「使いやすさの追求とスペースの有効活用を両立する、隠す収納に秘めた工夫」 by rilakkumamaさん

「使いやすさの追求とスペースの有効活用を両立する、隠す収納に秘めた工夫」 by rilakkumamaさん

RoomClipユーザーの収納に関するtipsを紹介する「収納のコツ」連載。

今回は、白を基調としたさっぱりナチュラルなインテリアを楽しまれているrilakkumamaさんに、収納のコツや工夫を教えていただきます。隠す収納をより使いやすくしていくアイデアは、収納リバウンドにお悩みの方も要チェックです!

今回教えてくれたユーザーさん♪

夫婦と小学生姉妹、猫の4人と1匹家族です。3LDKのマンション暮らしのため収納スペースは多くありませんが、少ないながらも家族みんなが快適に過ごせるよう日々模索中。最近は、猫さまのイタズラのお陰でスッキリ収納が加速中ですね(笑)

使いやすさのアップデートを怠らない

rilakkumamaさんは、お子さんも猫ちゃんもいる4人と1匹家族ととても賑やかそうです。でも、インテリアはスッキリさっぱり。家具や雑貨の佇まいや色合いがよく映える、整理整頓の行き届いた心地良い空間です。キッチンを覗いてみても、生活感でごちゃごちゃなんてところがありません。いったいどのように収納すると、こんな素敵な生活空間を維持できるのでしょう。まずは、rilakkumamaさんが収納づくりで大切にしていること、心掛けていることからお伺いしていきます。

rilakkumamaさん

「『家族全員が使いやすく、スッキリが続く家』をモットーに、使用時と収納時の動線を意識して配置を考えました。『使いにくい、片付かない』など不満があれば、場所を変更してみるなど、定期的に収納を見直すようにしています。また、掃除のしやすさ、見た目スッキリが叶う隠す収納にしています。床や棚の上にはなるべくものを置かないようにしているのもこだわりです。」

なるほど、日々アップデートを重ね、その時その時に最適な収納スタイルを導き出しているんですね。でも『隠す収納を基本としてみても扉や引出しの中がぎゅうぎゅうパンパンになって、なんだかんだ使いにくかった……』なんて失敗経験をお持ちの方も少なくないのではないでしょうか?そこでここからは、rilakkumamaさんのアップデート術の中からとっておきを教えていただきました。隠す場所の可能性を広げ、使いやすいからちょっと楽しい♪とお片付けへのモチベーションも知らず知らず上げてくれる素敵なアイデアたちです。

家族で共有する、隠す収納3つのテクニック

その1 手間なく見やすい、〇〇裏×引っ掛け活用

rilakkumamaさん

「キッチンツールはコンロ下収納の扉裏に掛けています。上からでもどこに何があるかひと目で分かるので、取り出しやすく流れもスムーズです。髪ゴムやアクセサリーなんかも、しまい込むと絡まってしまって厄介。三面鏡の裏にフックで引っ掛けています。ひとつひとつが見やすくなり、子どもでも使いやすく楽しんで収納してくれます。掛ける収納は、どかして掃除する手間がないのでもう家中色々と引っ掛けてます(笑)」

その2 よく使うけど、出しておきたくないものも扉裏!

rilakkumamaさん

「ドライヤーやヘアアイロンなどかさばるアイテムは、洗面台の扉裏にかけてしまえば見た目もスッキリ!リビング収納の扉裏には、すぐ使わないけど期限までは捨てられない郵便物や書類・クーポンなどを一時保管するBOXを設置しています。しまうと忘れてしまいそう、でも出しておくと見た目がゴチャゴチャになりそうなものはよく使う場所の扉裏収納がオススメです。」

その3 つっぱり棒で余白もフル活用

rilakkumamaさん

「収納棚の空いたスペースにつっぱり棒でハンガーを収納。ほこり対策に洗剤も一緒にしまっています。クローゼットにもつっぱり棒でハンガー掛けの下段を作り、上段はシーズンオフの服、下段はオンシーズンアイテムと分けています。衣替えも上下段を入れ替えるだけなのでとても楽になりました。低い位置で掛けられるため、片付けたりコーディネートしたりを子どもたちだけでやってくれるので、大助かりです!」

オススメの収納アイテム

ITEMニトリのA4ファイルボックス Nオール
PRICE349円~549円(税込)

レギュラーサイズとワイドサイズがあり、スペースに応じて使い分けられます!キッチンに洗面所、リビング、子ども部屋、どこでも使っています。収納BOXをそろえると統一感が出て、見た目もスッキリするのでオススメです。

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最後に、収納が苦手な方へのアドバイスをいただきました

rilakkumamaさん

「収納に終わりはないと思っています。子どもの成長などのライフステージやシーズンでもよく使うアイテムは変化します。そのため、私も最適な収納を目指し、まだまだ日々模索中です。定期的に収納を見直すことで不要なものに気が付くことができるし、使い勝手も良くしていけるので『収納の見直し』オススメです!基本的に2シーズン使用しなかったものは『なくても困らない』と決め、思い切って処分、不要なものは持たないようにしています。」

家族が求めるニーズに応える

片付かない理由、元に戻せない理由は家族それぞれにあるものです。特に隠す収納をメインにすると、なかなかどこに何があるか、どこにどうしまうかを家族全員に浸透させるのは大変。だからこそ、ひとりの使いやすさだけではなく、みんなが求める快適を探る必要があります。そしてrilakkumamaさんは、日々それを怠りません。さらに、収納の中のデッドスペースに目をつけ活かすことで、クローゼットや戸棚のポテンシャルも高めてしまうのが凄いところ。

家を家族を、暮らしを観察するって本当に大切ですね。rilakkumamaさんの言葉にあるように、収納に終わりはないのかもしれません。ぜひ、今回教えていただいたアイデアやアドバイスを参考に、アップデートによる快適の追求を楽しみながら収納をより良く導いてみてください。


rilakkumamaさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!

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