レトロな洋書が手に入ったら、まずはこんな可憐なお花と組み合わせてみて。テーブルの上でページをそっとめくり、お庭で摘んできた花を添えると、お互いが引き立て合うことに驚くことでしょう。Ranさんのように、何輪か無造作に散らしてみるのも素敵です。

RoomClipユーザーさんの間でも人気の、「ネルソン」というフランスの古書を使ったディスプレイです。乙女心くすぐるレースやリボンがふんだんにあしらわれ、見た人の胸をキュンとさせてくれますね。3冊のうち1冊だけを開いたmiho.okuさんのセンスは、洋書ビギナーさん必見です。

ページのふちがうっすらと黄ばみ、ところどころに傷みが見られる味わいのあるレトロな洋書には、シャビーなドライフラワーがぴったり。micchanさんのように、つぶつぶ感がかわいいペッパーベリーなどの実物もおすすめです。本がうまく開かない場合は、試験管のような細い瓶をページ押さえにしてもいいですね。

デコラティブなフレームのミラー、ゴールド系の小物、LEDキャンドル……。これらきらびやかなアイテムをまとめているのが、実は洋書風のダミーブックであることに気が付きましたか？決して主張することなく、主役の小物のベースとして全体をまとめている、rinrinさんの洗練されたディスプレイは参考になります。

モノトーン雑貨のディスプレイがスタイリッシュな、 sawawaさんの玄関です。大理石のような壁紙を背景に、ブラックとホワイトが絶妙なバランスで配置されています。色の配分を調整するのにも役立つダミーブックは、持っていて損はありませんね。

でこぼことしたレンガ状の壁紙に、生き生きとしたグリーンやベンチが映えるruicoさんのお部屋です。白で統一されたインテリアのなかに、さりげなく置かれたダミーブックが高級感をプラス。グリーン、ベンチ、ダミーブックの上に置かれたドライのかすみ草の高低差が、リズム感を生み出していますね。

極太の羊毛で仕立てられたプフが印象的な、tuuliさんのリビングです。スタイリッシュなモノトーンアイテムでまとめられた空間は、まるで海外にいるかのような雰囲気ですね。大判の洋書をラフに積み上げることで、リラックス感を演出しています。

mikasakuさんの寝室はヴィンテージインテリアと、無印良品やニトリといった現代インテリアとのミックススタイル。視覚的に引き付けられるポイントに、洋書やポスターをうまく配置したアイディアは、せひともマネしたいところ。サイドテーブル上に積まれた洋書のカラーリングもベストバランスですね。

ヴィンテージ感あふれるusamaruさんのデスクには、洋書がずらり。アンティークの小引き出しやクラゲの置物もあいまって、まるで知的な執事のデスクのようですね。机上に並べてディスプレイする際は、前面のラインを一直線にそろえると美しく整います。

アンティークの洋書をはじめ、レースやハンドメイド作品が並ぶアーチ状のニッチです。計算し尽くされたかのような配置は、molcheさんのこだわりが感じられますね。洋書をずらして重ね、高さに変化をつけたことで、ニッチの完成度が高まっています。