土間と言えば、京都の町屋の細長い土間や、古民家の広い土間が頭に浮かびます。そんな土間が、今また見直されてきました。家の一部、リビングの一部として、間取りに取り入れられています。快適でステキな土間のある暮らし、そんなライフスタイルをご紹介します♪
リノベーションでよみがえる和の土間玄関
昔の日本家屋の玄関は、広めの土間を持つ間取りが多かったようです。縁側があったり、一段ステップがあったり、独特の形がありました。歴史を積み重ねた日本家屋をリノベーションして住まわれている方達の実例からご覧ください。
昔ながらの広い土間
昔ながらの格子戸がステキな広い土間は、天井も高く、のびのびできるスペースです。このステキな土間は絵本の図書館にされているそうです。アラジンのストーブ、木の小学校の椅子、跳び箱、レトロでおっとりとした雰囲気は、落ち着いて絵本の世界にひたれそうですね。
縁側がつなぐ土間と和室
土間から直接部屋につながる作りでも、そこに縁側があると雰囲気が変わります。土間と畳の間に木の縁側が、土間に玄関としての落ち着きを与えるようです。土間に縁側、畳の緑に三毛猫・・・昔の日本映画に出てきそうなワンシーンですね。
ステップのある土間からの入り口
こちらは、部屋と少し段差のある土間なので、ワンステップやはり縁側風のものがサイドについています。靴をぬぐ日本人の生活にあった機能性が、昔ながらの土間にはあるようです。引き戸のガラスが、玄関土間を明るくしています。ここにも、ネコが♪
くつろぎの空間になる土間
広い土間空間なら、第2のリビングとしても活用できます。ソファやテーブルを置いて、くつろぐスペースを作ってみてはいかがでしょう?窓を大きく取れれば、温室のようにグリーンを育てたり、外を眺めながらカフェタイムも楽しめそうです。
趣味を楽しみながらくつろぐ空間
おしゃれなカリモクソファーが置かれた広々とした土間は、お部屋を一つなくして土間兼バイク用のガレージにしたものです。白い壁に囲まれた明るい空間に、カリモクソファーがお似合いです。お部屋同様、土間も爽やかな西海岸風のインテリアですね。
日当たりの良いカフェ空間
片側が全面掃き出しの大きな窓になっているので、土間スペースは日当たりが最高です。ちょっとレトロなデザインのソファとテーブルが、落ち着いた雰囲気を作っています。置かれたグリーンがどんどん成長しそうですね。
2階に続く土間で開放的な家に
広々とした土間の上を上って行く階段。それは、家の中にあって、そうでないような不思議なポジションです。そして、土間は吹き抜けで2階に続く空間になり、2階は家の外とつながる開放的な空間になります。
明るい通り抜けのできる土間を上る階段
階段下も土間にして広々と
リビングと土間部分は仕切り戸を開けて置いても違和感のなく統一されたインテリアになっています。土間から直接上がれる階段が、インダストリアルなデザインでお店のようです。土間に階段を置いたことで、玄関が広々として、シンプルなインテリアが映えますね。
土間とリビングを一つの空間にする
玄関を上がって廊下を通ってリビングへ、ではなく土間を廊下代わりに、直接リビングに入る間取り。モダンなインテリアの家に、古民家のようなくつろいだ雰囲気をプラスしてくれます。土間の使い方はそれぞれでも、リビングに欠かせない空間です。
土間には薪ストーブが似合う
リビングに続く玄関の土間に、薪ストーブと灰かきなどいろいろな道具も一緒にセッティング。ストーブも、灰入れも、薪置きも、全てレトロなデザインで、土間のフォーカルポイントに。このストーブなら、土間に続くリビングの広い空間も、頼もしく暖めてくれそうです。
土間の壁はリビングの壁
ぐるりと囲む土間で広がるリビング
リビングの2辺を土間で囲み、引き戸を開ければ一体化したスペースになります。光がふんだんに入る土間は、広いだけではなく明るく暖かい玄関を作っています。引き戸を閉めれば、独立した玄関スペースにもなるので、使いやすそうですね。
いろいろな土間のスタイルをまとめてみましたが、いかがでしたか?広い土間は、ライフスタイルで使い方がいろいろあるようですね。昔から日本にあった土間を、ステキに使っていけたら良いですね。
RoomClipには、インテリア上級者の「土間」のオシャレなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!