「厳選した暮らしを魅せる、ナチュラルでオープンな住まい」 by ryoさん

「厳選した暮らしを魅せる、ナチュラルでオープンな住まい」 by ryoさん

RoomClipに登録された新しいユーザーさんの中から、毎回お一人をピックアップしてご紹介する本連載。今回は、リラックスした心地の良い生活をそのまま映し出すような、オープンでナチュラルなインテリアづくりをされているryoさんと、そのお宅をご紹介していきます。

今回ご紹介するのはこの方です!

2018年11月に完成したお家に、夫婦と猫1匹で暮らしています。夫婦共に家づくりに携わる仕事をしているので、設計は夫、インテリアコーディネートは私が担当しました。こだわりが詰まった我が家です。

『ただいま・おかえり』が交わしやすい家

仕切らないスタイル

ご夫婦と愛猫1匹のryoさんご家族が暮らすのは、北海道某所に建つ2階建て4LDKのお宅です。その最大の特徴は『仕切らないこと』。玄関とLDKを仕切る扉もありません。だから、LDK全体に沿うように伸びた大きな土間もまたインテリアの一部になっています。そこに並ぶキャンプグッズや日用品たちもスッと心地良い雰囲気に溶け込んでいるのが素敵です。

玄関正面で迎えてくれるキッチンは、ダイニングテーブルを横付けしたアイランドスタイルです。木とモールテックス、ブラックアイアンのナチュラル×無機質のコントラストが絶妙な、穏やかだけれど背筋がしゃんとなる気持ちの良いコーディネートに思わずうっとり。

カップボード横にある三角の垂れ壁も、ryoさん宅の『仕切らない』こだわりが現れたポイントです。奥に続く洗面・トイレ・ユーティリティーとキッチンの間に建具がないことで、水まわり一連の家事がスムーズに運びます。でもメリハリはつけたいからと、垂れ壁にすることでデザイン性を持たせたのだそうです。そんな垂れ壁の三角の底とキッチンの吊り戸棚の底のラインがきちんとそろっているあたりからは、ryoさんご夫婦の細やかな家づくりが垣間見えますね♪

拓けた視界と触れ合う気配

リビング側へと視線を移していきましょう。吹き抜けのあるリラックスした空間です。大きな開口に採用されたバーチカルブラインドで縦の広がりを強調し、開放感をさらに高める演出の妙もお見事。

ここで注目したいのは、土間をリビングの一部に滑らかに活かすアイデアです。土間の一部につくられた独立壁がテレビボード代わりというのは、なかなか斬新な発想ではないでしょうか。ご夫婦それぞれが家づくりに携わるお仕事をされているからこそのひらめきです。また、この場所にテレビがあることで、自然とリビングソファが玄関側を向きます。そのため、キッチンやダイニングからはもちろん、リビングで何気なくくつろいでいても、を視線を合わせて即座に『ただいま・おかえり』交わすことができるんです。

テレビの後ろにある階段もスケルトンなので、移動中もなんとなく玄関や1階の気配や声を拾うことができます。全体に視界が大きく拓けているから、どこにいてもどんな動作をしていても、声や気配を感じられる、ふとした瞬間に視線が合う安心感がryoさん宅にはあふれています。それは、人だけでなく愛猫にとっても、制限なく自由に居場所を変えられる心地良さになっていそうです。

選べるくつろぎの形

階段を上がっていくと、大きなホールに出ます。そこはとっておきのセカンドリビングでした。壁一面の収納棚には、本やレコードなどがずらりと並びます。深く腰掛けられる一人掛けのチェアを選んで、のんびりと自分好みの世界に浸る……この場所で過ごすくつろぎの時間はきっと贅沢なひととき。団らんの癒しとはまた違う安らぎを与えてくれるのではないでしょうか。家の中にいても、色々なくつろぎ方を選べるって魅力的です。

セカンドリビングは吹き抜けの先にあるので、階下とのつながりもばっちりです。自分の時間を味わいながらも、ゆるやかに家族とつながっていることができます。そして、夜には高い天井からリズミカルに垂れたペンダントライトが、まるで夜空の星のように点々と灯ります。幻想的で優しい光に包また我が家を見渡すのもまた、特別な時間かもしれません。

ryoさん宅はオープンです。収納もほとんどが見せるスタイル。でも、全体的に洗練されていて心地良くナチュラルです。そこに生活感が醸し出す雑多感はありません。その秘訣は、家づくりはもちろん、必要なあらゆるものにこだわり、丁寧に厳選したもので暮らしを象っているから。そんなryoさんご夫婦の暮らしからは、参考にしたくなるアイデアや工夫がたくさん見つかります。ぜひ、今後もチェックしてみてください。

ryoさん邸の間取り図

ryoさん宅は2階建て4LDKの間取りです。大きな土間越しに玄関とLDKがシームレスに繋がるのが特徴的。また、土間を生かすインテリアづくりや、日常の動きに配慮した動線づくりなど、快適のための様々な工夫や仕掛けが随所に散りばめられています。

ryoさんへの5つの質問

RoomClip mag編集部
RoomClip mag編集部

お部屋のインテリアテーマやこだわっていることを教えてください

ryoさん

薪ストーブとキャンプ道具が収納できる広めの土間と、開放感がある大きい吹き抜けは、家づくり当初から必ず設けたいと思っていました。内装はオーク材を基調にしていますが、ナチュラルになり過ぎないようにグレーやブラックのアクセントで引き締めているのがこだわりです。

RoomClip mag編集部
RoomClip mag編集部

インテリア関連の好きなブランドやショップを教えてください

ryoさん

ACTUSや無印良品をよく利用しています。

RoomClip mag編集部
RoomClip mag編集部

インテリア関連で最近買ってよかったものがあれば教えてください

ryoさん

2階ホールに観葉植物を増やしたくて、プランターボックスを購入しました。もっと緑でいっぱいにしたいので、これからまた買い足すかもしれません。

RoomClip mag編集部
RoomClip mag編集部

インテリア以外でこだわっているモノやコトを教えてください

ryoさん

夫婦共に洋服が大好きです。少々お値段が張っても、素材にこだわって購入しています。長く着ることができるものに厳選しているため、収納も自然とすっきりしてきました。

RoomClip mag編集部
RoomClip mag編集部

RoomClipでやってみたいことや期待していることがあれば教えてください

ryoさん

写真を複数枚投稿できたら良いなと思います。RoomClipは家づくりをはじめた頃からたくさん参考にしていたので、今回我が家を記事にしていただけてとてもうれしいです。皆さんの参考になるようなお家を目指して、これからもインテリアを楽しみたいです。

ryoさんのお部屋ギャラリー

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ryoさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!

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