今の暮らしは、情報もモノもあふれて、ついつい部屋も頭の中もいっぱいになってしまいがち。だからこそ、身の回りのモノを見直し、必要最低限の厳選されたモノで生活する、ミニマリストの暮らしが注目されています。ミニマムな暮らしを目指すユーザーさんたちのお部屋から、すっきりとした暮らしのコツを探ってみました。
何もないから、すっきり
ミニマリストのお部屋は、とにかく、持ち物が少なく、広々としています。RoomClipにも、気持ちいいほどにガラーン!としたお部屋の写真がたくさんあります。今のモノにあふれた暮らしから考えると、これで暮らしていけるの?と思ってしまうほどです。
①シンクまわりの出しっぱなしをなくす
寝る前にシンクの掃除をし、一日の感謝を込めてすっきりと何もない状態にしているというユーザーさん。まるでモデルルームのように、ピカピカ。その日あったあれこれでいっぱいになった心も、シンクとともにすっきり掃除して、翌朝をまっさらな気持ちで迎えられそう。ぜひ、マネしたい習慣です。
②床にモノを置かない
ダイニングテーブルとソファ以外は、床に置かれているモノがなくて、すっきり!白い壁にはフレームを飾る以外は何もないので、広々していますね。子どもがいると、キャラクターグッズを排除してしまうのは難しいですが、柔軟に対応して、子どもとの暮らしを楽しまれている様子がうかがえます。
③テレビ台まわりに何も置かない
テレビ台のまわりは、気を付けないとモノを置きっぱなしにしたり、ごちゃごちゃしやすい場所です。ユーザー宅では、ファブリックボードもなくしたそう。壁も床もすっきりで、清々しさを感じますね。すっきりした場所でテレビを見るようにすると、ダラダラ見ることがなくなりそうな気がしてきます。
④インテリアは引き算で考える
街にも、インターネットの中にも、素敵なモノであふれています。かわいい、便利そうと、どんどん取り入れてしまうと、お部屋はすぐいっぱいに。だからこそ、ユーザーさんのように、引き算を頭に入れてインテリアを考えることもとても大切ですね。広々したリビングで、ソファでゆっくりくつろげば、心も落ち着きそうです。
その道具、ほんとにいる?
これは便利!と購入したモノ、当たり前に必要だと思っているモノ、本当に必要なのでしょうか。頭を柔軟にして、今一度身の回りの道具や家具を見直してみませんか。思い切ってなくすことで掃除の手間も減り、すっきり!いいことがたくさんあるかもしれません。
⑤水切りカゴと食器用洗剤をやめる
キッチンシンプル化計画を進めているというユーザー宅。水切りカゴをやめ、食器用洗剤を使うのもやめたそうです。シンプルな分、使う道具はお気に入りにこだわって。野田琺瑯の洗い桶は、そのまま火にかけられるので、ふきんの煮沸消毒もできるそうです。びわこふきんは、洗剤なしで汚れが落とせるすぐれもの。
⑥ベッドをやめて、ふとんにする
寝室ではベッドを利用している方も多いですが、ベッドを置いた部屋は、寝室以外には使えず、掃除も手間がかかります。ふとん生活なら、押し入れにしまってしまえば、お部屋は広々。何もない部屋は掃除しやいのがいいですね。ふとんの上げ下げで、ホコリもたちやすいから、小物などはなるべく置かないで。
⑦三角コーナーをなくす
シンクには必須だと思っていた三角コーナーですが、なくしたら不便なのでしょうか。ユーザー宅では、三角コーナーも排水カバーも撤去したそう。調理のたびに出た生ゴミを三角コーナーにためておくのは、衛生的ではありませんよね。そのつど、水気を切って捨ててしまえば清潔で、三角コーナーを洗う手間も減ります。
お気に入りの道具を厳選して持つ
意味もなく同じ道具を二つも三つも持っていたりすることもよくありますね。一度立ち止まって、ほんとに必要かどうか、数は適当かなど、見直してみることもおすすめ。減らしたことで不便を感じることもあるかもしれません。でも、それが一年に一度か二度なら、場所をとってまで持っている必要はないのかもしれません。
⑧カトラリーや調理道具は厳選する
スプーンやフォークなどのカトラリー、キッチンツールが入った引き出しは、まるで陳列するようにきれいに並べられています。数が少ないからこそ、使うのが楽しくなって、大切に使いたくなるお気に入りを選びたいですね。
⑨鍋の数を厳選する
調理に使う道具の中で、保管するのに場所をとってしまうのが鍋。たとえばフライパンでも、大きさ別や、鉄やテフロン加工の材質別など、いくつも持っていたりするのではないでしょうか。ユーザー宅では、種類別に厳選した数の鍋を、すっきりと収納されています。お手入れも行き届いて、ピカピカが気持ちいい!
⑩デザインも機能もすぐれた食器を厳選する
ユーザー宅の食器棚は、いろいろな用途に使いまわせるシンプルな食器を選び、ゆとりをもって収納されています。ティーマの白い食器をメインに、アクセントになるカラーの食器を少しと厳選。収納に余裕があるから、出し入れもしやすそう。ムーミンマグが、すっきりした食器棚に、ほんのりかわいさを添えています。
ミニマリストの視点で暮らしを見直してみると、家の中は、たくさんのいらないモノであふれているのでは?と思えてきました。無駄なものをそぎ落とした暮らしからは、部屋にも心にも、気持ちのいい風が通るような気がします。
RoomClipには、インテリア上級者が投稿した「ミニマリスト」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!
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