お部屋をもっと住みやすく、心地よく整えたいと、断捨離を実行しているRoomClipのユーザーさんがたくさんいらっしゃいます。断捨離をある程度進めるうちに、何を残して何を手放すか、悩むこともあるのではないでしょうか。ユーザーさんの例から、断捨離を進めていく上でのヒントを考えてみました。
お気に入りを修理しながら使う
断捨離というと、捨てること、手放すことに注目されがちです。やみくもに捨てていても、また買ってしまっていては、断捨離は進みません。断捨離によって、すっきりとした暮らしを手に入れるためには、不要な物はもう家に入れない、簡単に新しい物を買わないことが大事です。
お気に入りの家具を修理して使う
座面が割れてしまったイスをなおしたというユーザーさん。新しい物が手軽に手に入るこのごろだからこそ、家具を選ぶ時は、お気に入りを徹底してさがし、いたんでも修理しながら、大切に使い続けたいものです。自分で修理するとさらに愛着が増しますね。
靴を修理して大切にはき続ける
大好きなスニーカーを長くはき続けるために、工夫して自分で修理したというユーザーさん。割れやすいゴムの部分に、紫の靴ひもを貼り付けたそうですが、本体の色ともよく合っているので違和感が感じられません。工夫がうまくいくとワクワクしますね。
金継ぎで器がよみがえる
自作のお皿が割れてしまったので、金継ぎで直してもらったというユーザーさん。100均でもかわいい器が簡単に手に入る最近ですが、安い物を簡単に買い替えて使うのはちょっと待って!本当に大切な器を、修理しながら長く使うことを考えたいです。
本当に必要かを考える
あるのが当たり前だと思っている物の中には、もしかしたら、なくてもすむ物があるかも。たとえば、リビングのソファや寝室のベッドなど、本当に必要でしょうか?生活スタイルや好みで、残す物と処分する物は違ってきますが、今一度、振り返って考えてみるのもいいかもしれません。
ベッドを使わず、ふとんにする
最近はベッド派も多いですが、日本には、布団を使うことで、部屋を広く使う文化があります。断捨離やミニマムな暮らしが注目される中、あらためて布団の良さを感じている方も多いようです。ユーザーさんは、布団をソファ代わりに使われています。片づける場所もいらず、いい方法ですね。
リビングにソファを置かない
子どもが小さいうちは、ソファを置かないと決めて、タイルカーペットを敷き詰めて使っているユーザーさん。カーペットは、冷え防止や防音効果も期待できるとのこと。小さな子どもがコロコロと遊びまわっても、広いから安心。掃除もしやすいから清潔ですね。
水切りかごを置かない
物が多いと、動きが非効率になることに気づいて断捨離したというユーザーさん。シンクを広く使うため、水切りかごをなくしたそう。洗った食器をためず、小まめに収納すれば、いつもすっきり、キッチン仕事がはかどりそうです。
三角コーナーを使わない
とてもすっきりとしたシンクには、三角コーナーがありません。三角コーナーは、お料理中に出るごみをまとめておくのに便利ですが、小まめに掃除しないと、不衛生になりがちです。思い切ってなくしてみるのもいいかもしれません。
何を手放し、何を残すか
断捨離を進め、あきらかに不要だと思うものを捨ててしまったあとに出てくる問題が、何を手放して、何を残すのかではないでしょうか。便利だと思って使っている物も、処分したほうが暮らしを豊かにしてくれるかもしれません。ユーザーさんの例を参考にじっくり考えてみましょう。
土鍋でご飯を炊く
たいていの家庭で、炊飯器は必需品と思われているのではないかと思います。ユーザーさんは、炊飯器が壊れたので、土鍋でご飯を炊くようになったそう。壊れたらすぐ買い替えるのではなく、それをきっかけに本当に必要かを考えてみることもよさそうです。
雑誌を手放す
インテリア雑誌をたくさん買って保存していたユーザーさん。新築をきっかけに必要とする情報も変わって、雑誌を手放すことにしたそうです。その時々で必要とすることは変わるもの。今の自分に必要な物だけ残して、思い切って処分することも大切ですね。
お気に入りの食器だけ集める
お気に入りの食器だけを、ゆったりとディスプレイするように並べた食器棚。こちらのユーザーさんは、食器棚の断捨離をした後、念願だった食器を手に入れて、お気に入りを集めた食器棚を実現されたそうです。断捨離することで、本当に好きな物を手に入れることができるのですね。
断捨離は、不要な物を捨てるだけでなく、物についての自分の価値観を見つめなおすきっかけにもなりそうです。本当に必要な物、好きな物だけに囲まれて、すっきりと暮らせたら、日々の暮らしが豊かになりそうです。
RoomClipには、インテリア上級者が投稿した「断捨離」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!