「暮らしも心も軽くなる!必要に絞りスペースを活かす収納づくり」 by oimochinさん

「暮らしも心も軽くなる!必要に絞りスペースを活かす収納づくり」 by oimochinさん

RoomClipユーザーの収納に関するtipsを紹介する「収納のコツ」連載。

今回は、白を基調としたシンプルでナチュラルなインテリアづくりをされているoimochinさんに、空間を広く見せながらすっきりしまう収納のコツを教えていただきました。

今回教えてくれたユーザーさん♪

66m2の3LDKマンション暮らしです。夫と4歳の男の子と私の3人家族。以前は43m2のアパートで暮らしておりました。狭い部屋で、いかにして過ごすかを考える中で、使わなくなったものは手放すこと、ものを買うときは必要性についてよく考えて決めることを学びました。2023年末、現在の住まいである新築マンションに引っ越しをしてからは、収納やインテリアにも興味を持つようになりました。

生活感も圧迫感も最小限ですっきりと

oimochinさん宅は、優しいシェイプの家具とナチュラルな風合いで、すっきりシンプルに整えられています。特徴は、ノイズになる雑多をほぼ感じないところ。まずはインテリアや収納づくりのこだわりからお伺いしていきます。

oimochinさん

「壁や床に使われている白をベースとし、圧迫感の少ない空間づくりを心がけています。収納では生活感が出にくいように、ごちゃつきを抑える工夫をしています。特に気に入っているのは、サイズオーダーしたキッチンのカップボード。デッドスペースを減らすことができたので、収納力を充分に確保することができました。冷蔵庫も色を合わせて白にしたため、生活感も圧迫感も最小限です。」

インテリアにおいて、色の持つ力は大きいですよね。清潔感と開放感、そして明るさをもたらしてくれる白は、いつだって暮らしの強い味方になってくれるように思います。そこに、無駄を生まない収納家具や収納グッズをはめ込んでいくことで、すっきりと効率の良い空間にセンスアップしていくのがoimochinさん流。ここからは、家の持つ収納力を最大限あるいはそれ以上に引き出す、oimochinさんならではの工夫やテクニックに注目していきます。『家の収納が少ない!』『詰め込むからどこにしまったか見失いがち……』とお悩みの方も、きっと解決への糸口が見つかりますので、要チェックです。

スペースを有効活用して、すっきり見せる工夫3つ

その1 ケースのメーカーをそろえる(または、似たものを選ぶ)

oimochinさん

「写真は浴室収納です。扉の中は、KEYUCAのPearnoソフトボックスで統一しています。サイズが合う、ちょうど良いものを探しました。最初はタオルは畳んで重ねていたのですが、どちらがフェイスタオルかバスタオルか分からなくなるときがあったので、ラベリングして分かりやすくしています。よく使うものは大人の手が届きやすい場所、子どもの下着は子どもの手が届く場所、シャンプーのストックのようにたまにしか取り出さないものは上に、という配置にしています。」

その2 ものの量や必要性を定期的に見直す

oimochinさん

「我が家のクローゼットは、決して広くありません。そのため極力、服を買わないようにしています。それでも買いたいものが出てきたときは『一着買ったら、一着手放す』を心がけています。また、定期的にいるもの・いらないものの見直しを行い、限りある収納スペースの無駄遣いを防いでいます。冬物のダウンのように、かさばる衣類は宅配保管のクリーニングを利用するのもおすすめです。

ちなみに、IKEAのSKUBBには、敷きパッドやタオルケットが入っています。中に何が入っているか持ち手にメモを吊り下げているので、探すときも手間いらず。Fellowesのバンカーズボックスの中身は、たまにしか使わないカバンたちです。」

その3 グッズを使って、縦の空間を持て余さない

oimochinさん

「洗剤や掃除用具は気が付くと、ストックや似たような洗剤が増えていることが多いです。洗面所の下の収納スペースに直接置いてしまうと、上の空間が余ってしまってもったいないと感じました。そこで、シンク下用の収納グッズを使うことに。これのおかげで2段に分けて収納できるので、見やすくなり、よく見えるから買い過ぎ予防にも繋がっています。掃除用具から洗剤、日用品まで、だいたい洗面所の下と決めてしまっているから、見失うこともありません。使用頻度の高いものは、ラベリングでより居場所を明確にしています。」

オススメの収納アイテム

ITEM無印良品のやわらかポリエチレンケース
PRICE490円~1,090円(税込)

角が丸くなっているので、子どもが怪我をする心配がありません。蓋をつけることができ、積み重ねられるのも◎小・中・大・深・ハーフサイズと、サイズ展開も豊富です。収納したいものに合わせてサイズを決められるのもありがたいポイント。シンプルだから、用途を変えて使える汎用性の高さも魅力だと思います。

子どものおもちゃ収納づくりに悩んだとき、カラーボックスよりもコンパクトで、成長に応じて使い方を変えていけるこちらを選んだのが愛用のきっかけです。こちらなら、子どもでも片付けがしやすいようでとても重宝しています。

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最後に、収納が苦手な方へのアドバイスをいただきました

oimochinさん

「どこに何があるかを分かりやすくするだけで、ものを探す時間も使うための動作数も減らすことができます。生活動線に合う場所にしまっておくと家事楽にも繋がりますよ。子どものサイズアウトした服を手放したり、壊れたおもちゃを処分したりと、定期的に見直しと仕分け直しをするのも、今本当に必要なものだけに絞るコツです。収納する量が減ると、片付けの時短にもなるから身も心も軽くなります♪また、収納用のグッズを買うときは、人気や流行にのるよりも、家や家族に合うものをよく考えて、まずは最小限の量を買うのが良いと思います。」

外はすっきりシンプルに、中はしっかり効率良く

oimochinさんの暮らしは、シンプルですっきりしています。そしてそれを支える収納の内側は、しっかり効率重視でした。必要性に応じたものの見直し、無限にあるわけではない収納スペースの無駄遣いを減らす工夫、まずこの2つを実践してみるだけでも、ぐっと暮らしは軽くなりそうです。身も心も軽くなって余裕ができたら、収納グッズの統一やシンデレラフィットの追及にシフトして見た目を洗練していくと……なんだか収納や整理整頓がもっと楽しめる気がしてきませんか?ぜひ、今回教えていただいたアイデアやこだわりを参考に、すっきり&しっかりな収納を目指してみてください。


oimochinさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!

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