがとう、貴方のお陰で嫁さんは良い誕生日が迎えられました。 願わくば、また会えたその時は貴方の作った豚骨ラーメンが食べてみたい今日この頃です...。笑
明日から7月ですね。 7月は何を隠そう嫁さんの誕生日がありまして、3年ほど前のエピソードを思い出したので書いておきます。 妻の誕生日にさりげなく、花束とバースデーケーキを届ける出来る男。 ではない私は当日に焦って仕事に出かけてからケーキ屋へ電話、しようと思ったら携帯を不携帯していたので公衆電話から嫁さんに電話し本人にケーキを注文させてしまう出来ない男(-_-;) まずい、このままでは嫁さんのドラ○もんより丸い握り拳を食らってしまう! そこで仕事中に見かけた花屋さんを思いだし、失墜しきった名誉を取り戻さんと飛び込む。 ガラスのドアを開けると、無数の花の中からやたら汚いダミ声ででっかいピアスに花屋の店名が入ったエプロンを身にまとうラーメン屋、いや花屋の店主。 終わった...他を探す時間はない今、このラーメン屋と心中するしかない。 UG「今日嫁さんの誕生日なんで、ひまわりと青い花で花束をお願いします(T_T)」 またダミ声で小さく返事をしたラーメン屋は、繊細な手付きで素晴らしいアレンジメントを繰り出すのでした☆ そしてしばらくして、この花屋さんにはテナント募集の張り紙がされラーメン屋さんはこのアレンジメントを残し去っていったのでした。 ラーメン屋さんありがとう、貴方のお陰で嫁さんは良い誕生日が迎えられました。 願わくば、また会えたその時は貴方の作った豚骨ラーメンが食べてみたい今日この頃です...。笑
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とても気が重い。好きでもない食事に行く事程、人生において気が滅入る事はない。まるで散々揉めて辞めたバイト先に、未払いの給料をもらいにいくような気分だった。僕は覚悟を決めラパンを東京方面へ走らせた。午後18時、主要道路は少しばかり渋滞していた。このままでは待ち合わせ時間に間に合いそうもない。「何処に行くのかな」「え!?ちょっ」気がつくと彼(睡魔)が助手席に乗ってこちらを見ていた。突然現れることに慣れてきてはいたが、運転中は別だ。僕は危うくハンドルを切り損ねるところだった。「おいおい気をつけなよ、もう少しで永遠に眠るところだよ」と彼はニッコリ笑って言った。笑えないジョークだ。「いや、さすがに運転中に突然現れるのは困るよ、居眠り運転でもさせたいのかい?」「ははは、まさか!」と彼は言い、…まあそういう事をする同僚もいるがね、と聞き取れるかどうかのギリギリの声で言った。
とても気が重い。好きでもない食事に行く事程、人生において気が滅入る事はない。まるで散々揉めて辞めたバイト先に、未払いの給料をもらいにいくような気分だった。僕は覚悟を決めラパンを東京方面へ走らせた。午後18時、主要道路は少しばかり渋滞していた。このままでは待ち合わせ時間に間に合いそうもない。「何処に行くのかな」「え!?ちょっ」気がつくと彼(睡魔)が助手席に乗ってこちらを見ていた。突然現れることに慣れてきてはいたが、運転中は別だ。僕は危うくハンドルを切り損ねるところだった。「おいおい気をつけなよ、もう少しで永遠に眠るところだよ」と彼はニッコリ笑って言った。笑えないジョークだ。「いや、さすがに運転中に突然現れるのは困るよ、居眠り運転でもさせたいのかい?」「ははは、まさか!」と彼は言い、…まあそういう事をする同僚もいるがね、と聞き取れるかどうかのギリギリの声で言った。
Naoki.
