RoomClipユーザーの素敵なキッチンを紹介する「憧れのキッチン」連載。
今回は、ホワイトを基調としたフレンチスタイルに、ノーブルなアイコンでスパイスを加えた「フレンチシック」なインテリアを楽しまれているAyumiさんのキッチンをご紹介します。エレガントで上品な生活空間の作り方を覗いていきましょう。
生活感を見せない、モノトーンシンプルなキッチン
Ayumiさん宅のキッチンは、凛とした白い空間です。優美なデザインのファニチャーやアクセント効果の高いノーブルなブラックアイテムたちが、より上品なムードを生み出しているように感じます。まずは、Ayumiさんなりのキッチンへのこだわりやコーディネートのポイントを教えてください。
「海外インテリアミックスが好きなので、サブウェイタイルのカウンターが主役になるように、キッチンは『ホワイト×グレー×ブラック』ですっきりシンプルにまとめました。 サブウェイタイルのカウンターは、夫婦でDIYしたお気に入りポイントです。 また、キッチン家電はインテリア性のあるものを選び、余計なモノはなるべく置かず、生活感のないキッチンを目指しています。」
違和感なく「差」を付ける、主役級のペニンシュラ
Ayumiさん宅のLDKは、仕切りのない一体型の空間です。サブウェイタイルのカウンターで、視覚的な差をつけることで生活空間と作業する場という違いのあるキッチンも、リビングダイニングに違和感なく溶け込んでします。生活感をオフしたり、インテリアのテイストに合う家電類のチョイスもまた、その理由でしょう。ここからは、キーワードからさらに詳しくAyumiさんのキッチンづくりの魅力を紐解いていきます。すっきりと上品な空間づくりをしたいという方も是非、参考にしてみてください。
キーワード1 程よく甘く、程よくシックな、モノトーンフレンチ
「フレンチだけだと可愛らしさばかりが前に出るので、バランスを見ながらモノトーンのスパイスをミックスしシックな雰囲気も与えています。 ホワイト×グレー×ブラックに家具でナチュラルな色を挿して、甘すぎない&無機質すぎない空間を目指しています。」
キーワード2 3種類のタイルをミックスした、DIYカウンター
「キッチンで一番のお気に入りは、サブウェイタイルカウンターです。 遊びに来る友人たちに、一番褒められる部分でもあります。 このカウンター、3種類のタイルを駆使して2日がかりでDIYしたものなんです。 自分たちで手を加えることで、より愛着のある大好きなキッチンになりました。」
キーワード3 見えない部分もすっきりと
「キッチンはとにかく、たくさん収納できるようにしたのですが、『入れすぎない』余裕を持った収納を心がけています。 パッと開けた時スッキリ見えるように、キッチン用品の色を揃えるなど、統一感のある収納を目指しています。」
キッチンをもっと素敵にするためのアドバイスがあれば教えてください
「キッチンの中に一つでもこだわりの部分を作ると、自分らしく愛着のわくキッチンになると思います。 我が家の場合は、タイルカウンターのDIYでした。今は壁紙やマスキングテープ、タイルなどで簡単に自分の好みにDIYを楽しめますから、思い切ってチャレンジしてみてはいかがでしょうか?」
まとめ: 「こだわり」が主役にあれば、空間は「お気に入り」になる
すっきりと上品、女性的な可愛らしさと美しさ、それを引き締めるスパイス。海外インテリアの良いところをバランスよくミックスするAyumiさんの工夫が、心地よく凛としたキッチンを作る秘訣なんですね。見えない部分もきちんと気を配ることで、理想のスタイルをキープできる環境が整っているように思います。また、3種類のタイルを駆使したという「こだわり」の強いカウンターが、空間全体の顔となっているためキッチンへの愛着も一入とAyumiさんは語ります。
憧れのスタイルはあるけれど、実際どう手を付ければいいものか……、やりたいことがありすぎて結局なにもできていない!なんて方は、まずAyumiさんのように「主役」になるこだわりポイントを一つ決めるところから始めてみてはいかがでしょうか?そこから少しずつ、自分スタイルを広げていってみてください。
Ayumiさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!