「コックピットが基本形◎変化を惜しまないビストロスタイル」 by shio2772さん

「コックピットが基本形◎変化を惜しまないビストロスタイル」 by shio2772さん

RoomClipユーザーの素敵なキッチンを紹介する「憧れのキッチン」連載。

今回は、自然素材を多く取り入れたリラックス感とアンティークスタイルが魅力のshio2772さんのお宅のキッチンをご紹介します。

2010年にマイホームが完成しました。 工務店を経営している主人が結婚10年目に夢がぎゅっとつまった家を建ててくれました。 引っ越した当時は小学生だった三姉妹も、今年の春には大学生と高校生二人。 私は自宅で「おうちカフェ教室」を主宰しています。今年で丸7年。 キッチンスタジオや調理室ではない、自宅キッチンで主婦目線で作るちょっとこ洒落た家庭料理です。

目指したのは、「リビングの中にあるキッチン」

高い天井に木の生命力を感じる立派な梁、あたたかな暖炉、アンティーク調の家具。ゆったりとした時間が流れる別荘のようなお宅の一角にshio2772さんのキッチンはあります。開放的なリビングに壁付けされたキッチン。生活空間とひと続きになったそのキッチンは、小さなレストランような居心地の良さと親しみやすさが感じられます。まずは、キッチン全体のこだわりについてお聞きしました。

shio2772さん

「『リビングの空間の中にキッチンもある』というイメージにしたかったので、キッチンだけがぴかぴかにかっこよくなりすぎないように扉材を木目調にしたり、吊り戸は設けず木の棚にして、好きなキッチンアイテムをディスプレイするように見せる収納にしています。家を建てる前の夢は、外国のキッチンのようなどっしりとした見た目重視のキッチンにしたかったのですが、収納面や日々のメンテナンスのことを考えて国産メーカーのキッチンにしました。使い勝手は抜群なので、今はとても気に入ってます。」

I型壁付けのオープンキッチン

shio2772さんのキッチンは、壁付けのキッチンでLDスペースが広くとれる間取り。最も省スペースで叶えられるキッチンレイアウトです。この場合、収納不足が心配になりますが、shio2772さんのキッチンは、周りをゆるくカウンターが囲むことで、圧迫感のない形で収納スペースも確保されているのが特徴。省スペースでありながら収納もあり、リビングとのつながりも持てる、そんな魅力を持ったキッチンになっています。さて、shio2772さんのキッチンを拝見すると、さらに素敵な特徴がみえてきました。3つのキーワードに沿ってさらに掘り下げてみていきましょう。

キーワード1 生活感の出るものは見えづらい死角に配置

shio2772さん

「我が家はお客さんの多い家なので、家を建てる図面の段階から、生活感のでる家電や食器などはリビングやダイニングに座っているお客さんから見えない死角に配置しました。そして、鍋やフライパンなどしまい込むよりは出しておきたいものは、機能や使いやすさも重要ですが、出しっぱなしても絵になる見た目の良いものを選ぶようにしています。」

キーワード2 実はノーメンテナンスのキラキラタイル

shio2772さん

「IHの前のキラキラなタイル、お掃除大変でしょ~?とよく聞かれるのですが、ほぼノーメンテです(笑)揚げ物も炒め物もよくするのですが、気が付いたときにさっと拭く程度です。タイルの目地をグレーにしたのがよかったんだと思います。」

キーワード3 生活感を隠すのも、使い勝手の良さも妥協なし!

shio2772さん

「仕事柄キッチンに立つ時間も長いので、使い勝手は妥協できません。 キッチンの一番奥にある冷蔵から食材を出すところから調理、盛り付けしてテーブルに並べる一連の作業が横一列に無駄なく動ける。IHの前に立って調理し始めたら、コクピットのように調味料や道具はすべて手に届く場所にある。食洗器から取り出した食器を一歩も動かずしまえる食器収納。 そんなことを想像しながらキッチンを作りました。 ちょっとした家事動線も日々繰り返しの作業ではとっても重要だと思うんです。」

キッチンをもっと素敵にするためのアドバイスがあれば教えてください

shio2772さん

「お料理好きな人もそうでない人も、キッチンに立つ時間はほかの家事に比べて長いと思います。なので、そこを少しでも居心地の良い空間にするために、動線や収納を工夫するのも大事ですが、初めから完璧に作りこまないほうがいいのかな?と最近思います。 キッチン家電やアイテムも一生ものっていうは少ないですし、好みや趣味も変わるものです。 その時の自分の使いやすいように変えていけるような余白の部分があるといいなと思います。例えばパントリーだったり、自分でカスタマイズできるような造作の収納だったり……。私のキッチンもまだまだ未完成なのかもしれません(笑)」

まとめ: 計算しつくされた家事動線が快適な暮らしを生む

リビングとひと続きの木のぬくもりが心地いいキッチンで日々料理を楽しむshio2772さん。リビングからの死角を利用して物を収納したり、キッチン道具は絵になる物を厳選したりするなど、LDK全体にまとまりのある好印象なキッチンコーディネートをされていましたね。そして、さらに注目したいのは、抜群の「家事動線」について。shio2772さんは、料理一連の作業を、”横一列で無駄なく動ける”工夫をされていました。もちろん、作業に使う調味料なども手の届く場所にスタンバイ。キッチンのコックピット化を実現されていたのです。このように、計算しつくされた家事動線が、日々の料理や家事を快適に楽しくさせるのだと感じました。ちょっとした”やりにくさ”を感じたら改善の余地あり。その積み重ねがストレスにならないように、快適な家事動線のキッチンコックピット化を目指していきたいですね。shio2772さんは、自身のキッチンについて「まだまだ未完成」と語ります。自分が変わっていくように、キッチンのスタイルも変化していくのだと。こうしたいな、出てきたら環境を見直してみましょう。”今”の自分のスタイルに合わせてキッチンも柔軟にコーディネートしていきたいですね。


shio2772さんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!

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