丁寧な暮らしに取り入れたい!ぬくもりの民藝品の魅力

丁寧な暮らしに取り入れたい!ぬくもりの民藝品の魅力

民藝品は、日本の伝統と技術を生かした、生活に根差した道具。民衆から生まれた工芸から「民藝」と呼ばれるようになりました。生活の中の美は、丁寧な暮らしの中に取り入れたい考え方。洗練されたデザインの品々は、現代的なインテリアにもとても似合います。暮らしの中に美しい民藝品を使っている実例を取り上げました。

民藝の品を楽しむにはまずは陶器から

民藝の品を生活に取り入れるには、まずは食器などの陶器からそろえるのがおすすめ。買いやすく、産地や柄がさまざまなので、自分好みの品を探すのが楽しくなります。陶器は、まさに民藝の主軸である「用の美」そのもの。まずは使ってみることからはじめてみませんか。

食卓にあるだけで存在感を生む壺屋焼

chienaさんが一目ぼれしたのは、沖縄の伝統的焼き物の壺屋焼。ざっくりとした質感が素朴な味わいのこの焼き物は、食卓にあるだけで存在感をかもしだしてくれます。一見作家物のように凝ったつくりですが、民藝の基本である日常使いとして生まれた壺屋焼は、お値段も求めやすいのが魅力です。

先日、お散歩がてら自由が丘をぶらぶら雑貨屋パトロールしてた時に出会ってしまったこの器♡ 見つけた途端にそれはもう一目惚れ!(≧∇≦)♡ 沖縄の壺屋焼、育陶園さんのものだそう。 ずっと和食器が欲しいと思いつつ収納事情で我慢してましたが、この子はぜひにとお迎えしました♪
chiena

シンプルなフォルムが料理に映える波佐見焼

長崎県の波佐見町で作られる、波佐見焼をセレクトしたamiさん。洗練されたブルーと植物のグリーンの取り合わせが、さわやかな実例になっていますね。波佐見焼は日常雑器として人気の食器。透明感のある質感と、シンプルなフォルムがどんな料理にも似合う、使いやすい食器です。

波佐見焼の長皿ですヽ(*´∀`) 長皿を人数分持っていなかったので、色々見ていたのですがこちらのお皿にキュンっ
ami

伝統柄を生かした洋のコラボ 小石原焼

和食器の小石原焼に、トーストをさりげなく合わせたariさん。小石原焼の飾り気のない幾何学模様は、どんな料理にも合わせられる優れものです。ariさんが選んだ柄は、「飛び鉋」と呼ばれる伝統的な技法のもの。まさに伝統の柄と洋の料理がコラボした素敵な実例です。

民藝の味わいを楽しめる益子焼

土の質感を生かした材質と、肉厚な重厚感が魅力の益子焼は、素朴な味わいが魅力の焼き物。どっしりとした存在感はそこにあるだけで空間をひきしめてくれます。koromo.さんは、お気に入りの益子焼を少しずつ買い足す楽しみ方を満喫していますね。どれもセンスのいい一輪挿しばかり。民藝の味わいを生かした実例です。

益子に行くたびに買い足していた一輪挿し。 どれも形が可愛くてお気に入りです。先日陶器市で作家さんらしき人がいたのですが、おじ様でした。勝手に若い女性を想像してたので (*゚∀゚)=3
koromo.

素朴な民藝の雑貨を生活に取り入れて

民藝の雑貨は、日本の風土に根差した職人ものが多くあります。素朴な味わいは意外にも、どんなインテリアにもしっくりくるもの。特に温かみのある手作りの味わいは、職人の手わざならではです。生活にうまく民藝の雑貨を取り入れる、ユーザーさんのセンスある実例をご紹介します。

伝統的な玩具、こけしをインテリアに生かす

民藝品の魅力は、生活に根差した背景が感じられること。こけしは、昔から日本で親しまれてきた伝統的な玩具です。人型をシンプルにかたどったフォルムは、インテリアにもぴったり。sachiblancさんは、こけしと小鹿田焼の水差しを組み合わせて温かみのあるインテリアに。趣のある飾り方は、共感がもてますね。

丁寧な暮らしの証とも言えるこぎん刺し

幾何学模様が美しいこぎん刺しのマットポットが、温かみのある台所を演出している、rumikokubanさんの実例です。並んだマグカップや自然素材のマットと好相性ですね。こぎん刺しは青森県で作られてきた工芸。刺繍を刺すことで丈夫さと温かさを確保し、一枚の布を大切にしてきた丁寧な日常の証ともいえる品です。

何を入れても様になる自然素材のカゴ

民藝をかたるうえでかかせないカゴ。さまざまな自然素材を使って作られたカゴは、民藝好きにはたまらないアイテムです。sachiblancさんは作家さんのあけびのカゴを愛用。素朴な素材と、凝った網目が美しいカゴですね。何を入れても様になるカゴは、ひとつ持っていると重宝します。

ラフランスをもらいました。 かごは中川原信一さんのあけび蔓のかごです。 編み目がとってもきれいで、大事にしています。
sachiblanc

いつかは持ってみたい民芸家具

民藝の品の中でも、特に存在感を放つ家具。伝統の和家具の中に西洋のエッセンスを取り入れた民芸家具は、どっしりとした落ち着きのある風合いです。長い間使えるデザインと品質の高さは、まさに職人の技。いつかは持ってみたい憧れの家具を使いこなしている、ユーザーさんの実例をご紹介します。

重厚な趣と職人の技が魅力の北海道民藝家具

北海道で作られはじめた北海道民芸家具は、日本の代表的な民藝家具。主に樺の木を使って作られる家具は、職人の技がいかされた、用途やデザインともに優れた家具です。ekomayさんのタンスも、重厚な趣がインテリアとぴったり。引出しのサイズや木肌の美しさは、職人技ならではの品。いつかは持ってみたい逸品です。

大人の雰囲気にぴったり松本民芸家具

松本民芸家具の書棚が、お部屋を引き締める存在感のあるquiltcottageさんの実例です。洗練されたデザインは、モダンなインテリアにも映える逸品です。木の素材感を生かした濃い色合いは、大人のお部屋の雰囲気作りにぴったりです。

古民家の趣に溶け込む玄関

こちらも松本民芸家具を取り入れた、趣のある玄関が素敵なcousteauさんの実例。古民家の建具と溶け込んで、とても落ち着きのある空間になっていますね。重厚な下駄箱の上に飾った繊細なツルウメモドキの取り合わせが、cousteauさんのセンスの良さを語っています。日本文化の良さを実感できる玄関です。


民藝品は手作りの温かみのある逸品。そこにあるだけで、意外な存在感を放ってくれます。特に職人の技がいかされた品は様になるもの。お気に入りのものを見つけてぜひ手元に置いてみたいですね。


RoomClipには、インテリア上級者が投稿した「民藝 暮らし」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!

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