押入れには通常、衣類や布団などを収納しているかと思いますが、そのほかの便利な使い方をご存知ですか?押入れをただの収納スペースとするのではなく、別のスペースとして活用することで、使い道がぐっと広がるんですよ。今回はそんな押入れ活用を実践されているユーザーさんの実例をご紹介いたします。
自分だけのパーソナルスペースが完成
活用できていない押入れなら、襖を取り払ってオープンスペースにしてみてはいかがでしょうか。今流行りの見せる収納を実現するもよし、押入れの段板を上手に活用すれば、大掛かりなDIYをしなくても、自分だけのパーソナルスペースを作ることだってできちゃいます。まずはデスクに変身させている実例をご紹介します。
定番の押入れデスクに挑戦してみた
和室の押入れも、段板をお好きなリメイクシートを貼ってそのまま机の天板に見立てれば、あっという間に押入れデスクの完成です。押し入れ内の壁もそのままでは気になるという場合には、同じくリメイクシートを貼りつけてもいいですね。和室の段板は少し低めの位置が多いので、お子さん用の勉強机に持ってこいです。
趣味をすべて詰め込んだ自分だけの空間
丸ごと押入れを趣味スペースにするのはいかがですか?天袋はお好きなリメイクシートでデコレーションし、上段の壁に棚を取り付ければ、収納力抜群の趣味スペースの完成です。こちらのユーザーさんはさらに作業しやすいように天袋下にライトをつけています。この一角自体がお部屋の雰囲気をセンスアップさせています。
小さな押入れはいっそのことPCスペースに
小さな押入れはパーソナルスペースにするとより活用できます。こちらのユーザーさんは寝室の押入れをPCスペースにされています。上段に自作の棚を設け、ちょうどいいこもり感を活用してお気に入りの音楽をスピーカーで楽しんでいるんだとか。小物やスピーカーをディスプレイしながら実用的に収納部分も確保しています。
圧巻の壁面収納とワークスペースで魅せる
収納の役割を活かしつつインテリアにもしたいなら、壁面収納風にしてはいかがでしょうか。扉を取ることで常に見られるので詰め込み防止になりますし、ディスプレイ感覚で衣類や帽子を保管すれば一気にオシャレになります。また段板が繋がっているので、デスクと収納部分に統一感が生まれ、まるで壁面収納のようです。
こどもの憧れの秘密基地だってできちゃう
お子さんをお持ちの方は、こどものおもちゃの置き場所に困りませんか?おままごとなど小さなものからぬいぐるみなどかさばる大きなものまで、おもちゃを一か所にまとめられて、お客様が来たときにはさっと目隠しできる方法があったら。そんなときは押入れをこどものプレイスペースにしてみるといいかもしれません。
見せる収納とこどもの隠れ家が同時に実現
押入れの上段と下段で使用方法を変えることもできます。こちらのユーザーさんは、上段を見せる収納ラックにして、下段はお子さんが遊ぶことができるプレイルームにしています。程よく壁があることでプレイルームは散らかっていても目立ちにくく、お子さんにとっては秘密基地のような特別感があって喜ばれそうですね。
押入れの雰囲気を残しつつプレイスペースに
床にクッションマットを敷き、内壁はリメイクシートで覆ってお子さんのプレイスペースにしています。おもちゃはボックス管理し、黒板やベンチなど自由に遊べるように工夫されています。壁の吊り棚には絵が飾られていたり、ハニカムボールでライトがデコレーションされていたりとウキウキする空間に仕上がっていますね。
押入れ丸ごとおままごと空間に大変身
おもちゃを保管しながら遊べるスペースを、ということでこちらのユーザーさんは、下段はおもちゃなどを保管するスペースに、上段はおままごとスペースにしています。押入れの内壁はマスキングテープでデコレーションしているのだとか。自分だけのおままごとスペースなんて、お子さんが夢中になるのも分かります。
こどものミニハウスにベストポジション
さらにお子さんの遊び心を尊重して、壁や扉をつけて、完全なミニハウス風にしてみてもいいですね。一つのお家のような空間にしてあげることで、秘密基地のような特別感もあり、お子さんが自由に空想して遊ぶことができます。また、おもちゃを出しっぱなしにしていても目隠しになるのですっきりして見えますね。
もはや押入れの概念を捨ててしまおう
一人暮らしの部屋や賃貸のお部屋など、置くことができる家具やスペースが限られている場合には、押入れのスペースも立派な家具の一つに変身させられるんだとか。それではここで、実際に押入れリメイクで見事にお部屋の一部にされているユーザーさんの実例をご紹介したいと思います。
自分の好きなものに囲まれた空間に
こちらのユーザーさんは、寝室にあった押入れをオープンシェルフのように自分の好きな本を並べたり飾ったりできる本棚にリメイクされています。押入れの内壁をアクセントクロスのようにビビットなカラーに変更したり、モノトーンのポスターを額縁に入れて飾っていることで、インテリア性の高いお部屋になっています。
大人のプライベート空間を演出するソファ
あえてお部屋から一歩引いた位置関係を利用して、押入れスペースをソファにしてみるという手もあります。ソファは意外にお部屋の中で場所をとる家具ですよね。そこで押入れをソファにしてしまえば、圧迫感もなくゆったりとくつろげるスペースを確保できます。座り心地を考え、座面や背面にクッションを置くと快適です。
極めればペットハウスにだってできちゃう
場所をとるといえば、ペットを飼われている方にとってはペットハウスの設置場所も悩むところです。そこで押入れの下段をペットハウスにしてしまえば、お部屋をすっきりと使えますね。また押入れなので十分な広さがありますので、ペットにとってもストレスなく過ごせます。ちなみに上段は作業場にされているそうですよ。
いかがでしょうか。押入れを収納に囚われずに自由な発想で活用すれば、その活用方法はアイデアしだいで無限に広がりますね。もしあまり活用されていない押入れがありましたら、ぜひ試してみてください。
RoomClipには、インテリア上級者が投稿した「押入れ 活用」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!