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明日から7月ですね。 7月は何を隠そう嫁さんの誕生日がありまして、3年ほど前のエピソードを思い出したので書いておきます。 妻の誕生日にさりげなく、花束とバースデーケーキを届ける出来る男。 ではない私は当日に焦って仕事に出かけてからケーキ屋へ電話、しようと思ったら携帯を不携帯していたので公衆電話から嫁さんに電話し本人にケーキを注文させてしまう出来ない男(-_-;) まずい、このままでは嫁さんのドラ○もんより丸い握り拳を食らってしまう! そこで仕事中に見かけた花屋さんを思いだし、失墜しきった名誉を取り戻さんと飛び込む。 ガラスのドアを開けると、無数の花の中からやたら汚いダミ声ででっかいピアスに花屋の店名が入ったエプロンを身にまとうラーメン屋、いや花屋の店主。 終わった...他を探す時間はない今、このラーメン屋と心中するしかない。 UG「今日嫁さんの誕生日なんで、ひまわりと青い花で花束をお願いします(T_T)」 またダミ声で小さく返事をしたラーメン屋は、繊細な手付きで素晴らしいアレンジメントを繰り出すのでした☆ そしてしばらくして、この花屋さんにはテナント募集の張り紙がされラーメン屋さんはこのアレンジメントを残し去っていったのでした。 ラーメン屋さんありがとう、貴方のお陰で嫁さんは良い誕生日が迎えられました。 願わくば、また会えたその時は貴方の作った豚骨ラーメンが食べてみたい今日この頃です...。笑
明日から7月ですね。 7月は何を隠そう嫁さんの誕生日がありまして、3年ほど前のエピソードを思い出したので書いておきます。 妻の誕生日にさりげなく、花束とバースデーケーキを届ける出来る男。 ではない私は当日に焦って仕事に出かけてからケーキ屋へ電話、しようと思ったら携帯を不携帯していたので公衆電話から嫁さんに電話し本人にケーキを注文させてしまう出来ない男(-_-;) まずい、このままでは嫁さんのドラ○もんより丸い握り拳を食らってしまう! そこで仕事中に見かけた花屋さんを思いだし、失墜しきった名誉を取り戻さんと飛び込む。 ガラスのドアを開けると、無数の花の中からやたら汚いダミ声ででっかいピアスに花屋の店名が入ったエプロンを身にまとうラーメン屋、いや花屋の店主。 終わった...他を探す時間はない今、このラーメン屋と心中するしかない。 UG「今日嫁さんの誕生日なんで、ひまわりと青い花で花束をお願いします(T_T)」 またダミ声で小さく返事をしたラーメン屋は、繊細な手付きで素晴らしいアレンジメントを繰り出すのでした☆ そしてしばらくして、この花屋さんにはテナント募集の張り紙がされラーメン屋さんはこのアレンジメントを残し去っていったのでした。 ラーメン屋さんありがとう、貴方のお陰で嫁さんは良い誕生日が迎えられました。 願わくば、また会えたその時は貴方の作った豚骨ラーメンが食べてみたい今日この頃です...。笑
UG
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とても気が重い。好きでもない食事に行く事程、人生において気が滅入る事はない。まるで散々揉めて辞めたバイト先に、未払いの給料をもらいにいくような気分だった。僕は覚悟を決めラパンを東京方面へ走らせた。午後18時、主要道路は少しばかり渋滞していた。このままでは待ち合わせ時間に間に合いそうもない。「何処に行くのかな」「え!?ちょっ」気がつくと彼(睡魔)が助手席に乗ってこちらを見ていた。突然現れることに慣れてきてはいたが、運転中は別だ。僕は危うくハンドルを切り損ねるところだった。「おいおい気をつけなよ、もう少しで永遠に眠るところだよ」と彼はニッコリ笑って言った。笑えないジョークだ。「いや、さすがに運転中に突然現れるのは困るよ、居眠り運転でもさせたいのかい?」「ははは、まさか!」と彼は言い、…まあそういう事をする同僚もいるがね、と聞き取れるかどうかのギリギリの声で言った。
とても気が重い。好きでもない食事に行く事程、人生において気が滅入る事はない。まるで散々揉めて辞めたバイト先に、未払いの給料をもらいにいくような気分だった。僕は覚悟を決めラパンを東京方面へ走らせた。午後18時、主要道路は少しばかり渋滞していた。このままでは待ち合わせ時間に間に合いそうもない。「何処に行くのかな」「え!?ちょっ」気がつくと彼(睡魔)が助手席に乗ってこちらを見ていた。突然現れることに慣れてきてはいたが、運転中は別だ。僕は危うくハンドルを切り損ねるところだった。「おいおい気をつけなよ、もう少しで永遠に眠るところだよ」と彼はニッコリ笑って言った。笑えないジョークだ。「いや、さすがに運転中に突然現れるのは困るよ、居眠り運転でもさせたいのかい?」「ははは、まさか!」と彼は言い、…まあそういう事をする同僚もいるがね、と聞き取れるかどうかのギリギリの声で言った。
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