本連載ではRoomClipユーザーさんが暮らすワンルーム・1Kをご紹介。真似できるリアルな工夫やとっておきのスタイルを探っていきます。
今回は都内で愛猫とひとりと1匹暮らしをされているChisaさんに、リモートワークでも仕事部屋にしない自宅づくりの秘訣をお伺いしました。レイアウトはもちろん、収納アイデアも必見です♪
今回教えてくれたユーザーさん♪
プロフィール
お住まい
- お住まいの地域: 東京都23区外
- お部屋の種別: 1K(キッチンと居室がドア等で仕切られている)
- 居住面積: 28.05m2
- 家賃: 65,000円
- この家に住む人: 自分、猫
- ご職業: Webエンジニア
- 趣味: 寝ること、猫と遊ぶこと
いまのお部屋に決めた理由はなんですか?
「南側に窓が2つあって、日当たりが良いところが気に入りました。」
お部屋のこだわりを教えてください
「猫にとって快適で安全であることを第一に心がけています。また、リモートで仕事をしているので生活が仕事中心にならないよう、レイアウトやコーディネートはあえてプライベートを重視しました。」
気づいたらいつも居る場所はどこですか?
「ベッドです。だいたい猫とゴロゴロしています。ベッドテーブルを出して食事したりお茶したり、仕事をするとき、リフティングテーブルを近づけて椅子代わりにすることも。仕事の合間にストレッチもできるのでなかなか良いです。」
仕事モードにしないプライベート重視の部屋づくり【ここがポイント!僕&私の工夫】
①お部屋の中心をローベッドにする
「プライベート感やリラックス感を重視する上で、レイアウトの中心をベッドにしました。一番過ごす時間が多いベッドを中心にした家具配置にすることで、プライベートを過ごしやすくしています。ベッドは、パレットと薄型マットレスを組み合わせて高さを20cm程度に抑えているのもポイント。どんな風に置いても圧迫感が出ないようにしています。」
②オフィス家具を置かない
「デスクを置くと仕事部屋感が出てしまうと思います。猫目当てで友人がよく遊びに来ることもあり、ローテーブルの方が都合が良いためデスクは撤去。代わりにリフティングテーブルを使っています。
オフィスチェアの代わりはベッドです。座り心地は当然専門分野のものに比べれば劣りますが、気づいたときにすぐストレッチなどで体をほぐせるのが便利。エコノミークラス症候群の予防に良いなと思いました。ただ、繁忙期に長時間仕事をしているとやはり腰が痛むことがあるので、使わないときはしまっておける、折りたたみ椅子を購入しようか迷っているところです。」
③仕事道具を出しっぱなしにしない
「仕事用のノートPCや周辺機器は、仕事が終わったら決まった場所にしまうようにしています。朝すぐに取り出せるように、ざっくりかごに入れているだけですが、手軽にスイッチの切り替えができるし、視界に入ってこないだけでもリラックス度が違う気がします。」
最近買ったナイスなアイテムを教えてください
テレビ台兼収納として使っています。ユーズドなのでほのかにりんごの香りがして、傷や汚れの風合いも楽しめるのが魅力です。それに意外と、100均の収納道具ともサイズの相性が良く、驚きました。私は、仕事道具など頻繁に使うものをかごに入れて収納しています。お値段的に躊躇なくDIYできるところも気に入っているポイントです。
今後インテリアで挑戦してみたいことがあれば教えてください
「収納スペースはあるものの有効活用しきれていないので、もっと使いやすく整理して、見せない収納にこだわりたいです。」
お話をお伺いして
ひとり暮らしのリモートワークだと、どうしてもインテリアのベースに『仕事しやすい環境』を置きたくなるものではないでしょうか。でも、それだとリラックスしたいときも仕事の気配がチラチラ……なんとなく緊張感が抜けきらないかもしれません。だからこそ、あえてプライベートを重視したChisaさんのお部屋づくりには目からうろこがこぼれます。同時に、自分らしい暮らしの中で仕事をするという、リモートワークならではの魅力にも気が付くことができました。Chisaさんの場合はこのプライベートを重視する工夫が、愛猫の安全と快適にもつながっているのが素敵ですね。
オンとオフの境界を見失ってしまったり、いつでも仕事ができることがかえって休みを減らしてしまったり、家で仕事をすることで生じるこうした問題に悩む方も増えていると聞きます。ぜひ、Chisaさんの工夫やアイデアを参考にリモートワークの良さを活かせるお部屋を参考にしてみてくださいね。
Chisaさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!