「ぴったりコレコレ!体験が止まらない、DIYで進化し続けるキッチン」 by Let-s-DoDoDoさん

「ぴったりコレコレ!体験が止まらない、DIYで進化し続けるキッチン」 by Let-s-DoDoDoさん

RoomClipユーザーの素敵なキッチンを紹介する「憧れのキッチン」連載。

今回は、DIYで家族と暮らしにぴったりな家を育てるLet-s-DoDoDoさんに、キッチンづくりのこだわりやアイデアをたっぷりとお伺いしていきます。

世の中にないものは、自分でつくればいい。同じ人間がつくるんだから、大抵のことはできると信じてやまないDIYバカです。作成過程をホームページに残すことがライフワークで、マンションの魔改造を経て現在の住まいに着手。ホームページに作成過程も公開していますので、参考に(なるのかな?)してください。Let-s-DoDoDoさんのホームページ

念頭にあるのは、つくる・つくり変える・育てる

Let-s-DoDoDoさん宅のキッチンは、ダイナミックな木の表情を存分に味わうことのできる、ナチュラルで開放的な空間です。広々としたカウンターにも収納が充実していて、とても使いやすそうですね♪多くをDIYされているとのことですが、そのうえでのコンセプトや大切にしていることを教えてください。

Let-s-DoDoDoさん

「我が家のコンセプトは『レトロ/モダン』です。内装は無垢材とアイアンでレトロ調にしつつ、合理性のあるシンプルな機能美でモダンな思想を設計に盛り込んでいます。こだわりは『ないものはDIY』です。家づくりでは、設計段階からDIYすることを念頭におきました。たとえば、回遊性のあるキッチンは、シンクと背面収納をDIYすることを想定して動線を115cm程度確保したんです。」

玄関・リビング・浴室を繋ぐ暮らしの要

新築計画の最初からDIYを想定するというのは、珍しいのではないでしょうか?それだけに、暮らしの設備や仕様へのこだわりの強さを感じずにはいられません。間取り図からは、DIYを視野に入れたスペース取りだけでなく、キッチンが玄関・リビング・浴室といった、生活や家事の動線をスムーズに繋ぐ役割をしていることも分かります。

さてここからは気になり過ぎる、Let-s-DoDoDoさんこだわりのDIYの数々をご紹介していきたいと思います。そこにはアイデアはもちろん、DIYの醍醐味やDIYならではの魅力もいっぱい。自分の手でつくるキッチンに興味があるという方も、思い通りの家具や道具が見つからず妥協を重ねているなんて方も必見です。

キーワード1 住んでから必要なものを考える

Let-s-DoDoDoさん

「新居のキッチンは、妻が景色を楽しみながら料理できるよう、シンクとカウンターを配置しています。背面収納は1年間生活し、食器量や子どもの成長を見極めてから設計しました。まだ焼肉ダクトなど、手入れしたい箇所はたくさんあります。サグラダファミリアのように、完成を知らず進化し続けるキッチンです。」

キーワード2 あえてゼロから、納得いくまで手を加える

Let-s-DoDoDoさん

「新築ですが、外構も収納もゼロからDIYしています。キッチンまわりは背面収納、グラス棚、飾り棚、ダストBOXを無垢材で自作。シンクの取っ手やキッチンカウンターの天板も、あえて壊してつくり直しました。納得いくまで手を加えています。」

キーワード3 機能美とデザインも思いのままに

Let-s-DoDoDoさん

「平場を確保しつつ、散らかり防止のため、収納を手が届く範囲に集中させています。収納力も重視し、引き出しのサイズを細かく設計。隠しパントリーや、一見ゴミ箱に見えないダストボックスもポイントです。掃除のしやすさを考慮し、床のラインを整えたりホーロー壁を採用したりしました。」

キッチンをもっと素敵にするためのアドバイスがあれば教えてください

Let-s-DoDoDoさん

「キッチンは、自身や奥様、パートナーといったメインで使う人が『コレコレ!』って感じられるところを目指すのがおすすめです。ライフワークに合った唯一無二の形を、DIYなら目指せるし、叶えられます!」

まとめ: 暮らしと共に続く家づくり

Let-s-DoDoDoさんのお話しを伺っていると、キッチンも家づくりも、引き渡しで終わるわけではないのだなと感じます。そこから暮らし、使う中で、不満や不便、希望や要望が必ず出てくるものだから。そうした声にゆっくりとでも応えていくことを考えると、そもそも暮らしが続く限り完成することはないのだな……と思うのです。途方もない気もします。でも、終わらないというのは楽しくて魅力的なことではないでしょうか?お話しに登場した『サグラダファミリア』がそうであるように。

もちろん背面収納をゼロからつくる、カウンターを改造するといった大掛かりなDIYは、誰しもができることではありません。取手を付け替えてみたり、磁石が付く仕様の壁にしてみたりといった、できそうなところだけ挑戦するでも良いのです。ただきっと、DIYすればこそ叶う『ぴったり、コレコレ!』を一度でも体験したら……その先へ進みたくなるはず。その際はぜひ、Let-s-DoDoDoさんの投稿だけでなく、具体的な作業工程が紹介されているホームページも合わせてご覧になってみてくださいね。


Let-s-DoDoDoさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!

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