本や雑誌があちこちに散らばったり、どんどん増えていませんか? 本好きな方ならもちろん、お子さまやご主人の本も増えてしまいがちです。本の収納はもちろんですが、本棚やブックラックをRoomClipのユーザーはどのように活用しているのでしょうか? RoomClipのステキな写真といっしょに活用術をご紹介します。
本棚をくつろぎの空間づくりに役立てるコツ
リビングでゆったりくつろいだ時間を過ごすための空間づくりには、余白がいちばん効果的です。本を収納するスペースがあるからといって、つめこみすぎはNGです。”つめすぎない=余白をつくる”ことが居心地のいい空間づくりのポイントです。グリーンやお気に入りの逸品をそえれば、やさしいやわらかな雰囲気に。
①つめすぎない=余白をつくる【ナチュラル編】
3段+上部のあるブックラック。yurikoさんが手作りされたものです。省スペースをうまく活用しています。2、3段にすき間を作りつつ、本を展示して息苦しくならないように。上部と1段目はガラス製や白い小物など、さっぱりしたアイテムを注意深く配置しています。このくらいの力の抜き方が、余白を生む力加減です。
②背面になじむ配色にする【ナチュラル編】
大型の本棚なのに圧迫感を感じさせないのは、背面の本棚が壁の色と同じ色だから。左手前のブックラックは、インテリアと同色のナチュラルなウッディでそろえています。どちらもしっかりとした量の本を収納していますが、重たくならないのは余白の威力。本や雑誌を入れる部分はまとめて入れて、すき間はしっかりととります。
③つめすぎない=余白をつくる【男前テイスト】
男前インテリアのブックラックの実例もDIYされたものです。こちらも2段だけにそろえて本を展示しています。下段はインテリアの一部なので、実質1段だけに本を収納しています。上とサイドにはグリーンでさわやかさを演出して、居心地よく。3分の1程度を目安に、本を展示するのがコツです。
④背面になじむ配色にする【男前テイスト】
窓辺にブックシェルフを置くときのアイデアとして、メッシュタイプを選ぶアイデアは◎。うしろの空間(窓の外のグリーン)が透けて見えるから、上に置いたグリーンともなじんで圧迫感はありません。横置きにして重ねた本も、プライオリティが分かりやすくて、かさばらないコツです(探す必要がないケースならアリです♪)。
たっぷりの充実した本といっしょに暮らすコツ
たくさんの本を維持したいとお考えの方には、たっぷりの収納スペースを本のために用意することをオススメします(それでも本好きに本は寄ってきてしまうものですが)。余白ができるのは問題ありません。ここでは、たっぷりの本といっしょに暮らすコツをご紹介します。
⑤本の収納スペースをたっぷりととる
壁一面を本棚にしたNaoさんのお部屋。本好きにはたまらない憧れの空間です。本の収納力はバツグンです。壁一面が本棚なので、手持ちの量<本棚になっています。この先、本が増えて本棚いっぱいになっても、書庫のような雰囲気になってステキかもしれません。おいしいコーヒーが飲めそうです。
⑥狭い部屋を書生のように楽しむ書棚にする
あふれる本、本、本…… まるで本屋さんのような空間です。bananayamamotoさんのお部屋は狭いお部屋。たくさんある本なのにどこか抜け感があるのは、右側の棚が飾り棚だから。平置きにした書店のような並べ方の本。2段目だけ文庫をカバーを外して、ポストカードサイズのイーゼルで表紙を見せる展示に。
⑦並べる“ルール”と“リズム”を生み出す
木箱をパズルのように組み合わせて、不思議な壁面を構成する、デザイン性の高いブックシェルフ。現代建築のような構造物ですが、思いのほか収納力があります。ジャンルはさまざまでも、種類や色目、背の高さなどはそろえ、すべての棚につめこまずに、背面が表から見えるようにしているところもポイントです。
寝室――やすらぐ空間を本棚でつくるコツ
寝室はやすらかな眠りを快適に過ごす場所ですが、夜、寝る前のひとときを読書でくつろぐのも、ステキな過ごし方です。あるいはワンルームの間仕切りとして、空間を分ける用途でブックシェルフを置くと、ほどよい目かくしにもなります。やすらぐ空間を本棚でつくるコツをご紹介します。
⑧枕に近い出窓に簡易本棚をつくる
寝室の本棚は、できれば枕に近い位置にほしいものです。naoさんのお部屋は、出窓に簡易な本棚をあつらえたもの。本が散らからないのは本の居場所が決まっていて、出し入れがしやすいから。時計やCD、グリーンを配置して居心地のいい、気持ちのいい空間づくりができていて過ごしやすそう。
⑨ひとり暮らしのお部屋の間仕切りにする
ひとり暮らしのお部屋で、ベッドが部屋のスペースを占めていると、間仕切りが欲しくなりますね。harさんのお部屋は、ブックシェルフが間仕切りとして活躍しています。本にはブックカバーをつけて色を統一し、棚ごとに本や収納と区別してすき間づくりも成功しています。グリーンもやさしい眠りに誘ってくれそう。
⑩本棚で調光と目かくし。安心空間をつくる
日差しのやわらかな午後にお昼寝するなら、こんなお部屋で眠りたい…… その光の絶妙な加減をしてくれるのがブックシェルフです。清潔感のある白で構成された寝室に、計算されたすき間が広がりを感じさせてくれます。直接外と接するのではなく、あいだに本棚があるから、緩衝材になってくれています。ステキな活用法です。
いかがでしたか? RoomClipでの本棚やブックラックの活用方法はご参考になったでしょうか? インテリアや本のボリュームに合わせて、本棚やブックラックを活用してみませんか?
RoomClipには、インテリア上級者の「本棚」のオシャレなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!