8年くらい前、
30過ぎても姉と相部屋だった8畳の部屋を、
やっと1人で使えるようになって、しばらく経った頃の状態。
いくら、自分で好きな家具を増やしたり出来なかったからって…、
子供っぽ過ぎやしないかとは思うけれど。
当時は、時給850円で父の町工場で働いていたし、他にお金のかかることもあったから。
何でも自由に部屋作りにお金を使えたわけではないから、家具にしろ持ち物にしろ、目新しいものはなく。
家族に「片付けよう」と言うなら、まず自分から、
捨てたり・物を手放していった後だから。
この画像の左手にノートパソコンやプリンター・スキャナーなどまとめた机代わりのスチールワゴン、折り畳みイス。
部屋の扉の背面になるところに元は2段ベットだった時のはしごを、ラダー代わりに立て掛けていたり。
全面使えるようになったのに、1/3しかポールを使ってないクローゼットには、
カラーボックス程の棚2つと引出し、洗濯かごが入れ込んである程度…。
実家時代に、家具選びやインテリアのセンスを磨くことは、
残念ながら出来ていない。
失敗すら経験できない、人間だった。
末っ子でもあり、とにかく、
自分で選んだ訳でない家具や、他人の物に囲まれ圧迫され続け…。
やっと遅い反抗期のような、
自分の人生の土台である家族・住空間の問題との闘い、
下剋上の日々を重ねた結果であった。
捨てられない・片付けられない
母が一度この部屋を見に入ってきて。
「すっごいきれいで驚いた、自分が恥ずかしくなった」
と言った。
***
母は、後生大事に持ってきた婚礼箪笥2棹も、
散々、リビングの場所を塞いできた不用品も置いて。
家を出ていき…。
続けざまに私物と汚物をそのままに出ていった、
ニート長男の残していったものも。
マンション売却が決まっていたから。
昼は働きながら、寝ずに…、
箪笥を手を傷だらけにしながら解体したり。
ブルドーザーのように、あれこれ数日で処分した…。
口にマスクしながら、
兄の本やゲームとホコリまみれの部屋(父にも手伝わせる)に突入して、空にして、
やっと見えた床も腐ってたり……。
色々ありすぎて、もうね。
誰も私を労ったり、感謝の言葉もかけてくれなくて。
なんなら、父の取引先の社長に、包丁向けられたりする…。
鬼か悪魔かとディスられる、そんな役回りで。
ほんとう、散々な日々を乗り越えて。
実家のない、
一人暮らしの今を手に入れたんだけれどね。
その頃の自分の頑張りを思うとね。
やりたいことも、
自信も、なく。
仕事も辞めて数ヶ月経って…。
「●んだ方が、楽か」
なんて、考えてしまう自分がね。
情けないし、申し訳なくて。
泣けてくる。
それでも、味方は自分しかいないし。
なんとか、やるしかない。
8年くらい前、
30過ぎても姉と相部屋だった8畳の部屋を、
やっと1人で使えるようになって、しばらく経った頃の状態。
いくら、自分で好きな家具を増やしたり出来なかったからって…、
子供っぽ過ぎやしないかとは思うけれど。
当時は、時給850円で父の町工場で働いていたし、他にお金のかかることもあったから。
何でも自由に部屋作りにお金を使えたわけではないから、家具にしろ持ち物にしろ、目新しいものはなく。
家族に「片付けよう」と言うなら、まず自分から、
捨てたり・物を手放していった後だから。
この画像の左手にノートパソコンやプリンター・スキャナーなどまとめた机代わりのスチールワゴン、折り畳みイス。
部屋の扉の背面になるところに元は2段ベットだった時のはしごを、ラダー代わりに立て掛けていたり。
全面使えるようになったのに、1/3しかポールを使ってないクローゼットには、
カラーボックス程の棚2つと引出し、洗濯かごが入れ込んである程度…。
実家時代に、家具選びやインテリアのセンスを磨くことは、
残念ながら出来ていない。
失敗すら経験できない、人間だった。
末っ子でもあり、とにかく、
自分で選んだ訳でない家具や、他人の物に囲まれ圧迫され続け…。
やっと遅い反抗期のような、
自分の人生の土台である家族・住空間の問題との闘い、
下剋上の日々を重ねた結果であった。
捨てられない・片付けられない
母が一度この部屋を見に入ってきて。
「すっごいきれいで驚いた、自分が恥ずかしくなった」
と言った。
***
母は、後生大事に持ってきた婚礼箪笥2棹も、
散々、リビングの場所を塞いできた不用品も置いて。
家を出ていき…。
続けざまに私物と汚物をそのままに出ていった、
ニート長男の残していったものも。
マンション売却が決まっていたから。
昼は働きながら、寝ずに…、
箪笥を手を傷だらけにしながら解体したり。
ブルドーザーのように、あれこれ数日で処分した…。
口にマスクしながら、
兄の本やゲームとホコリまみれの部屋(父にも手伝わせる)に突入して、空にして、
やっと見えた床も腐ってたり……。
色々ありすぎて、もうね。
誰も私を労ったり、感謝の言葉もかけてくれなくて。
なんなら、父の取引先の社長に、包丁向けられたりする…。
鬼か悪魔かとディスられる、そんな役回りで。
ほんとう、散々な日々を乗り越えて。
実家のない、
一人暮らしの今を手に入れたんだけれどね。
その頃の自分の頑張りを思うとね。
やりたいことも、
自信も、なく。
仕事も辞めて数ヶ月経って…。
「●んだ方が、楽か」
なんて、考えてしまう自分がね。
情けないし、申し訳なくて。
泣けてくる。
それでも、味方は自分しかいないし。
なんとか、やるしかない。