「将来を見据え、譲れない条件と向き合ってつくった理想の住まい」 連載:リノベじゃなきゃ、ダメでした。by massaさん

「将来を見据え、譲れない条件と向き合ってつくった理想の住まい」 連載:リノベじゃなきゃ、ダメでした。by massaさん

中古住宅を購入し、住まい手のライフスタイルにあった形にガラリと変える「リノベーション」。この連載では「施主目線」に立ち、リノベーションでなければならなかった理由やパートナーを選んだ基準、そしてこだわりポイントを掘り下げます。

今回ご紹介するのは、大阪にお住いのmassaさん宅。将来を見据え、子供たちに最高のロケーションを……という思いからリノベーションを決意されました。家族それぞれの暮らしを充実したものにするため、たくさんの譲れない条件があったようです。どのようにして、理想をカタチにされたのか、早速見ていきましょう。

今回教えてくれたユーザーさん♪

築30年を越える中古のメゾネットマンションを購入し、フルリノベーションしました。アメリカ人の妻と、女の子2人、犬、ウサギ、金魚が同居しています。

そもそも家探しをしようと思ったきっかけは何ですか?

massaさん

「以前は、3LDKの賃貸マンションに住んでいました。特に不満はありませんでしたが、次女が生まれ、将来的なことを考えた時に、子供達が楽しく過ごせ、プライバシーを確保できる家が欲しいと考えるようになりました。また、幼少時代を過ごすロケーションや、子育てをしながらの生活が楽な環境…といった、家のロケーションも今の家を決めるポイントになりました。」

どうして、リノベーションじゃなければダメだったんですか?

massaさん

「どうしても“理想の住まい”にこだわりたかったからです。仕事柄“住まい”に強いこだわりのある私と、文化や考え方が違うアメリカ人の妻、そして可愛い娘2人と、もともと一緒にいた犬が一匹。マイホームの購入にきっかけはありませんでしたが、いざ探し始めると、それぞれの条件を満たす物件がなかなか見つけられませんでした。新築戸建て・マンション、中古戸建て・マンション、あらゆる物件を探すこと2年。

理想を挙げると、ペットが飼える、広い、女の子2人なのでそれぞれの部屋と収納、そして自分の部屋、広い洗面、屋外スペース。と絶対譲れない条件で溢れました。その他にも好みの雰囲気や、将来のライフスタイルにもともと対応できる間取り…etc. 限りある予算の中で、それをカタチにするにはリノベーションしかありませんでした。」

リノベーションの情報や依頼先は、どうやって探しましたか?

massaさん

「リノベーションの依頼先は、マンション購入時にお世話になった不動産屋さんに紹介してもらいました。決定条件は、あらかじめイメージはあったので、それをカタチにしてもらえること。ローンの支払いも始まるので、早く工事に掛かってもらえること。予算内でできること。信頼できること、の4つです。 とても信頼のできる不動産屋さん(担当さん)の紹介だったので、100%の信頼を持って、イメージと予算を最初に伝え、すぐ契約し、すぐ工事してもらいました。」

実際にできあがった家を見たときは、どう思いましたか?

massaさん

「工事中もちょくちょく現場へ行かせてもらってたのですが、その過程からすごく楽しかった、というのが私の感想です。妻や子供には、イメージ図を使って完成イメージを伝えていたのですが、イメージ通りの仕上がりにとても喜んでいました。住んで2年目になりますが、愛着もあり、未だに不満が見当たりません。」

特に気に入っている場所はどこですか? 4つ教えてください

①家族や友人と遊べるPLAY ROOM

massaさん

「多目的に使える部屋で、家族、友人と集まれる部屋にするため、もともと和室と洋室だった二部屋の壁を抜いて一部屋にしました。一番大きなバルコニーに面した部屋ですが、吐き出し窓がもともと少し高かったので、ステップフロアにし、子供でも出入りしやすくなるようにしました。ステップは腰を掛けて集える位置に配置しました。」

②夫婦で遊べるPLAY ROOM

massaさん

「見た目もスタイルもアメリカン?多趣味な妻の父親に影響を受け、PLAY ROOMには色々詰め込みました。音楽鑑賞や映画鑑賞、落書き、仕事、DIYなど、一通りできるようになっています。アクセントのレンガは、焼き過ぎたレンガを集めたものを使っています。アイアンフレームの窓を境に、その奥は作り付けのデスクもあります。テーマはマンハッタンの街並みのような、コンテンポラリーなデザインです。」

③混雑しない広い玄関

massaさん

「玄関は広く、明るく。子育て中ですので、靴やおもちゃ、ベビーカーなどをストレスなく置けるスペースをつくるために、玄関横の一部屋をつぶして、壁を斜めに配置。玄関は明るく広くで、斜め壁の裏は収納にしました。」

④OUTDOOR ROOM

massaさん

「室内とつながる屋外スペースが欲しかったので、PLAY ROOMに面するバルコニーにウッドデッキを作りました。 室内からは部屋のつながりが出来て広く感じるし、デッキに出れば何かと有効利用できます。」

リノベーションを振り返ってみて、いかがでしたか?

massaさん

「リノベーションをすることで、自分達の理想にとても近い住まいを手に入れることができました。ご近所さんにも恵まれ、とても快適です。あえて言うならば、エレベーターが無いこと。3Fまで買い物の荷物を運ぶ妻に、頭が下がります。もしまた、リノベーションをする機会があるならば、子供部屋にロフトを作ったり、作り付けのデスクを置いたりして、もっと遊び心たっぷりの部屋にしたいです。 」

お話をお伺いして

将来を想像した時に見えてきた、たくさんの譲れない条件を叶えるため、フルリノベーションを決意したmassaさん。仕事柄“住まい”にこだわりのあるmassaさんのセンスや家族への想いが、理想の形となって表現されているお宅でした。印象的なのは、見通しがよく広々としたスペース使い。プレイルームや玄関など、子育て世代に嬉しい広さが確保されていました。

さらに、プレイルームから広がるウッドデッキも魅力的。お子さんが幼少期をのびのびと過ごすことができる最高のロケーションがそこにありました。massaさんのように、今と未来の暮らしを充実したものにするリノベーション、目指していきたいですね。

massaさんのお住まいについて

  • 所在地: 大阪府
  • 物件種別: マンション
  • 建築面積: 150平米
  • 間取り: 5LDK
  • この家に住む人: 妻、長女5歳、次女2歳、犬、ウサギ
  • 施工期間: 1ヶ月
  • 総費用: 750万(リフォーム費用)
  • 設計: To one

massaさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!

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