この和菓子が、一番好き
数年前に、実家のリビングで、思わず言った言葉を、今回ひとくち口にした瞬間に思い出しました。
私の誕生日に実家の母が、地元の和菓子「にいくら」を贈ってくれました。
昭和天皇が訪米の折りに献上されたという、日本の銘菓。
高齢になった母、最近は自転車での買い物は危ないからと、買い物カートを押して、寒いなかバスを乗り継いで、わざわざ出掛けてくれたようです。
お礼の電話をしたら、あなたこれ好きでしょ…って。
私が何年も前に言ったことを覚えててくれたこと、時間をかけて買い求めてくれたこと、コロナ禍、なかなか会えずにいること、その距離感のおかげか、わだかまりを抱いてた関係に雪解けを感じてたこと。
ずっしりと重さのある、和菓子にいくら
ひとくち頂けば、口のなかで、ホロホロと溶けるように優しい…
黄身しぐれのような卵黄と白餡をしっとり纏った中にあるのは、餡に包まれた一粒栗🌰
私にとって、特別な和菓子になりました。
この和菓子が、一番好き
数年前に、実家のリビングで、思わず言った言葉を、今回ひとくち口にした瞬間に思い出しました。
私の誕生日に実家の母が、地元の和菓子「にいくら」を贈ってくれました。
昭和天皇が訪米の折りに献上されたという、日本の銘菓。
高齢になった母、最近は自転車での買い物は危ないからと、買い物カートを押して、寒いなかバスを乗り継いで、わざわざ出掛けてくれたようです。
お礼の電話をしたら、あなたこれ好きでしょ…って。
私が何年も前に言ったことを覚えててくれたこと、時間をかけて買い求めてくれたこと、コロナ禍、なかなか会えずにいること、その距離感のおかげか、わだかまりを抱いてた関係に雪解けを感じてたこと。
ずっしりと重さのある、和菓子にいくら
ひとくち頂けば、口のなかで、ホロホロと溶けるように優しい…
黄身しぐれのような卵黄と白餡をしっとり纏った中にあるのは、餡に包まれた一粒栗🌰
私にとって、特別な和菓子になりました。