RoomClipユーザーの収納に関するtipsを紹介する「収納のコツ」連載。
今回は、シンプルにナチュラルなスタイルのインテリアを楽しむameriさんに、ゆるく続けられるのにスッキリも時短も叶っちゃう収納づくりのコツや工夫をお伺いしていきます。
今回教えてくれたユーザーさん♪

リフォーム戸建てで、夫婦と子ども2人の4人暮らしをしています。今風の家ではないけれど、自分が理想とするお家に少しずつ近づけている途中です。整い過ぎないナチュラルインテリアが好きで、掃除は苦手だけど片付けと収納は大好きなアラフォーです。
スッキリ見える、ラクな収納がちょうどいい


ameriさん宅は、適度な生活感がぬくもりに代わるシンプルなナチュラルスタイルです。生活感をインテリアに溶け込ませるには、収納の仕方やこだわりがポイントになってくると思うのですが、どのようなことを意識されているのですか?まずは、その辺りから教えてください!

「細かすぎる収納は苦手です。家族みんなが分かりやすくて、使いやすいラクな収納を心がけています。『よく使うものは出しっぱなしOK』『とりあえずボックスを活用する』など意識しながら、収納用品の色や素材をそろえてスッキリと見える工夫をしています。」
細かいと、自分のプレッシャーにもなるし、時には家族からの不評を買ってしまうこともありますよね。収納って、頑張り過ぎると空回りしがちかもしれません。でも、頑張らないと整わない……そんな気もするもの。そして、その思い込みが『苦手意識』に直結している方は多いかもしれません。だからこそ、ameriさんの『ラクな収納』が気になる方も多いはず。そこでここからは、実際の収納を拝見させていただきながら、ゆるーく肩の力を抜くコツやしっかり大切なことは押さえる秘訣をチェックしていきましょう。
ラクにできる整理整頓のコツ3つ
その1 書類はひとまず、カゴへポイっ!



「郵便物など、書類関係はひとまず書類用のかごへポイポイ入れていきます。そして一日の家事が終わったら、寝る前にかごの中をチェック。急ぎのものとそうでないものを分けて、それぞれの定位置へ移動させるという仕組みをつくりました。こうすることで、リビングに書類が散らからずに済みます。仕分けられた保管用の書類に関してはきっちりラベリングして、ある程度項目分けをしています。」
その2 子どもの書類は専用棚へ!学期末にまとめて整理



「子どもの学習プリントは、しまい込まないようにしています。パッと入れやすい、リビング学習デスク横の子ども専用棚の引き出しへ。見返すことはほとんどないけどしばらくは置いておきたい、そんな書類にはちょうどいい行き場です。テストや使い終わったノートなども、同じ理由でここに集めています。ずっと溜め続けるのではなく、学期末を区切りにまとめて整理するのが流れです。
また、ごちゃごちゃした小物類は下段の引き出しにしまい、机の上が散らかるのを防いでいます。引き出しがいっぱいになったら、子どもたち自身で整理整頓してもらいます。」
その3 臨機応変を忘れずに、よく使うものは出しっぱなし



「よく使う文房具や体温計などは、ダイニングテーブルの上に出しっぱなしにしています。インテリアに馴染む収納かごに入れることで、スッキリ見せているんです。ほかにも、子どもがすぐに手に取れるように、洗面所では歯ブラシをあえて鏡裏収納にしまっていません。歯ブラシ以外にも子どもが使うものがあるので、それらを持ち手付きのボックスにまとめています。来客時は、ボックスごと浴室に避難させることができるので、即座にスッキリを演出できます。」
オススメの収納アイテム

このサイズ感がとても便利!我が家ではリビングデスク上の文房具収納やコードをまとめるのに使ったり、戸棚の隙間やキッチンの洗剤の整頓に使ったりと、さまざまな場所で活用しています。100均の引っ掛けるタイプの小物入れと組み合わせるとさらに使いやすくなり、見た目もスッキリするので気に入っています。
販売サイトで商品を見る最後に、収納が苦手な方へのアドバイスをいただきました

「きっちり整った収納はとてもきれいですが、長続きしないと意味がありません。なによりも使いやすいことが大切!私は、ものの住所を決めることと、適度な量を守ること、色や素材を統一すること、この3つができれば出しっぱなしでもOKとしています。『引き出しの中は気にしない』の気持ちで、気楽に収納を楽しんでみてほしいです♡」
追い込まない、急かさないルーティン

ameriさんのお話を伺うと、毎日はもっとラクになるし、スムーズにできるのだと気が付きます。インテリアに馴染むものでカムフラージュして、よく使うものは出しっぱなし。これだけで、スッキリと時短がかなり実現できるのではないでしょうか。
そこに、『すぐにやらなくていい仕組み』を加えれば、もっとラクになります。郵便物や子どものプリント類のような、整理しなくてはいけないけど、後回しにしたくなるものたちに『とりあえずの置き場』を与える。そして、それらを整理するちょうどいいタイミングを設定して、なんとなくルーティン化していくスタイルは素敵でした。これなら、続く。そういう流れを見つけるのも、収納の一部なんですね。ぜひ、今回教えていただいたこだわりや工夫を参考にしながら、肩の力を抜いて続けられる『気楽』な収納の仕組みを見つけてみてください。
ameriさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!