「ユニットシェルフを基地にした、気持ちよく定位置に隠す収納」 by aaさん

「ユニットシェルフを基地にした、気持ちよく定位置に隠す収納」 by aaさん

RoomClipユーザーの収納に関するtipsを紹介する「収納のコツ」連載。

今回ご紹介するのは、すっきりとシックなインテリアで色々な雰囲気を楽しめる空間づくりをされているaaさんです。効率よく生活感を希薄にする収納のコツを教えていただきました。

今回教えてくれたユーザーさん♪

昨年9月からRoomClipの投稿をはじめました。リフォームをしながら、狭小住宅に32年間住んでいます。LDK全体の色合いが渋いので、お花の明るさを取り入れるためのプチブーケを欠かさないようにしています。平日朝はコーヒースタンド、日曜午後は紅茶カフェ、夜はバー風など、小物や食器で雰囲気を変えて楽しんでいます。

定位置×見せない

aaさん宅のLDKは、どこか艶っぽさを感じさせるシックな雰囲気が魅力的です。こうした空間でも、家族で暮らしていれば必ず生活感や雑多が生じるもの。でも、それを感じさせませんね。見渡してみると、一角に収納要素がギュッとまとまっていることに気が付きます。どういったこだわりや工夫を背景に、このスタイルに辿りつかれたのでしょうか。まずは気になるその辺りからお伺いしていきます。

aaさん

「基本は「定位置を決め、見えない収納』です。その反面、物を並べて眺めることも好きだったりします。動線を考えて使う場所にしまうことを大切にしています。家族の共有品のわかりやすさや、収納グッズを無印良品でそろえて出す統一感もこだわっているポイントです。」

隠したい、でも魅せたいものや愛でたいものもある!このジレンマ、多くの方が抱えているかもしれません。むしろ、隠してすっきりしたからこそ、好きなものを魅せたい……そんな余裕も芽生えるものではないでしょうか?そこでここからは、まずおさえておきたい『定位置×隠す』を効率よく行うaaさん流の工夫とテクニックに注目していきます。ベースにはユニットシェルフ活用がありますので、住まいに収納が少ないまたは足りないとお悩みの方も必見です。

ユニットシェルフとつくる、効率よく隠す収納のコツ3つ

その1 無印良品のアプリで綿密に計画する

aaさん

「無印良品のユニットシェルフシミュレーターアプリで、棚板の設定や収納用品の選択から、どこに置き何を隠すか、計測もしながら考えました。引き出しだけでなくフラップ扉も取り入れたり、ワゴンにゴミ箱キャスターを置いたりと、工夫しています。ワゴンの上は、アイロン掛けスペースにも配膳スペースにもなると柔軟に使えます。シミュレーターのおかげで、より自由度の高い定位置決めができました。」

その2 衣類は生活動線上に自然に隠す

aaさん

「我が家の場合、洗濯機から脱衣所への移動でLDKを通ります。そこで、乾燥後の各自の衣類をLDKの棚にしまうことにしました。やわらかポリエチレンケースと木製の引き出しが定位置です。来客時は、ポリエチレンケースを洗濯機置き場に移動すれば生活感をより希薄にできます。空いたスペースは、ゲストの荷物置きにしています。」

その3 家族の習慣とすっきりの折衷案を模索する

aaさん

「帰宅後、13畳しかないLDKの床にビジネスバッグを置く習慣が家族にはあります。2個ならまだしも、4個並ぶとさすがにストレスです。そこで、ビジネスバッグ専用の隠せる定位置をつくりました。棚の右下段、黒のフラップ扉がその1です。それでは足りないので、ワゴンの下を2つ目の定位置としています。」

オススメの収納アイテム

ITEM無印良品のポリプロピレンメイクボックス
PRICE150円(税込)

メイクボックスという名ですが、キッチン収納でも大活躍です。四隅が丸いので、角があるより汚れたときに拭いたり洗いやすいです。幅や高さの種類が豊富で、スタッキングもできフタもあります。縦+1/4(290円)はシンク下段の引き出しで、レトルト用品の保管、20cm位のお皿を立てて収納しています。

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最後に、収納が苦手な方へのアドバイスをいただきました

aaさん

「まずはモノの定位置を決めます。形が固定した物は縦か横、または重ねて並べてみます。物の向きは正面か横で同じにそろえます。形が変わるものは、ボックスや仕切りを使うのがおすすめです。位置を決めて、後は並べるだけ。『定位置に並べるだけの収納』はいかがでしょうか。」

急がば回れ!が快適な暮らしには大切だった

家をすっきりさせる、その近道は雑多なものを隠すことかもしれません。でも、雑多さを生み出すものって概ね『毎日使うもの』です。だから、ただ隠すだけではリバウンドは必然。aaさんの基本の隠す収納は、動線や家族の習慣、ものの性質、いろいろなものに配慮を尽くす『遠回り』をしているからそんな必然を避けることができます。

また、ユニットシェルフの使い勝手のよさも抜群でした。シミュレーターで丁寧に収納計画をしたうえで、必要なアイテムをそろえ、配置する手のかけ方も参考にしたいポイントです。毎日を楽にしたい、軽くすっきりさせたいなら、急がば回れ!最初の試行錯誤と手間暇がものを言うんですね。


aaさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!

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