「家族が心地良く交わる、優しく美しい北欧モダンなキッチン」 by nokonokoさん

「家族が心地良く交わる、優しく美しい北欧モダンなキッチン」 by nokonokoさん

RoomClipユーザーの素敵なキッチンを紹介する「憧れのキッチン」連載。

今回は、穏やかな雰囲気に洗練された北欧モダンなインテリアを楽しむnokonokoさんに、キッチンづくりのこだわりや工夫をお伺いしていきます。

中古マンションをリノベして、家族3人で暮らしています。住みはじめて約4年が経ちますが、改善したいところはたくさんあり、RoomClipで皆さんのお部屋を参考に片付けを頑張っているところです。北欧インテリアが気になっていて勉強中です。

ほっこりとかっこいいの中間を目指して

nokonokoさん宅のキッチンは、シームレスにダイニングとつながるスタイルです。それはまさしく『インテリアの一部』と言えるカタチ。洗練されたモダンな美しさを、北欧の穏やかであたたかな雰囲気で和ませているのが素敵です。まずはそんな素敵なキッチンに仕上げるためのこだわりや、大切に考えたことから教えていただきました。

nokonokoさん

「リビングで過ごす家族が見えるように、対面キッチンを選びました。ナチュラルな雰囲気の中に、ステンレスやモルタルなどの無機質な素材を組み合わせて、ほっこりとかっこいいの中間になるようなキッチンを目指しています。」

視界良好に家族と暮らしを見渡せる場所

ダイニングを伴うカタチの対面スタイルは、調理と食事、団らんと片付けの距離をぐんと縮めてくれそうですね。また、素材選びによる雰囲気づくりも参考になります。ほっこりし過ぎると甘く可愛らしくなりがちだし、すっきり洗練し過ぎると近寄り難さのようなものが生じる……だから行き過ぎず、間をとった『いいとこどり』をするバランス感覚がとても大切なんだなと感じました。

ここからは、nokonokoさんの抜群のバランス感覚やセンスの良さにも触れることができる、キッチンの見どころを3つご紹介していきます。

キーワード1 何にでも使える造作ダイニングカウンター

nokonokoさん

「ダイニングとカウンターをひと続きにした、大きなテーブルをつくってもらいました。これが我が家の顔になっているような気がします。食事・仕事・学習・遊びなど、家族みんなが何にでも使える場所です。」

キーワード2 調理家電を並べられるカップボード

nokonokoさん

「賃貸時代は狭いキッチンで、何とか工夫しながら生活していました。そのため、収納力があって調理家電を並べられるカップボードには憧れがあったんです。リノベでその念願を叶え、電気圧力鍋やコーヒーメーカーといった、今まで置き場がなくて増やせなかった家電も新しく迎えることができたのがうれしいです。」

キーワード3 家族が行き来しやすい広めの通路幅

nokonokoさん

「キッチンから浴室などへ繋がる間取りなので、調理中でも気を遣わず人が通れるよう、幅を広めに確保しました。それだけでなく、出入り自由なオープンなキッチンにすることで、子どもにもどんどん家事に参加してもらいたいという思いも込めました。」

キッチンをもっと素敵にするためのアドバイスがあれば教えてください

nokonokoさん

「とにかくたくさんの事例を見て、自分の好きな雰囲気やテイストは『どんなものかな?』とイメージを膨らませました。使い勝手と見た目のバランスを両立すべく、私もまだまだ研究中です。」

まとめ: キッチンを家族みんなの場所にする方法

家事をしているときも、家族と時間や空間を共有したいと考える方は増えていると思います。その実現に適しているのが、オープンな対面スタイル。nokonokoさんはそれをさらに、家族が集まり行き来しやすい場所に洗練しています。

中でも、アイデアのひとつであるカウンターとダイニングテーブルの一体化は『リビングを広くとりたい』『動線をコンパクトにまとめたい』と考える方にもおすすめです。こうすることでスペースに余力ができるから、収納力のあるカップボードの配置もしやすくなります。他にも、ゆったりとした椅子を採用したり、できた余裕の分、通路幅を広くしたり……なんだかできることがどんどん増えて、可能性が膨らみますね♪今回教えていただいた工夫やこだわりは、きっとキッチンを家族みんなが親しめる場所にしていくヒントになります。ぜひ、心地良く家族が交わる空間づくりの参考にしてみてください。


nokonokoさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!

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