RoomClipユーザーの素敵なキッチンを紹介する「憧れのキッチン」連載。
北欧アイテムやcafeアイテムを中心に、ナチュラルで心地よいキッチンを生み出しているleafさん。今回はそんなleafさんの、キッチンへのこだわりや工夫について教えていただきました。暮らしと一体化した、温もりある空間づくりの秘訣が詰まっていますよ♪
暮らしに馴染む、家具のようなキッチン
リビング、ダイニングからさらりと繋がるleafさん宅のキッチン。木製の収納棚や木目のキッチンカウンターが、その自然なつながりを生み出しているように感じます。また、スッキリと片付いたフラットなカウンタートップも印象的。まずは、leafさんのキッチンづくりへのこだわりについて聞いてみましょう。
「リビングに馴染み、違和感を感じない、家具のようなキッチンを目指しました。 冷蔵庫など生活感のあるものはパントリーへすべて収納! 見た目にスッキリするように、上部の棚は設置せず壁で収納やインテリアを楽しむようにしています。」
間取りの中でのキッチンの特徴を簡潔に
台形型のLDKにおいて、最も広い辺に位置するキッチン。奥からリビングダイニングを見渡せるだけでなく、たっぷりと収納スペースを確保する機能性にも優れた間取りです。パントリー部分には仕切りを付けて、生活感を丸ごと収納してしまうアイディアもお見事!それでは、気になるleafさん流の、スッキリ見せポイントを3つのキーワードから紐解いていきましょう。
キーワード1 余白を活かすディスプレイ
「お気に入りの北欧ヴィンテージのC&Sや、雑貨などを飾って自分らしく楽しんでいます。 ただし、あえて飾りすぎないように余白を残しながら配置するよう心がけています。余白を生む、余白を活かす、ことで雑貨の持ち味を見せつつ、スッキリとディスプレイできていると思います。」
キーワード2 ストリングシェルフで壁見せ収納をコンパクトに
「壁に大きな棚があると、どうしても圧迫感が生まれます。そのため、あえて棚は設置せず、コンパクトなストリングシェルフを取り付けました。ここには、大好きなコーヒーグッズや北欧雑貨など、お気に入りのアイテムを季節ごとに変えて楽しんでいます。」
キーワード3 カウンタートップは常にフラット
「カウンタートップは特に、リビングから丸見え。そのため、生活感が出ないように常にフラットを心がけています。 食器は食洗機で洗うので、水切りかごも必要ありません。手洗いの必要な食器も少しはありますが、キッチンクロスに一時的に置いてすぐ拭いてしまうようにしているんです。」
なるほど、好きなものを飾るにも、余白を活かすテクニックが大切なんですね。余白を生むことで、飾られているものの存在感も引き立っているように感じます。壁やカウンターに物を置き過ぎない工夫も、leafさん流のスッキリポイント。ここからは、ナチュラルなcafe風空間を作り出す、leafさんのディスプレイのコツについて詳しく伺っていきます。
お気に入りを“生き生きみせる”、“生き生き使える”、そんなキッチンを目指している方は特に必見です。
お気に入りを“活かす”ディスプレイの3つのコツ
その1 生活感を徹底OFF
「お気に入りのアイテムたちを、より目立たせる、活かすために生活感は徹底OFFしているんです。例えば、水切りかごや三角コーナーなどは置いていません。置かなくていいように、大きめの食洗機を設置しているんです。生ごみは料理の時にスタンドを出してゴミ袋をかぶせて縛ってすぐ捨てます。臭いも気にならない!なんてメリットもありますよ。 」
その2 プライベート空間に馴染む、インテリアのようなキッチン
「お気に入りのアイテムたちを、インテリアのように見せたいと思いました。そのため、キッチン自体が、リビングから見て家具のように馴染む空間になるように心がけています。 生活感をOFFする工夫もそうですが、壁に雑貨や季節の植物を飾ることで、さらにひとつながりのプライベート空間になるようバランスを取っています。」
その3 飾れるデイリーユース
「私のお気に入りは、コーヒー雑貨です。コーヒーが大好きなので、当然ながら基本的に全てデイリーユース。せっかくなら、飾れるほどオシャレなデイリーユースを選ぶようにしています。自分が毎日見てテンションがあがるもの、好きなものを見せる収納でディスプレイする。こんなに楽しいことはないですよ♪」
最後にキッチンをもっと素敵にするためのアドバイスをいただきました
「どんなキッチンにしたいのか優先順位を決めて実行してみてください。 キッチンはまずは使い勝手、そしてキッチンに立った時にワクワクできるお気に入りの空間にしていくのがいいと思います。」
まとめ: スッキリがお気に入りを“活かす”コツ
お気に入りのアイテムに囲まれたキッチンを目指したい!そう思う方は多いはずです。でも、無作為にお気に入りを置いてみても、ごちゃごちゃしてしまいます。また、キッチン特有の生活感と相まって、『思っていたのと何か違う』なんて結果にもなりがち……。でも、leafさんは、きちんとお気に入りを“活かして”います。
それは、leafさんがお気に入りを“活かす”ために、引き算をされているからです。生活感を徹底OFFする工夫、余白を生む詰め込まないディスプレイ、使うものを飾るこだわり、どれも目から鱗のアイディアばかりでした。大好きなものに囲まれた、充実キッチンを作りたいと試行錯誤中の方はぜひ、leafさんから頂いたアドバイスを参考にしてみてください。きっと、素敵なキッチンが手に入ります。
leafさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!