住み心地の良い家には、どんな秘密と工夫が隠されているのでしょうか。家庭によってさまざまなこだわりがありますが、「これはぜひ取り入れたい!」と思える、住みやすい家づくりのヒントを、ユーザー宅を参考に集めてみました。
使いたい物がすぐそこに
家族それぞれが物の場所を把握できて、使いたい物がパッと取り出せる、収納スペースや収納方法は大切ですね。探し回る無駄を省き、毎日の生活をスムーズにできると、ストレスなく住みやすくなるんじゃないでしょうか。ここでは、ユーザー宅の収納に注目してみたいと思います。
使い方は自由!重宝するシューズクローク
靴だけでなく、出かけるときのちょっとした荷物や、帰宅後の上着やカバン置き場としても便利なシューズクローク。室内に入れたくない子どもの砂場セットやボール、三輪車をまとめて置いておくと、出かける際に慌てて用意することもありません。場所を取るベビーカーの収納場所としても、非常に助かる隠しスペースです。
収納方法の工夫で毎日をスムーズに
引き出しを開けるだけで、全体が見えて分かりやすい収納方法。サッと片手で取り出しやすいですね。こちらは家族で色分けをする工夫もされているので、子どもも自分で用意できます。タオルに限らず、毎日使う物だからこそ、家族のスタイルに合わせて、ストレスのない収納場所や、収納方法を考えておきたいですね。
グループ分けで、家族にも分かりやすく
ゴチャゴチャしがちな収納場所は、こちらのユーザーのパントリーのように、誰もが分かりやすく、グループ分けしておきたいですね。整頓され収納場所の余裕が出ると、新たに収納家具を増やす必要もありませんし、いいことばかりです。
好きなことに没頭できるスペースがある
家の中だからこそ、自分の好きなことを誰にも邪魔されずに楽しみたいですよね。自分の「好き」を思いっきり感じられるお部屋やコーナーがあると、お休みの日や雨の日のおうち時間が、もっと楽しくなるんじゃないでしょうか。ユーザー宅からもそれがうかがえますよ。
時間を忘れそうな読書スペース
好きな本をじっくりと読めそうな読書スペース。本の背表紙が見事なグラデーションで、見た目も爽やかですね。手を伸ばせばすぐにお目当ての本が取れて、いつまでもここに座っていたくなります。自宅で読書をちょっと贅沢に楽しみたい方は、こんなスペースを作ってみてはどうでしょうか?
思う存分遊べる
子どもだって、思いっきり遊べるスペースがあるとうれしいはず。多少暴れても、散らかしても、決められた場所があるとママもストレスがなくていいのでは?自分の世界に入って遊び込めるって、幸せなことですね。
気分を上げてくれるコーナー
こちらのマガジンラックに飾られた洋書は、眺めているだけでも女子力UP。お部屋の中に自分の好きなコーナーがあると、見えるたびにうれしくなってしまいますね。インテリアはお部屋の見た目だけでなく、毎日の活力にもなります。お気に入りをちょっと飾っておくだけで、そこで過ごす時間が濃くなりそう♪
居心地のいいLDK
家族が顔を合わせるLDKは、こだわりを持っている人が多いですよね。家族で食事をしたり、TVを見たり、子ども達と遊んだり、LDKは一番人の動きがあります。時間帯によって家族が思い思いに過ごせる居心地の良さは、どんなところにあるのでしょうか。ユーザーのこだわりを見てみましょう。
立っているのがうれしいキッチン
大きな窓から自然光も入り、目の前にはグリーンがあって、キッチンに立つのが楽しくなりますね。食事の用意をしながら、何気なく外を見てる瞬間さえも贅沢に思えます。ちょっと気分が乗らないときでも、ここに立つとやる気が出そうです。こちらのようにグリーンをハンギングにすると床掃除も楽ですね。
夜は大人がくつろげるリビング
一日の終わりは、間接照明のリビングが落ち着きますね。夫婦でお酒を飲んだり、映画鑑賞をしたり、自分時間を楽しめそうです。忙しかった一日の疲れを癒してくれそうな、大人の空間をつくってくれる間接照明。ぜひ取り入れたいですね。
幅広い用途がある畳コーナー
ちょっとしたスペースであっても、畳はやっぱり便利。子どものお昼寝や、遊び場にしたり、TVを見ながら横になったり、来客時の寝室にしたりと、使い勝手も幅広いです。さまざまなニーズに対応できるスペースがあると、生活スタイルが変わっても心配ありませんね。
考え抜かれた家事をしやすい間取り
主婦にとって家事は一日の大部分を占め、家族を支える大切な仕事です。これからお家を建てるなら、絶対考えておきたいのが家事動線!憧れの間取りの実現も大切ですが、毎日を楽にすることでモチベーションも維持され、家族の心地良さにつながります。ユーザーもこんな動線、スペースを確保されていますよ。
毎日の家事の動きを考えた動線
直線的に配置されたこちらの家事動線。毎日繰り返す家事は、できる限り楽にしたいですよね。自分の動きやすい動線が確保されていると、スムーズにできて時短になるだけではなく、気軽に取りかかれます。家事のストレスがない家は、やっぱり住み心地がいいのではないでしょうか。
部屋干しスペースの確保
部屋干しは意外と場所をとるので、できれば専用スペースを設けていたいです。こちらのように、洗濯機そばにベランダと部屋干しスペースがあると、干すときだけではなく、雨のときも慌てずに取りこめて便利。家族が多いと洗濯は大変な作業になるので、少しでも楽にできる動線やスペースを確保しておきたいですね。
ウキウキする家事室
こだわりのお宅には、家事室もよく見られます。洗濯物をたたんだり、アイロンをかけたり、ちょっと趣味の作業場として使ったり、さまざまな用途があります。作業の途中でも人目を気にせずに済みますし、まとめて家事ができて効率的です。やはり家事は時短に限ります。
ユーザー宅を参考にした住みやすい家はいかがでしたでしょうか。さまざまな家庭や生活スタイルがあるので、住み心地も人それぞれ感じ方が違います。いま一度自分や家族の生活を考えて、快適なおうち時間を過ごせる工夫をしていきましょうね。
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