RoomClipユーザーがだいじにだいじに使い続ける愛用品を紹介する連載。今回は、日本の文化や伝統を、現代の暮らしに丁寧に継承する住まいづくりをされている、pixisukeさんのお宅で活躍する「宮崎椅子製作所のDC09」をご紹介します。あらゆるインテリアに心地よく溶け込んでいきそうな、上質と呼ぶべきシンプルがそこにはありました。
今回教えてくれたユーザーさん♪
和のリノベーションをした、古い団地の小さな書斎から発信しています。 日本の団地に落ち着くのは、やはりニッポンのモノ。古民家にあった古建具、国産のヒノキや杉の木材、漆喰などを使ってリノベーションしました。家具も日本製品を中心に、シンプルで身の丈サイズな家を目指しています。
ご紹介いただいた愛用品
椅子づくりの全工程を一貫して社内で行う、宮崎椅子製作所のダイニングチェアです。自然素材を贅沢に使用した、まるで彫刻のようなミニマルで美しいフォルムが魅力。板座とは思えない、驚くほど滑らかな形状と表情、そして抜群のフィット感を味わえるひと品です。
販売サイトで商品を見る見るたびにドキドキ。生命力を感じる美しい椅子
pixisukeさん宅は、モダンとレトロが溶け合った、心地よい懐かしさを覚えさせてくれる空間です。そんな、魅力ある住まいづくりをされるpixisukeさんが選んだ「愛用品」は、ライフスタイルに欠かすことのできない椅子。宮崎椅子製作所が送り出す、自然素材の木の椅子です。まずは、お気に入りの理由からお伺いしましょう。
「今にも歩きだしそうな、生き物のようなデザインと、木材をたっぷり使った構造が気に入っています。 どの角度から見ても、隙がないデザインだと思います。購入して数年たった今でも、DC09を見るたびにドキドキしています。」
日本的なインテリアと相性のよい、計算されたシンプル
「木材を削りだして造られた座面や、華奢にも見える細めの脚は、見た目の印象より頑丈で、大柄な男性が座ってもびくともしません。そこからは、メーカーさんの高い技術を感じます。 DC09はシンプルに木材だけで構成されており、我が家のような団地はもちろん、日本の家のインテリアと相性が良さそうです。」
確かに、滑らかで優雅な曲線や、背もたれから脚までの一体感のある繊細なラインは、どこか華奢さも感じさせますね。それでも、丈夫で安定感があるというところからは、つくり手の並々ならないこだわりや、計算された設計の素晴らしさが垣間見えてきます。日本の家との相性はもちろんですが、北欧テイストやミッドセンチュリーのような、欧米発信のスタイルとも柔軟にコーディネートを楽しむことができそうです。
最高の相棒と呼べる椅子選びを……
「椅子はブランドや値段ではなく、自分の体に合うかどうかで選ぶべきだと感じます。私はDC09を購入する前に、数十の椅子を試座して、その中からこちらを選びました。 おかげで、DC09は愛用品であることはもちろん、腰痛持ちでありながらも、座り仕事が多い私の最高の相棒です。」
なるほど、pixisukeさんにとって椅子は、暮らしに欠かせない道具であり、密着した存在なんですね。高級品や有名ブランドのものでも、使い手の体や動きに添ってくれるものでなくては、ストレスの原因になりかねません。自分の体に合う、長く座っても心地よいと感じられる、最高の相棒との出会いは、幸運で幸福なことなんですね。
手放せなくなる、とっておきの椅子
インテリアとの相性、素材や色、サイズ……椅子を選ぶとき、皆さんは何に重点をおいていますか?pixisukeさんは、座り心地、体へのフィット感を最優先に考えながら、佇まいもインテリア性も抜群の銘品を見つけられたようです。『二兎を追う者は一兎をも得ず』インテリアや家具において、この言葉は適用外なのかもしれません。こだわって、探し求めれば求めた分、最高の出会いができるのだと、pixisukeさんのお話を伺って感じることができました。
ご紹介頂いた、シンプルで美しく、丈夫な椅子は、きっと多くの人の暮らしに長く寄り添い愛されるはずです。ぜひ、チェックしてみてください。
pixisukeさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!