「鴨居」とは、引き戸の上部に取り付けられた横木のことを言います。ハンガーやフックをしっかり掛けられる長押とは違い、鴨居はなかなか活用できていない方が多いのではないでしょうか?今回はそんな鴨居を使ったアイデアを、RoomClipユーザーさんたちに教えていただきました。
便利グッズを使って室内干し
鴨居はそのままハンガーなどを掛けるとすぐに落ちてしまいますが、今は100円ショップやホームセンターで鴨居用の便利グッズが手に入ります。これを使えば、鴨居が室内干しスペースに変身しますよ。
鴨居用のフックでピンチハンガーを掛ける
RIKAYURAさんは今までピンチハンガーを鴨居にそのまま掛けていましたが、すぐに落ちてしまってストレスを感じていたそうです。そんなとき100均で見つけたのが「鴨居フック」。これなら掛けたまま干したり取り込んだりもできそうです。
鴨居に挟むだけのシンプルなハンガー
こちらはセリアの「丈夫でサビにくいステンレスかもいハンガー」です。取り付け方は、丸いワイヤーを広げて鴨居を挟むだけ。すべり止めもついて安定感もあります。cloversさんはこのシンプルなデザインがお気に入りなんだそうですよ。
突っ張り棒を渡して物干しにする
ダイソーの「室内干し専用ハンガー」は、1つ使いでハンガーを直接掛けたり、okameさんのように2つ使いで、突っ張り棒を渡すこともできます。耐荷重量は3kgまでOKですから、たくさん洗濯物があるときも活躍してくれそうですね。
テコの原理でしっかり固定
コモライフの「室内物干し掛け」は、鴨居にネジや釘を使わなくてもテコの原理でしっかり固定されます。ご自宅の鴨居の幅によっては、mofさんのように金具がレール部分に干渉せず、引き戸を閉めた状態でも使用できますよ。
お部屋のインテリアにも大活躍
鴨居は洗濯物を掛けるだけでなく、お部屋のインテリアにも使えるんですよ。ユーザーさんたちのアイデアは、どれも真似したくなるものばかり。さっそくご紹介しましょう。
額縁に入れた写真を飾る
ryu23naさんは鴨居の上にお子さんの写真を飾られています。額縁の固定に使用しているのは、ダイソーの「かもいダブルフック」。ブラウン色が鴨居の色に馴染んでいますね。下のフックもコルクボードを下げて有効活用されています。
イベント用の飾りつけコーナー
taitaiさんは鴨居フックに渡した突っ張り棒に、S字フックなどでリースや靴下を下げて、クリスマスムードたっぷりの飾りつけをされています。ハロウィンや節句、誕生日など、さまざまなイベントの飾りつけに、このコーナーが活躍しているそうですよ。
プリントボードを掛ける
扉のデッドスペースを有効活用したいと考えたyukineさんは、鴨居フックに突っ張り棒を渡して、S字フックでプリントボードを掛けています。キッチンのすぐ近くに設置されているので、お料理しながらでもプリントを確認できて便利そうですね。
壁や襖をなくせば鴨居がもっと使える
鴨居の上の壁や襖、欄間などを撤去されているユーザーさんもいらっしゃいました。上の部分をなくすことで、ハンガーが掛けやすくなったり物を飾れるようになって、鴨居の用途がグッと広がりますよ。
ドライフラワーなどをディスプレイ
ko_intさんはダイニングキッチンと部屋を仕切っていた襖を外して、リビングルームにされています。鴨居はドライフラワーを吊るしたりテーブルクロスを掛けて、素敵なディスプレイスペースになりました。ブルーグレーのペイントもオシャレです。
扉のかわりにカーテンを下げる
元は6畳の和室だったお部屋を、洋室にリメイクされたplatonicloveさん。扉があった場所に鴨居フックと突っ張り棒でカーテンを下げています。ヒョウ柄のカーテンが、男前風インテリアのスパイシーなアクセントになっていますね。
手軽に真似できる便利グッズを使った方法から、ガラリと雰囲気が変わるリメイク方法まで、目からウロコのアイデアばかりでしたね。皆さんもユーザーさんたちのアイデアを参考に、ご自宅の鴨居を活用してみませんか?
RoomClipには、ユーザーさんが投稿した「鴨居」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!