左右対称のインテリアも魅力的ですが、非対称のインテリアは難しい分、センスを感じるお部屋にランクアップできます。日本人は古くから伝統的な建築にも左右非対称を取り入れるなど、文化的にアシンメトリーを好むそうです。RoomClipユーザーさんの実例を参考に、非対称インテリアに挑戦してみましょう。
直角三角形の法則
アシンメトリーな配置はバランスをうまく取るのが難しいですよね。直角三角形を意識して配置をすることで、美しいバランスを作ることができます。まずは、三角形の法則の実例を見てみましょう。
基本の配置
こちらは飾り棚の実例です。こちらのユーザーさんはバリエーション違いのアイテムを、右側から背の高い順に並べて三角形を作っています。すっきりした印象ですね。サイズが違うものも順番に並べると、整然とした印象を持たせることができます。
壁面を彩る
テレビの後ろの壁面は、殺風景になりがちなスペースです。この場所を利用して、アシンメトリーディスプレイに挑戦してみませんか。こちらのユーザーさんは、ドライフラワーを吊るしています。テレビ台の端に向かって、三角形の配置が美しいバランスですね。
三角スペースに合わせて
階段下のスペースは活用が難しい場所でもあります。階段のフレームで自然と直角三角形ができているので、その形を活用してアシンメトリーインテリアを実践できます。こちらのユーザーさんはIKEAのシューズキャビネットを三角に配置、バランス良く見えますね。
全体の配置で
テレビ台、テレビ、壁面の棚の配置で左右対称を作っている実例です。こちらのユーザーさんのお部屋は、一見ランダムな配置に見えますが、三角形が作られていることによりバランスよく見えています。壁紙のカラーも素敵ですね。
余白を楽しむ
何も置かない空間を作るのは大切なことです。インテリアにこだわっていると、試してみたいものがたくさん出てきてアイテムがどんどん増えてしまいます。何もない余白を意識することで、空間にワンランク上のこなれ感が出てきますよ。
床の間に
こちらのユーザーさんは、和室の床の間でアシンメトリーなディスプレイを作られています。飾り棚の上の段の左側に、あえて物を置かず余白を作っているため、作りこみ過ぎていないこなれた印象を与えています。
玄関の開放感
こちらのユーザーさんの玄関は、額縁と木だけが置かれたシンプルな構成で、中央の下の部分に大きな余白を作っています。玄関から入った時に、床の質感と木がまず情報として入ってくるため、ナチュラルで優しいイメージを印象付けることができます。
あえて抜くディスプレイ
壁につけられる家具を利用したディスプレイスペースは、壁面にリズムが生まれていいですよね。こちらのユーザーさんは、ディスプレイの一部に何も置かないスペースを作っています。幾何学的なアイテムとのバランスもいい感じになっています。
複数配置でセンスを感じさせる
フォトフレームや額縁など、同じ形のものを複数並べて飾るのははよく見られます。少し中心からずらしたり、遊びを作ることで上級者のインテリアに変身させることができますよ。ユーザーさんの実例から学んでみましょう。
同系色でまとめて
こちらのユーザーさんは、3つのパネルをソファーの後ろの壁に並べていますが、中心から少しずらすことでおしゃれな雰囲気を作っています。ソファの色とパネルの模様の色が同系色のため、全体的にまとまりのあるインテリアになっています。
整列させたものをずらす
同じように整列させたものを一つのかたまりとして考え、中心から少しずらす手法を実践されているのがこちらのユーザーさん。小さめの額縁を左側に少し寄せています。額縁の濃い色が全体の雰囲気を引き締めています。
ランダム配置に挑戦
ランダムな配列は難しく感じますが、こちらのユーザーさんの実例のように、インテリア上級者の雰囲気を手に入れられますよ。六角形などの幾何学的な形は、組み合わせもしやすく、ランダムに配置してもきまりやすい形です。
いかがでしたか?アシンメトリーなインテリアは、柱が多く非対称の空間が多い日本の住居にもマッチします。コツをつかんで取り入れていけば、お部屋をこなれた印象にすることができますよ。実例を参考にして挑戦してみましょう。
RoomClipには、インテリア上級者が投稿した「アシンメトリー」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!