狭いワンルームでも家にいるのが楽しくなる部屋にするにはどうすればよいでしょうか。狭い部屋の家具配置の基本は、壁に寄せて家具を置き、部屋の真ん中に余白を空けることです。そして背の高い家具をなるべく置かず、低い家具にすることで、圧迫感をなくします。そのうえで、さらに快適にする工夫をご紹介します。
ベッド周りを快適にする
ベッド周りはワンルームの中ではかなり大きい面積になります。そのベッド周りをおしゃれに見えて、かつ快適にする方法をご紹介します。
チェストをサイドテーブルがわりにする
ベッド横にサイドテーブルがあると、目覚ましやランプ、携帯などを乗せられて便利ですね。こちらのユーザーさんはサイドテーブルではなく、小ぶりのチェストを使っています。チェストは引き出し部分を収納に使え、飾り棚の役割もしてくれています。
壁掛け棚をつける
チェストもサイドテーブルも置きたくないという場合は、壁掛け棚を設置するのはいかがでしょうか。こちらのユーザーさんは無印良品の壁に付けられる家具・棚を付け、スピーカーも壁に付けてしまっています。無印良品はシンプルなデザインで、使い勝手も良くていいですね。
キッチンを快適にする
ワンルームではキッチンもかなり限られたスペースです。しかし、キッチンでは料理に必要なものがたくさん置かれる場所でもあります。それらが乱雑に見えないように、そしてキッチンに立ちたくなるようなそんな工夫をご紹介します。
キッチンをカフェ風に
小さなキッチン横にカウンターを作り、トースターやコーヒーマシーンを置き、朝食に必要なものがそろっています。キッチンスペースを効率的に使い、いいお手本になります。リビングとキッチンを分けている棚はキッチンを丸見えにせず、リビング側は見せる収納で、下の部分はゴミ箱などを置くスペースになっています。
リメイクシートで簡単変身
こちらのユーザーさんは、レンガ柄のリメイクシートを使っています。小さいながらもレストランやカフェのキッチンのような印象になっていますね。収納もステンレス製のものを使って工夫されています。
一石三鳥のチェスト
こちらのユーザーさんのキッチンは対面式で、対面部分に少し高めのチェストを置き、そこの中を収納として使っています。上部はカウンターのような使い方ができ、また、キッチンを隠してくれる効果もあります。チェストは一石三鳥にもなっていますね。
収納を工夫する
ワンルームはどうしてもスペースが限られてしまうので、収納を工夫することが重要になってきます。最後に、限られた空間をどう活かすのか、その実例を見てみましょう。
洗濯機上のスペースをスッキリ収納に
洗濯機上の空間をうまく活用しているのが、こちらのユーザーさん。元々棚は1つでしたが、上下に1つずつ突っ張り棒で棚を作り、その前にもう1つ突っ張り棒を付けてカーテンを吊っています。収納ケースを統一し、すべてをモノトーンにしているので、すっきりとして見えますね。
オブジェみたいなトイレットペーパー
こちらはトイレットペーパーの収納のアイディアです。ユーザーさんはタンク上に壁掛けタイプの棚を設置し、さらにその上に階段タイプの壁掛け棚を使い、まるでオブジェのようにしています。なかなか思いつかないアイディアですね。
玄関のドア上部のデッドスペースを収納に
玄関のドアの上の空間をうまく使った収納です。こちらのユーザーさんは、突っ張り棒を渡して、シーズンオフの靴をIKEAの収納箱にしまっています。同じ収納箱なので、スッキリ見えます。
玄関に手作りのシューズボックス
靴の多い方は靴箱に入りきらない場合があるでしょう。こちらのユーザーさんは靴箱が高い所にあって使い勝手が悪いということで、手作りのシューズボックスを作ってしまいました。玄関の面積も限られているので、奥行きを狭く、ポールにヒールを引っ掛けるようにしています。
今回は限られたスペースのワンルームでも快適に過ごすコツということでベッド周り、キッチン、収納を快適に工夫することを提案しました。工夫しだいで、家にいるのが楽しくなる部屋は作れます。ぜひ参考にしてみてください。
RoomClipには、インテリア上級者が投稿した「ワンルーム 快適」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!