日本人ならだれでもどこか懐かしさを感じる、昭和レトロなお部屋。一言で昭和レトロと言っても、そのスタイルはさまざまです。今回は、ついつい長居したくなる、居心地のよさそうなお部屋をスタイル別にご紹介していきたいと思います。家具や雑貨なども、思わずじっくり見たくなってしまうお部屋ばかりですよ!
シンプルな美しさ
昭和の初めは、必要最低限の家具だけをそろえた、シンプルなお部屋が主流でした。そのシンプルさには、さわやかな美しさが感じられます。丁寧な暮らしをたくなる、そんなお部屋をご紹介していきます。
家電もレトロにまとめて
タイムスリップしたかのような気持ちになってしまう、こちらのレトロなお部屋。畳の上に寝転がりたくなる、居心地の良さを感じます。テレビやラジオ、扇風機といった家電、また、無垢材を使った厚みのある家具、すべてに昭和らしさがあります。
ノスタルジックなダイニング
古道具が並ぶダイニングルームは、まるでカフェのよう。一つ一つが個性的な椅子や、ペンダントライト、そしてグリーンの配置などにこだわりが感じられ、シンプルながらも味のある空間となっていますね。籐の椅子やポットカバーも、とてもレトロです。
絵になる台所
ここはキッチンというよりも、台所といったほうがしっくりくる雰囲気がありますね。収納もすっきりとまとまり、見ているこちらまで、さわやかな気分になってしまいます!大きく開いた勝手口から入る光は、台所仕事のモチベーションを上げてくれそうです。
かっこいいレトロモダン
昭和の中ごろのイメージのあるミッドセンチュリーのテイストが加わった、レトロモダンなお部屋。大人っぽさが基本にありつつ、色や柄などで遊び心が感じられるのがポイントです。
ファブリックでミッドセンチュリー感を
ぱっと目を引かれる、鮮やかなヴィンテージファブリックたち。それでも、モダンなイメージになっているのは、落ち着いた佇まいの家具に存在感があるからですね。部屋の中に、他に余分なものが置かれていないのもポイント。ファブリックの柄合わせも、勉強になります。
クロシェブランケットをプラス
モダンなソファーにレトロ感をプラスしてくれているのは、クロシェブランケットです。いろいろな色合いのものをそろえることで、こなれた雰囲気になっていますね。壁に飾られた絵や棚に置かれた雑貨は、和の物も洋の物も一緒に置かれ、ノスタルジックな雰囲気を盛り上げてくれています。
背が低めの家具で昭和の雰囲気を
元が和室だったとは思えないほど、アメリカンヴィンテージの雰囲気がある、こちらのお部屋。そんな中、置かれている背が低めの家具たちが、昭和レトロを感じさせてくれています。アクセントクロスのブルーが、家具や古材風の床を引き立てていますね。
ソファーのグリーンをいかす
レトロモダンによく合うグリーンのソファーが、全体の色味を押さえたお部屋の主役となっています。箱を重ねて棚にしたり、ベビーチェアを観葉植物の置き場にしたりと、本来とは違う使い方が、参考になりますね。ガラス窓のついた扉がとても素敵で憧れてしまいます!
キッチュなレトロポップ
最後に、昭和スタイルの中でも人気のある、レトロポップなお部屋を見ていきましょう。今までご紹介してきたお部屋と違い、物と色にあふれているキッチュな可愛さが魅力です。
花柄とオレンジカラーは基本
オレンジの珠のれんからのぞくお部屋は、レトロな花柄でいっぱい!置かれている食器棚の中身もカラフルなものが並べられて、見ているだけで楽しくなってしまいますね。食器棚には、ご自身で花柄シールを貼られたとのこと。そのままでもアーチ形の扉のカットがレトロですが、シールを貼ったことで、より統一感が出ています。
雑貨の一つ一つに注目
一つ一つの雑貨をじっくり見てみたくなる、こちらのお部屋。物がたくさん置かれているのに、まとまって見えるのは、メインで使う色をグリーンとオレンジの2色にしぼっているからですね。リビングだけでなく、カウンター奥のキッチンも同じテイストとなっているので、リビングとセットでインテリアを楽しめますね。
レトロな食器もインテリア雑貨に
棚に雑貨とともに並んでいるのは、昭和レトロな食器やアメリカのヴィンテージ食器です。レトロな食器たちは、色柄が華やかなものが多いため、このようにインテリア雑貨としても活躍してくれますよ。さまざまな色の組み合わせ方、雑貨の配置の仕方など、ユーザーさんのセンスが感じられる素敵なお部屋ですね。
昭和レトロのお部屋を見てきました。皆さんの好みのお部屋はありましたでしょうか?実は、北欧やミッドセンチュリーとの相性もいい、昭和レトロ。上手に取り入れることで、インテリアの幅も広がるかもしれません。
RoomClipには、インテリア上級者が投稿した「昭和レトロ」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!