RoomClipユーザーがだいじにだいじに使い続ける愛用品を紹介する連載。今回は、アートが映えるホワイトベースのモダンインテリアを楽しまれているaoipenさんに、お宅で活躍する「Guido de Zan(グイド デ ザン)のフラワーベース」をご紹介します。
今回教えてくれたユーザーさん♪
ご紹介いただいた愛用品
イタリア・ミラノを拠点に活動する、陶芸家グイド デ ザン氏のプロダクトによるフラワーベースです。独創的なフォルムに描かれた表情豊かな遊び心を感じる手書き模様は、どこか懐かしい気持ちを誘います。
サイトを見る生き生きとしたデザインに感じた、ものづくりの楽しさ
aoipenさん宅は、凛と透明感のあるホワイトを基調としたモノトーンをベースにコーディネートされています。そこにバランスよく配置された雑貨や植物がアートのように美しさを際立たせて浮かび上がるのが特徴的。どこをとってもフォトジェニックで、眺めているだけで爽やかな心地にさせてくれます。そんな空間から選んでいただいた愛用品は、そのものも独特の存在感を放つフラワーベースです。まずは、出会いと魅力からお伺いしていきます。
「ミラノにあるグイド デ ザン氏のアトリエで買わせていただいた作品です。ドローイングがそのまま具現化したようなフォルムに、生き生きとしたものづくりの楽しさを感じてひと目惚れでした。片面は踊るような乳白、反対側は力強いブラックで絵付けされていて、ガラッと雰囲気を変えられるところも魅力です。」
枝ものを生けるのが好み
「縦に長いものを意外としっかり受け止めてくれるので、雲龍柳やユーカリなどの枝ものをざっくり生けるのが好きです。茎の長い大きめのお花を一輪だけ挿しても絵になります。」
一見、どんなものをどう生けるのが良いのか迷いそうなフォルムですが、実際に植物を挿してみると安定感があります。見た目の個性と機能美のギャップも、こちらのアイテムの面白味かもしれません。サラッと枝ものやグリーンだけを生けても、華やかな雰囲気にしてくれるのも素敵です。
生けるときは、作品づくりのように試行錯誤
「作品そのものが絵画や彫刻のように美しく、口の形が円ではなく扁平なので、花と花瓶のバランスが難しくもあります。花を買ってくるたび試行錯誤しています。」
どの角度で植物を見せようか、フラワーベースはどちらの面を使おうか……単純に買ってきた花を飾るのではなく、あれこれ最適を考えたくなります。でも、その難しさがまた楽しい。ひとつのフラワーベースで、花のある暮らしがさらに豊かになりそうです。
ただそこにあるだけで目を惹き、華を増す
無地の透明ガラス、カットの入ったもの、陶器などフラワーベースにもいろいろあります。どれに飾るかで、同じお花でも見え方が異なるので好みにあったものを探すのも楽しいものではないでしょうか。aoipenさんの愛用品は、歴史ある芸術作品のようなヴィンテージ感と革新的なモダンさ、そしてユーモア、様々な要素がギュッと凝縮された、そこにあるだけでアートになるひと品でした。どんな植物を飾っても絵になります。面で模様が違うので、気分に合わせやすく飽きを感じにくいのも魅力。ぜひ、参考にしてみてください。
aoipenさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!