タペストリーとは、装飾のために壁に吊り下げる織物のこと。その歴史は古代ギリシャまでさかのぼりますが、最近では紐や毛糸を編み込んだWeaving(ウィービング)をはじめ、様々な布地を壁に掛けるタペストリーが人気です。今回は、インテリアに合わせた様々なタペストリーとその飾り方、コツをご紹介します!
布地タペストリーの飾り方
壁に布を1枚飾るだけで、お部屋のムードを演出できるのがタペストリーの魅力。大きな布地から手仕事の風合いのある小さな布地まで、ユーザーさんのタペストリーの飾り方を見てみましょう。
大判の布地を壁一面に飾る
涼しげな水玉模様が素敵な大判の布地を、壁一面に飾っています。まるでアクセントクロスのように壁を彩ってくれますね。
バティック布でエキゾチックに
お手製のクロスステッチの布地を壁に掛けるだけで、エキゾチックな雰囲気に。タペストリーに重なるよう手前にチェストを置くと、空間に奥行きが出ますね。
手刺繍の布地を枝に吊るす
手作りのこぎん刺繍の布地を枯れ枝に吊るしたタペストリー。周りに何も置かないことで、丁寧な刺繍の模様が際立ちますね。
手ぬぐいをタペストリー棒に吊るす
お気に入りの柄の手ぬぐいは、こんな風に専用の棒に吊るすと素敵なタペストリーに。掛け軸のような雰囲気があるので、枝ものなど植物を添えるコーディネイトが似合いますね。
Weaving(ウィービング)の飾り方
手織りで作る自由度の高いインテリア装飾として人気のWeaving(ウィービング)。1つで十分に存在感のあるウィービング。お部屋の中でコーディネイトしながら飾るコツをご紹介しましょう。
板壁+ウィービング
足場板で作られたアクセントウォールにウィービングを掛けています。足場板やパレットの無雑作感とウィービングの雰囲気がぴったりで絵になりますね。
古道具+ウィービング
味わい深い古道具の引き出しと、シックな色合いのウィービングがマッチしていますね。花パインがコーディネイトのつなぎ役になっています。
流木+ウィービング
ドライフラワー+ウィービング
壁に掛けたフレームと巧妙なバランスで配置されたウィービング。ドライフラワーの枝を使うのも素敵ですね。
男前タペストリーの飾り方
男前スタイルのお部屋にもタペストリーはよく似合います。カチッとキメずにラフに飾ったり、無骨な雰囲気を出したり、ユーザーさんの男前なタペストリーの飾り方を見てみましょう。
デニム生地をラフに飾る
カレンダーだったデニム生地の裏にステンシルをしたタペストリー。ソファの後ろにラフに飾るのがいい雰囲気ですね。
バスロールサインと無骨なラダー
バスロールサインのタペストリーと、サビ感のある無骨なラダーが男前なディスプレイ。タペストリー1枚で雰囲気のある背景を作り出します。
ヴィンテージデスクに地図を飾る
フランス製ヴィンテージのスクールデスクの前に掛けられた、ヨーロッパ地図のタペストリー。学校+地図など、テーマでまとめると絶妙なコーディネイトになりますね。
いかがでしたか?壁に1枚飾るだけでお部屋の雰囲気を演出してくれるタペストリー。近ごろ話題のウィービングも独特の味わいがあって素敵ですね。ぜひみなさんも、お部屋の壁にタペストリーを取り入れてみてはいかがでしょうか?
RoomClipには、インテリア上級者の「タペストリー」のオシャレなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!