「光を受けて明るく輝く、穏やかなトーンのナチュラルキッチン」 by m.さん

「光を受けて明るく輝く、穏やかなトーンのナチュラルキッチン」 by m.さん

RoomClipユーザーの素敵なキッチンを紹介する「憧れのキッチン」連載。

今回は、すっきりと軽やかなナチュラルスタイルのインテリアを楽しむm.さんに、キッチンづくりのこだわりや工夫をたっぷりとお伺いします。

夫と私、息子(2歳)の3人暮らしです。2023年3月にマイホームが完成しました。引越してから日が浅いので、まだまだ揃えられてない家具などもありますが、自分たちが住みやすいお家を目指して試行錯誤中。RoomClipをはじめて、お家も十人十色だと気が付き驚きました。こだわりの詰まった素敵なお家ばかりの皆様の投稿をいつも楽しく拝見させていただいています。

好き+ときめきで仕上げた、満足度の高い空間

m.さん宅のキッチンは、穏やかなトーンでまとめられたナチュラルでモダンな空間です。収納や家電まで含めてコーディネートされている様子がとても素敵だなと感じます。魅せるキッチン、見せられるキッチンをつくるのは一筋縄ではいかない印象なのですが、m.さんはどのようなことを意識しながら空間づくりをされたのでしょうか?まずは、こだわりや大切に考えたことから教えていただきました。

m.さん

「こだわりは『木目×グレー×ゴールド』で統一したことです。木目の下がり天井や棚、グレーのタイル、ゴールドのペンダントライトがポイント。自分の大好きを詰め込みました!そこにインテリア雑貨など、『ときめいたもの』をプラスすることで、より満足度の高い空間にしています。キッチン自体も白っぽいグレー、ワークトップはグレージュという、ホワイトに見えるけどホワイトじゃない絶妙な色加減を選びました。これは小さなこだわりで、気に入っているところのひとつです。」

間取りの真ん中にある、明るい場所

ワークトップのグレージュのようなニュアンスカラーがつけるさりげない変化が、m.さんのキッチンの表情をより豊かにしているから『白く明るい空間』とひと口に言ってしまうと語弊があるなと感じていたんです。こだわりを伺った今、その感覚に間違いがなかったと確信できました。背面のアクセントになっているタイルの色とワークトップのカラーが絶妙にリンクしていて、変化を唐突なものにしないのも巧みなところです。

また、間取り図を拝見するとm.さん宅のキッチンは真ん中にあることがわかります。周囲にはユーティリティーや浴室が配置されていて、キッチンを介しての回遊動線が成立しているんですよね。家族の暮らしに欠かせない場所でもあるからこそ、『明るさや広さ』も大切にされたそう。ここからはそんな間取り的なこだわりを含めた見どころを3つピックアップしていただきました。

キーワード1 光の効果で輝くオープンキッチン

m.さん

「我が家のキッチンはひと目惚れしたTOTOのザ・クラッソです。光の効果でぱっと明るくなるのが特徴。『こんなキッチンで毎日料理がしたい!』と思ったのが一番の決め手でした。キッチンに立ちながらも家族の様子が見渡せるようオープンスタイルにし、光を取り込むためにダイニングは吹き抜けにしています。その吹き抜け部分には大きな窓をつけました。これにより、キッチンの輝きを目いっぱい引き出すことができました。」

キーワード2 吊戸棚のネックを解消してくれた、ウォールキャビネット

m.さん

「キッチンのデザインと同じくらい大事にしたのが収納力です。吊り戸棚を検討していたのですが、身長が低い私にとっては使いにくい。出し入れの度に台に乗るのは面倒に思えて……。そんな時、TOTOのアイレベルウォールキャビネットというものを知りました。立ったまま中身が確認でき、出し入れも楽ちん!吊戸棚に対して私と同じような悩みがある方には特におすすめです。またこちらなら収納の上にスペースができるので、そこにお気に入りのものを飾ることもできます。楽しみが増えました♪」

キーワード3 家族の行き来に不便がない、快適な通路幅

m.さん

「我が家のキッチンとカップボードの通路幅は120cmあります。すれ違いもスムーズにできる、とても快適な幅です。誰かが料理中でも、他の誰かが食器の出し入れをストレスなくできるのがいいところ。キッチン以外の水回りも一箇所に集結させた間取りになっているから、通路が広いと家族の行き来もでき家事動線も快適です。まだ今は子どもが小さいですが、もう少し大きくなったら、家族みんなでキッチンに立って一緒に料理ができたらいいなと想像しています。」

キッチンをもっと素敵にするためのアドバイスがあれば教えてください

m.さん

「お気に入りのものを集めていくと、自ずと自分らしいキッチンができていくのかなと思います。憧れるオシャレなキッチンはたくさんありますが、実際使いやすいかは別だと考えます。自分に合うものは何か、そして直感を信じてキッチンの空間づくりを楽しんでください。自分で選んだものは愛着が生まれ、『大切にしよう、きれいにしよう』という気持ちになります。私もこれから先も自分がときめくキッチンであるように、丁寧に、大切に、整えていこうと思います。」

まとめ: キッチンは家族を繋ぎ、暮らしの快適を支えてくれる

m.さんのキッチンづくりには、たくさんの工夫とこだわり、そして思いやりがあふれていましたね。そこから見えてきたのは、キッチンはもはや『料理や家事の作業場』にとどまらないということでした。

改めて考えてみると、キッチンには家族の出入りが意外と多くあります。お手伝いはもちろん、飲み物やおやつを取りに来たり、ちょっと手を洗いに来たり。間取りによっては、お風呂にいく時、パントリーから玄関に出る時『通る場所』であるかもしれません。m.さん宅の場合は、家族の出入りが頻繁になる回遊動線の要でもあります。だからこそ、明るく、広く、気分よくの3拍子を揃えるこだわりがダイレクトに暮らしの質に繋がるのではないでしょうか。『暮らしの真ん中に家族が集まるキッチンをおきたい、家族を眺めていられる見通しの良い場所にしたい』こんな風に考えている方はぜひ、すっきりと軽やかなナチュラルスタイルのm.さん流のキッチンづくり、参考にしてみてください。


m.さんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!

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