「我が家のキッチンは 『家事がラク・お手入れがラク・子どもに安心』がテーマです。 限られた予算の中で、こだわりを詰め込みました。価格を抑えつつ（自分で言うのもなんですが）とても満足度の高いキッチンにできたと思います。」

「新築して一番良かったと思うのが、この食洗機です。鍋はフィスラー、カトラリーはツヴィリングなど『食洗機で洗えるもの』にこだわってそろえたので、家事効率が劇的に上がりました。なにより、鍋もワイングラスもそのまま入る大容量で、とにかく頼もしいんです。子どもたちは、マグカップやグラスを一日20個くらい使うことがあるのですが、全部まとめて洗えるから本当にラク！ 」

「今年の夏は、毎日のようにかき氷をつくっていました。キッチンのカウンターにコンセントを設けたおかげで、氷を削るのもスムーズ。途中で氷が溶けてもシンクが近いから気にならないし、安心して作業できました。もしカップボードでつくっていたら、水気が心配でヒヤヒヤしたと思います。これからは、娘と一緒にお菓子づくりをする予定なので、この位置のコンセントはますます活躍しそうです。」

「火を使わないIHは、小さな子どもがいても安心です。息子が『シェフごっこ』を楽しむこともありますが、火事の心配がないのは本当に大きなポイントになっています。また、グリルは『掃除が大変だから使わない』という声もよく聞きますが、今のグリルは全然違います。特に日立の『ラク旨グリル』はお手入れが簡単なうえ、短時間で魚もお肉も外はカリッと中はジューシーに仕上がるんです。子ども達にしっかりと魚料理を出してあげたいと思っているので、我が家では必須の機能。

一方で、最近人気の『グリルレスIH』もスマートで使いやすそうではありました。ただ、IHは交換時に規格サイズが限られているため、グリル有りを選んでおいた方が後々安心だと考えています。最初はグリル要らないと思っていても、長く使うことを考えると選択肢を残しておくのがおすすめです。ちなみに、レンジフードは富士工業。IHと連動しているので、調理をはじめると照明もファンも自動でON。調理が終われば自動でOFFするから、操作の手間すらありません。フィルターがなく、油を受けるオイルパックとファンをワンタッチで外せる仕組みの『フィルターレス＋オイルパック方式』なので、お手入れの負担も最小限。水洗いも簡単にできますよ。」

「一番大切なのは『予算の中で、自分にとって大切なポイントをいかに見極めるか』だと思います。私は、LIXILの最高ランクのリシェルSIに憧れつつも、最終的にはシエラを選びました。でも結果は大満足。扉やカラーを工夫すれば、価格を抑えながらも自分らしいキッチンはつくれます。

本来、シエラはミーレの食洗機をつける仕様ではないのですが、そこはどうしても諦めきれず、無理をお願いして設置してもらいました。その分、ちょっと特別な施工にはなりましたが、『ここだけは譲れない』と決めたポイントにこだわれたことが、大満足の結果につながっています。LIXILのキッチンは、使い勝手やデザインの選択肢が幅広く、家族のライフスタイルに合わせやすいのが魅力。これからキッチンを検討される方には、ぜひおすすめしたいです。」