欧米風の椅子に座る生活ではなく、かつての日本のように床に近い生活をするロースタイル生活。現代の日本では主流ではないかもしれませんが、生活してみると快適でメリットが多くあります。一体どんなメリットがあるのか、ロースタイル生活ってどんな暮らしなのか、ユーザーさんの実例から見ていきましょう。
ロースタイルのお部屋はいいことづくし
背の高い家具がなかったり、家具の数が少なかったりのロースタイルのお部屋は、壁や床の面積が大きくなるため、実際よりも広く見える効果があります。また地震の際に家具が転倒したり、高いところから物が落ちてくる心配も少ないので、安全性の高い生活スタイルとも言えます。
天井が高く、部屋が広々見える
ロースタイルのお部屋のメリットは、なんといってもお部屋が広く見えることです。低い家具でそろえることで、家具による圧迫感がなく、開放的な空間ができあがります。toshiさんのお部屋はダイニングテーブルが低く、さらに椅子がないので、スッキリとして広く感じます。明るいファブリックアイテムが映えますね。
子どもがのびのびと過ごせる
mochikoさんのお部屋にはダイニングテーブルもソファーもありません。その分お部屋に自由なスペースが多く、お子さんたちが走り回って遊べるそうです。家具がなく、スペースが広いと衝突などの事故も起こりにくくなります。小さなお子さんがいる家庭には、大きな家具のないロースタイルの生活は安全ですね。
ペットにもロースタイルのほうがいい
asami1130さんのリビングの大きなソファーは元々は脚付きだったそうですが、それだとお部屋に圧迫感があったそうです。脚をなくしてローソファーにしたところ、お部屋がスッキリ。他の家具も背の低いタイプなので、お部屋が広々していますね。飼っているワンちゃんの上り下りにも低いほうがいいとのことです。
地震対策にもなる
niko3さんは地震対策としてロースタイル生活を選んでいたわけではないのですが、部屋が広く見えるすっきりとした暮らしを目指していた結果、それが地震対策になっていたことに気づきました。低い家具なら、万が一大きな揺れがきても被害が少なく済むかもしれませんね。
ロースタイルのお部屋にある家具
これからロースタイルのお部屋にしようと考えている方におすすめな家具をご紹介します。高さが低めの家具でそろえれば、お部屋が広々とし、開放感がうまれますね。床に近い生活になると床のかたさや冷たさが心配、という方でもラグなどを敷けば問題ありません。
ロータイプのソファーでくつろぐ
mako2yaさんのお気に入りはこちらのローソファーです。足を伸ばしてくつろぎやすく、寝転がりやすいそうです。おうちでのリラックスタイムに大活躍しているのですね。ちらりと見えるビーズクッションも床でくつろぐ生活で役立つアイテムです。
ローテーブルにはラグを組み合わせる
ところどころに配置されたブルーがさわやかなharuさんのお部屋です。リビングにソファーはなく、ローテーブルが置いてあります。高さがないのでスッキリと広々見え、アクセントクロスも映えますね。ラグを敷いて、さらに座布団タイプのクッションを置いているので、床の硬さを感じないそうです。
ソファー座椅子でリラックス
aipoさんのお部屋にもダイニングテーブルとソファーがなく、床に近い生活を楽しんでいます。ただ、床が冷たいことがあるので、ニトリのソファー座椅子を置いているのだそうです。3way仕様のソファー座椅子をこのように伸ばした状態にして、くつろいでいるようです。ラグも敷いているのでより暖かそうですね。
床でくつろぐためのアイテム
ロータイプの家具と組み合わせて、よりリラックスできる空間を作りあげるアイテムをご紹介します。床に座ったり、ゴロゴロしたりするのは気持ちがよく、至福の時間ですよね。日本ならではのくつろぎスタイルなのではないでしょうか。やわらかい素材のラグやクッションを置くことで、さらにのびのびした気持ちになれますよ。
クッションを何個も置いてみる
こちらはshioyaさんのリラックススペースです。お茶を飲んだり、読書をしたり、ゴロゴロしたり、さまざまなくつろぎ方をされているそうです。インド製のエキゾチックなクッションがアクセントになっていますね。ひとつでなく複数置くことで、寄りかかったり、枕にしたりといろいろな使い方ができそうです。
ふわっふわのラグに寝そべる
kfさんのリビングでは、お子さんが朝日の中で気持ちよさそうに寝転んでおり、思わず見入ってしまいます。毛足の長いふわふわのシャギーラグがとても暖かく、快適そうです。ぬいぐるみのような肌触りで、お子さんが朝いちばんにこの場所に行くくらいお気に入りだそうです。床でくつろぐには最適ですね。
ごろ寝用のアイテムを用意する
ソファーなし床生活のharu711さんのおうちで活躍中なのが、ベルメゾンのフリーシートクッションです。ごろ寝マットとして大活躍だそうです。ポコポコした見た目がかわいらしく、厚みがあるので気持ちよさそうですね。丸めてコンパクトにできるので、お部屋で場所を取らないのもいいところです。
コンパクトなお部屋を広々見せたり、安全面で安心だったりとロースタイル生活はメリットが多いです。床が痛い、寒いなどのデメリットもアイテムしだいで解決できます。スッキリ暮らしたいとお考えの方は、床に近いロースタイル生活はいかがですか。
RoomClipには、ユーザーさんが投稿した「ロースタイル」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!