手前の九谷焼のコーヒーカップは、私の父が購入したもので、40年以上前の物です。
私が子供の頃病気で亡くなったので正確に何時頃の物か確かめる術は無いのですが、骨董品や器を集めるのが趣味だったので、奥のコーヒーカップを含めいくつかもらって大切にしています。そしてたまに使って懐かしんでいます。
九谷焼は「九谷五彩」と呼ばれる緑・黄・紫・紺青・赤の色絵の具を自在に活用した色鮮やかな絵付けが特徴です。
このコーヒーカップは反対側には色鮮やかな蝶🦋が飛び、花と蝶という自然が表現されています。
加賀友禅はあえて虫食い葉を描いて自然を表現するのですが、このカップも葉が枯れている様を黄色く描いていて、自然をそのままに表現しようとしているのが、なんとも言えない趣になっています。
冬が長く厳しい石川の地で、自然や春への憧れから色鮮やかな焼物や着物が発達したという背景はどこか北欧にも通じて、雪国も悪くないと思わせてくれます。
父の思い出と共にこれからも大切にしていこうと思います。
╰(*´︶`*)╯♡
手前の九谷焼のコーヒーカップは、私の父が購入したもので、40年以上前の物です。
私が子供の頃病気で亡くなったので正確に何時頃の物か確かめる術は無いのですが、骨董品や器を集めるのが趣味だったので、奥のコーヒーカップを含めいくつかもらって大切にしています。そしてたまに使って懐かしんでいます。
九谷焼は「九谷五彩」と呼ばれる緑・黄・紫・紺青・赤の色絵の具を自在に活用した色鮮やかな絵付けが特徴です。
このコーヒーカップは反対側には色鮮やかな蝶🦋が飛び、花と蝶という自然が表現されています。
加賀友禅はあえて虫食い葉を描いて自然を表現するのですが、このカップも葉が枯れている様を黄色く描いていて、自然をそのままに表現しようとしているのが、なんとも言えない趣になっています。
冬が長く厳しい石川の地で、自然や春への憧れから色鮮やかな焼物や着物が発達したという背景はどこか北欧にも通じて、雪国も悪くないと思わせてくれます。
父の思い出と共にこれからも大切にしていこうと思います。
╰(*´︶`*)╯♡