「楽しく遊んで、自己管理も身に付くおもちゃ収納のつくり方」 by shinshinさん

「楽しく遊んで、自己管理も身に付くおもちゃ収納のつくり方」 by shinshinさん

RoomClipユーザーの収納に関するtipsを紹介する「収納のコツ」連載。

今回は、家庭に仕事と忙しい毎日でも、家族が暮らしやすい家を丁寧につくり維持されているshinshinさんに収納のコツや工夫をお伺いします。

今回教えてくれたユーザーさん♪

夫35歳、長男5歳、次男2歳と私の仲良し4人家族です。男だらけで、毎日にぎやかドタバタな生活を送っています。正社員で働きながら、週一の大片付けでなんとか状態を保っています。平日の家事は、仕事柄、月の半分は家にいる夫がこなしてくれています。掃除、子どもの送迎、食材の買い出し、料理……私よりも得意なので任せきり。『できる人がする!得意分野のみ!』を大人も子どもも徹底し、家のことは家族みんなでするのがモットーです。

大きな家具に頼らず、すっきり片づけたい

shinshinさん宅は、お子さんがワクワク過ごせる空間です。いつも身近なところに遊びがあって、でもそれがインテリアの中にすっきり落ち着いている様が印象的。大きさも形もさまざまなおもちゃの整頓はとにかく悩ましいものだと思うのですが、どういったことを意識してこの状態に落とし込まれたのですか?

shinshinさん

「こだわりは、狭い賃貸でも家具を置かずに広く過ごすことです。みんなが過ごすリビングは、お気に入りだけがあふれる空間にしています。特に気を使っているのは、たくさんあるカラフルなおもちゃの収納。ごちゃごちゃさせず、でも子どもが使いやすいように工夫しています。

また、賃貸2LDKという間取りは狭く、奥行きのある収納家具は置きたくありません。走りまわる子どもがタンスの角にぶつかってケガするのも避けたいところです。そこで、奥行きのない棚を造作しました。」

やはり、おもちゃとの付き合い方には気を使いますよね。子どもの自由な遊びを邪魔したくないけど、インテリア的には邪魔に感じてしまうことが多いなんとも難しい存在だと思います。整頓したいからと家具を増やすのはちょっと……というのも共感できる方、多いのではないでしょうか。ここからは、そうそうと頷けるお悩みを解決するshinshinさん流の『おもちゃ収納メソッド』に迫ります。子どもの自立と兄弟喧嘩予防にも役立つ素敵なアイデアたちはどれも必見です。

責任をもって子どもが楽しく過ごせる3つの工夫

その1 子どもがワクワクするケースを使う

shinshinさん

「無印良品が大好きです。カラフルなおもちゃを隠すには、本当は白やグレーの収納ボックスで色を消したい。そんな思いはいったん置いて、子どもが楽しく過ごせる部屋づくりを優先させています。だから、気長に店をまわってアイテムを探します。キャラクターものでも、形を揃えたり、ある程度色をまとめたりすると、カラフルであっても統一感を演出することができます。そこまでごちゃごちゃせず、仕上がりました。」

その2 定位置を決めて、自己管理を徹底させる

shinshinさん

「自分が使ったものは、自分で片付ける。自己管理を徹底しています。そのためか、『あれどこ~?』と聞かれることもありません。おもちゃも道具も、きちんと帰る家を決めてあげるのがポイントです。」

その3 お気に入りを大切にできる仕組みをつくる

shinshinさん

「お気に入りのおもちゃ、上手にかけた絵、大切な手紙、壊されたくないものは、自分専用飾り棚に自分で収納してもらっています。そうしていたら、下の子に触られたくないものは、壊されて怒って泣く前に上に飾る癖がついたようです。」

オススメの収納アイテム

ITEMmarimekko柄のアイテム
PRICE~1000円(税込)程度

marimekkoがあると、一気に部屋に北欧感が増します。取り入れるだけで素敵な部屋になること間違いなしです!色々な柄がありますが、どれを取り入れてもごちゃごちゃしないデザインと配色は本当に素晴らしい。フリマアプリで端切れを手に入れてカーテンにすることも。お気に入りがあると何度も目が行くし、癒されますよ。

最後に、収納が苦手な方へのアドバイスをいただきました

shinshinさん

「自分のお気に入りや使用頻度の高いものを見せる収納にしたり、お気に入りで飾ったオープン棚をつくったり、楽しめる要素を探っていくのがいいかなと思います。それに収納や掃除が苦手な方は、隠す収納だとどこにしまったか忘れてしまうかもしれません。大胆にひとつの箱、ひとつの棚に同じカテゴリーのものや同時に使うことが多いものを集めるのも手です。私もできるだけ、一種類だけを入れるを心掛けています。スカスカでまだまだ入るからもっと入れたくなるけど、詰め込みすぎると探す手間が増します!収納したものを忘れがちの方は、ケースの後ろにラベルを付けるなど、家族にだけ見える・分かるようにしておくのおすすめです。」

管理できる人を育てる、キッズスペース

shinshinさんのお子さんを思い、成長を促す収納メソッド素敵でしたね。キッズスペースはただの遊び場にあらず!そこでどう過ごし、ものとどう付き合うかで、ものを大切にする心や整理整頓のコツまで身に付くんだなと感じました。さらに、宝物を守る方法を知ることで将来的には危機管理能力の高い人に育つような気がします。

そのために、子どもの好みとワクワク優先で収納道具まで選ぶ心意気からも学ぶことが多いです。『増える一方のおもちゃに辟易、子どもの小さいうちにインテリアなんて……』と匙を投げかけているならぜひ、今回教えていただいたアイデアやアドバイスを参考にしてみてください。整理整頓と自己管理ができる家族が増えると将来的にきっと、毎日のひとりひとりの負担がぐっと軽くなります。


shinshinさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!

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