「受け継ぐ和の意匠×北欧モダン。光と風が通る家」 by oharuさん

「受け継ぐ和の意匠×北欧モダン。光と風が通る家」 by oharuさん

RoomClipに登録された新しいユーザーさんの中から、毎回お一人をピックアップしてご紹介する本連載。今回は、自然素材と天然の光や風のコラボレーションで、気持ちの良い空間づくりをされているoharuさんと、そのお宅をご紹介します。北欧モダンな中にふわりと「日本の伝統」が垣間見え、温かい心地を与えてくれるお住まいです。

今回ご紹介するのはこの方です!

2016年12月、実家を建て替えて1枚のドアでつながる完全左右分離型の二世帯住宅が完成しました。夫と娘、私の両親の家族5人で暮らしています。私の実家は木が得意な工務店。大工の父が建てた、光と風が心地よい自然素材でできた家です。

時を越え、つないでいきたい我が家の歴史

和と北欧の穏やかなコンビネーション

oharuさん宅は、かつてoharuさんのおじい様が建てたご実家をお父様が建て替え完成した、2階建て5LDK+αのお住まいです。それだけを聞いても、丁寧に丁寧に受け継がれた特別な場所であることがうかがい知れます。中は、木の温もりに溢れる明るい北欧モダンスタイル。ただ、そのベースにはどこか懐かしい「日本の文化」の気配を感じます。

そんな気配の答えは、もとのご実家から建て替えの際に受け継いだ部分にあるようです。例えば、リビングの欄間です。繊細で美しい組子の意匠は、モダンな現代のインテリアにもしっくりと馴染むのですね。oharuさんは、『この組子から漏れる繊細な光と影が好きです。この欄間はこの先も引き継いでいってほしいモノのひとつです。』と話してくれました。また、リビングは畳にソファという、和と北欧が心地よく調和する穏やかな空間でもあります。もともと、和の意匠と北欧の意匠にはどこか通じるところがあると言われていますが、こうしてミックスしてみると、それが真実であることがよくわかります。窓際の欄間と揺れるモービルも、光と風を感じる粋なコラボレーションです。

光・色彩・揺らぎ、移ろいを味わう心

ダイニング側にもフォーカスしていきましょう。ウッドデッキに面する大きな窓を擁するダイニング・キッチンは、自然光に照らされ開放感のある風通しの良い場所です。テーブルの向こうに揺れるハンモックが、ゆったりとした雰囲気を際立たせているよう。欄間やモービルなどもそうですが、oharuさん宅の中には光や風を感じられるインテリア上の演出が散りばめられているのが印象的です。天然の変化を楽しめる心は、日々の暮らしを豊かにしていく要素のひとつではないでしょうか。またリビング同様にダイニング・キッチンにも、天然木素材が贅沢なほど使われています。木材は、使えば使うほど味が出ると言います。これから新しい家族の歴史を見守り刻み、そして新たに受け継ぎたいものを作り出していく……そんな確かな予感がします。

oharuさんは『灯かりの演出』にもこだわられているそうです。ダイニングテーブルの上には、陰影が柔らかく映えるルイスポールセンのペンダント、キッチンにはアクセントにもなる温かな橙ガラスのカフェランプ……照明計画もインテリアの一部として考えられていました。いずれも、天然の光や風、木の温もり、ファニチャーたちの穏やかな佇まいと相乗し、空間の完成度を高めています。朝から昼、昼から夜へと時間により移ろっていく光と色彩の演出も、きっと素敵ですね。

壁でアソブ、斬新なスパイス

穏やかな温もりで包み込んでくれるようなoharuさん宅、でもoharuさん宅の魅力はそればかりではありません。前述の写真にも写る、キッチンの背面のモザイクタイルやキッチン奥の家事室の壁なども、とても印象的だったのではないでしょうか。他にも小さなスペースであるほどに、「壁アソビ」を楽しまれていると言います。こちらは、2階寝室奥にあるご主人様の書斎です。特徴的な濃いブルーのアクセントウォールは、マグネットペイントと水性塗料による仕上げ。そのため、一面を使ってポストカードや写真を自由に貼り付けて楽しめるようになっています。落ち着きある大人の空間に隠れる、遊べるギミック……オシャレです。

そしてoharuさんのお気に入りの場所のひとつでもある、トイレが一番スパイシーなアソビ心の効いた空間でした。鮮やかなピンクとフラミンゴ柄のトイレなんて、きっと他にはありません。斬新ですが決していやらしさはなく、むしろスッキリとした印象をうけるのは、魅せたいものが明確にしぼりこまれているから。広い空間では、伝統と現代の意匠・和と北欧を調和させて見せ、小さな空間では大胆にアソビ心を見せる、柔軟であり明確であるoharuさんのセンスの活かし方は、住まいづくりの考え方の幅を広げてくれます。これから住まいを作る方、今の住まいに満足できていない方、ぜひoharuさんのバランスよく贅沢に好きを楽しむアイデア参考にしてみてください。

oharuさん邸の間取り図

oharuさん宅は、2階建て5LDK+納戸・WICという間取り。家事動線を考え、階段を中心にぐるりと回れるよう設計されています。建て替えならではの、受け継がれた意匠や今に活きる伝統は必見です。(間取り図は子世帯である、oharuさんご家族の専有部分をご紹介しています)

oharuさんへの5つの質問

RoomClip mag編集部
RoomClip mag編集部

お部屋のインテリアテーマやこだわっていることを教えてください

oharuさん

和の素材を活かしつつ、そこに北欧インテリアをプラスしています。灯かりの演出が居心地のよい空間にしたかったので、照明計画にもこだわりました。家族が集う食卓には、ルイスポールセンで優しい灯かりを、テレビ上の間接照明は夜のくつろぎ時間に、キッチンカウンターにはアクセントに、橙色のガラスのカフェランプを……とそれぞれの場所に合わせて選んでいます。

RoomClip mag編集部
RoomClip mag編集部

インテリア関連の好きなブランドやショップを教えてください

oharuさん

「scope」と「北欧、暮らしの道具店」のセレクトが好きで、webショップを覗いてはひとりわくわくしています!! 日用品や収納用品は無印良品のものが多いです。使いやすいのはもちろんですが、シンプルなデザインが家にすぐ馴染みます。

RoomClip mag編集部
RoomClip mag編集部

インテリア関連で最近買ってよかったものがあれば教えてください

oharuさん

リビングにある木製のおさかなモビールです。ゆらゆらとゆっくり天井を泳いでいる姿に癒されます。1歳の娘も指をさして嬉しそうです。窓際にあるカラフルな気球のモビールもお気に入りです。

RoomClip mag編集部
RoomClip mag編集部

インテリア以外でこだわっているモノやコトを教えてください

oharuさん

ものづくりが好きです。最近はなかなか自分の時間が作れないので、アイディアばかりがひとり歩きしていますが、隣の工務店で出た木っ端やタイルを使っておうちに合うものを作っていけたらな……と思っています。

RoomClip mag編集部
RoomClip mag編集部

RoomClipでやってみたいことや期待していることがあれば教えてください

oharuさん

家づくりの記録を残したくて始めたRoomClip。いつもたくさんの『いいね』をありがとうございます。最近歩き出した娘に合ったお部屋づくりを日々模索中なので、みなさんの素敵なお部屋を参考にさせていただきながらインテリアを楽しみたいなと思っております!これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

oharuさんのお部屋ギャラリー

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oharuさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!

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