引き出しの中、整理できていますか?どこに何があるのかわからず、よく探しものをしているといった状況は、大事な時間のロスにつながってしまいますね。そこで今回は、どこに何があるのかすぐにわかる引き出しを作ることをご提案します。引き出し収納の3つのルールをユーザーさんの実例とともにご覧ください。
用途や頻度が同じものをまとめる
まずは、引き出しに何を入れるのかを考えましょう。そのときに重要なのは、その場所で使うもので用途が同じものをまとめることです。さらに場所を区切る場合は、どの程度の頻度で使うかも考慮してみてください。よく使う食器や文房具はココなど決まっていれば、探す手間が省け、無駄な時間がうまれることがありません。
お弁当グッズを全部同じ引き出しに入れる
お弁当グッズがズラリと並んだこちらの引き出しは、どこに何があるのか一目瞭然で見るからに使い勝手が良さそうです。ここを開ければすべてがそろい、さらにワンアクションで取りだせる工夫は、忙しい朝に大助かりですね。お弁当ピックなどバラバラになりやすいものは小さな小物ケースに1種類ずつ入れるのもポイントです。
朝食時に使うものをまとめておく
こちらの引き出しには朝食に使うものと2軍食器が入っているそうです。アカシアプレートやココットがまとめられていたり、コースターがバスケットに入っていたりと、取りだしやすそうです。同じタイミングで使うものはまとめて置いておくと、用意に時間がかかりません。
よく使う薬をまとめておく
医薬品や衛生用品は種類も多く、ごちゃつきがちなものです。そんなアイテムは、こちらの引き出しのようによく使うものをまとめてから種類別に収納するのがおすすめです。さらに、横置きしているので薬名が見やすいのも大事なポイントです。つらい症状のときに素早く手に取れる工夫がされています。
収納ケースなどで仕切る
引き出しに入れるものを決めたなら、収納ケースなどを使って、ものの指定席を作ってあげましょう。指定席を作ることは、取りだしやすくなるだけでなく、片付けもしやすくなります。片付けが楽になれば、ものがどこにあるのかわからないといった状況も減り、探しものをする時間が減っていきます。
カトラリーやコップを種類別に仕切る
食器を引き出しに収納している方は、こんな風に収納するのはいかがでしょうか。カトラリーやコップを種類別、色別にケースで仕切れば、どこに何があるのかすぐにわかります。また引き出しを開けたときにもズレにくくなり、ちょっとしたストレスも解消できそうです。
野菜室も細かく仕切って
冷蔵庫の野菜室もケースを使って仕切ると、野菜の残量が一目でわかります。ないと思って買ったのに実は奥にあったということや、あることに気づかずダメにしてしまったということが防げそうですね。また、どんな野菜がどのくらいあるのかがわかると献立も決めやすく、料理の時短も図れるかもしれません。
仕切りケースにもひと工夫を
アクセサリーや時計が整然と収納されているこちらの引き出しは、さらにひと工夫がされています。それは、しまうときや引き出しを開けるときに音がしないように、硬質ウレタンスポンジ製のトレーを使っていることです。出し入れしやすく見やすいだけでなく、大事なものを衝撃から守れますね。
ケースではなく、マステを使うアイデアも
こちらの引き出しは収納ケースを使わずに、すべり止めマットにマスキングテープを使って仕切っています。ものをあまり増やしたくない方や定位置を探っている段階の方にもいいアイデアですね。マスキングテープならすぐはがせるので、収納場所を変えたいときにもすぐに対応できるのでよさそうです。
誰もが取りだしやすい工夫をする
最後に、誰もが取りだしやすい仕組みにしている実例をご紹介します。きれいにしても、自分だけしかわからない収納だと、どこにあるの?など聞かれてしまい、時短にはなりませんね。特にお子さんがいる家庭は、子どもでもわかる収納作りが大事です。ユーザーさんがどのような工夫をしているのかご覧ください。
日本語でラベリングする
キッチン引き出し内の調味料ケースは日本語でラベリングされています。以前は英語表記にしていたそうですが、わかりやすいように日本語に変えたそうです。パッと見たときにすぐにわかったり、誰もがわかるのは、普段使っている言語ですね。使いにくさを感じたときには変えてみるというのも、見習いたい姿勢です。
子どもも取りだしやすい仕組みに
こちらの引き出し内の収納ケースには数字シールが貼られています。まだ文字が読めない小さなお子さんにも、この数字にはこれが入っていると目で覚えることができるのでわかりやすいですね。数字を黒で大きくしているところも、パッと見てわかりやすい工夫がされています。
家族がわかるようにする
こちらは家族の使いやすさを考えて、衛生用品をまとめて収納している引き出しです。家族で共有しているものは、詰め替えしたりするよりも市販のパッケージに入っているほうが全員にわかりやすいということもあります。これなら誰が見てもどのようなマスクなのかなどがすぐにわかりますね。
ユーザーさんの使いやすそうな引き出し収納をご紹介しました。取りだしやすく戻しやすい引き出し収納は、準備や片付けに余計な時間がかかることなく、ゆとりのある生活につながっていきます。ぜひ取りいれてみてください。
RoomClipには、インテリア上級者が投稿した「引き出し 収納」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!