RoomClipユーザーの収納に関するtipsを紹介する「収納のコツ」連載。
今回は、シンプルナチュラルインテリアにお住いのmaicleanlifeさんに収納のコツをお伺いしました。多すぎるモノとの暮らしを脱却し、シンプルで快適な暮らしを手に入れたmaicleanlifeさんの収納術に迫っていきます!
今回教えてくれたユーザーさん♪

夫・小学生男児2人・ワンコと、都内の小さな一戸建てに暮らす専業主婦です。 3LDK中2部屋を開かずの間にしてしまった片付け下手でしたが、整理収納アドバイザーの取得を機に家を大片付けしました。 モノを減らすと部屋だけでなく、頭も心もすっきり! 今も日々断捨離中でブログでも色々なアイデアを投稿しています。
「モノが多すぎて管理しきれていないのだということを知りました。」


「物が少なくて、掃除しやすそうだなぁ」。maicleanlifeさんのお部屋を拝見した第一印象です。床やテーブル、キッチンのワークトップなどすっきりと片付き広く保たれ、とても作業しやすく過ごしやすそう!ナチュラルインテリアがよりくっきりと映え、部屋が美しく整っています。しかし、以前は収納が苦手だったとか。そんなmaicleanlifeさんが、どのようなことをきっかけに収納にチカラを入れることになったのでしょうか。

「私は元々、収納を考えることは好きだけど『苦手』でした。でも、実は収納以前にモノが多すぎて管理しきれていないのだということを知りました。 4年前に大片付けをした後は、収納場所を決める作業がとてもラクになりました。掃除をしやすくするために『しまう収納』をし、取り出しやすくするために一緒に使う物は『グループ化』するようにしています。 モノを減らしてすっきりしまえれば、インテリアを楽しむスペースと余裕が生れます。」
なるほど、モノが多すぎると気づいたことをきっかけに、片付けを開始。そこから、収納の好循環が始まったということですね。確かに、モノが多くては、片付け切らずにあふれるばかり。同じ用途のものが重複していたり、探し物が多いなどの”暮らしにくさ”の原因になることも。管理しやすい量で、すっきりと部屋を整え、好みのインテリアが引き立つようにしていきたいですよね。
以前は、収納が苦手だったと教えてくださったmaicleanlifeさんですが、今のお宅からは想像もつきません。そんなmaicleanlifeさんに今回は、「キッチンのしまう収納のコツ」を教えていただきます。
スッキリかつ掃除が劇的にラクになる!キッチン「しまう収納」3つのコツ
その1 調理道具は全部引き出しにしまう



「以前は、おたまやフライパン、調味料は吊り下げたりラックに置いたりして出していました。でも、汚れが付きやすくて掃除が大変。 使っていないモノを処分してスペースを作り、調理道具を引き出しにしまいました。 見た目がスッキリするだけでなく掃除が劇的にラクになりました。 一筆書きのように壁を拭ける気持ち良さはやめられません。」
その2 道具は使う場所の近くに「グループ化」して時短に



「鍋やフライパンはコンロ下、ザルやボウルはシンク下に。 使う場所の近くに置けば、取り出すときにスムーズです。 また、油はフライパンと、調味料は計量カップや計量スプーンと同じ場所に置いています。 調理をするときに、動作を少なく距離を短くするために、一緒に使うものは「グループ化」しています。些細なことでも毎日の積み重ねが時短になります。」
その3 一軍と二軍に分けて「一軍」を特別扱いする



「毎日のように使うものを『一軍』、それ以外を『二軍』に分けています。 一軍はキッチンの一番取り出しやすい引き出しなど特等席に入れて、二軍は違う場所に置きます。主に、キッチンツールやカトラリーですが、調味料も使っているものを一軍、ストックを二軍として上下に収納しています。 同じ種類のものでも、置き場所を変えています。 毎日使うモノは取り出しやすく。そうすれば暮らしの日々のストレスが減ります。キッチンツールに限らず文具や日用品も一軍二軍に分けています。」
オススメの収納アイテム

・中が透けて見える
・サイズ展開が豊富
・積み重ねられる
・角が丸くなっているので掃除がしやすい
・垂直なのでデッドスペースが無い
・安い
ジップロックを箱から出して立てたり、吊戸棚に置いて放り込み収納などでも使っています。中が見えるのでインデックスも要りません。大ざっぱな性格の方に放り込み収納はおすすめです。
様々なサイズ合わせて70個くらい、家中で使っていると思います(笑)
最後に、収納が苦手な方へのアドバイスをいただきました

「収納が上手くいかないのは『モノが多すぎる』せいかもしれません。私もそうでしたが、『どうしたら全部入れられるか』『入らないから棚を買おう』『隙間があるから合うボックスを探そう』そんな収納をしていました。 どこに入れるか考える前に、『それは使っているモノ?好きなモノ?』と、よく考えてみるといいかもしれません。モノが減れば、収納は考える必要が無いくらいラクにできるようになります。そして、掃除が簡単になるので綺麗が保てるようになりますよ。」
実は使わないものに囲まれているかも!?

今回収納のコツをお聞きし、注目したいキーワードは「しまう収納」「グループ化」「時短」です。いかに、家事に負担のない収納をカタチつくっていくかがポイント。自分にとって、心地よくストレスのない収納とは何か。maicleanlifeさんは、「しまう収納」でキッチン空間の掃除をしやすく。さらに、一緒に使うものは「グループ化」にして、使用優先順ごとに場所を変えて収納。すべて「時短」へつながる収納術となっていました。これは、キッチンだけでなく、あらゆる生活空間にも当てはめて考えることができるのではないでしょうか。
そして、忘れていけないのは、大前提として教えて下さった、モノとの付き合い方。
日々増殖していくモノとの快適暮らし。「どこに片づけようかな」と考える前に、「これは使っているモノ?好きなもの?」と考えることをお勧めしてくれたmaicleanlifeさん。モノが少なく、必要分だけになることで、心も空間もすっきりとしてくるはずです。
皆さんも、今回教わった収納術を参考に、すっきり快適ライフを始めてみませんか?
maicleanlifeさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!